2008-08-31

夏の終わりの日曜日

青空の広がる日曜日、
今後2週間のデザインタスクを
県央の某ファミレスにて
027氏と打合せ。

明日からは9月。

暑い盆休みと、
熱いオリンピックを過ぎて、
ようやく秋に向かって動き始めた感じ。

遠くアメリカでは、
カトリーナ級のハリケーン
“グスタフ”が近づいているようで、
100万人規模での避難が行われているらしい。

今回のほうが
何だか強そうな名前である。

台風シーズンを迎える日本も
人ごとではないので、
温暖化で巨大化した敵に立ち向かう
心構えをしっかりしておきたい。

大船駅に着くと、
女子高生らしき集団が、
キャッキャとハイテンションで
騒いでいる。

耳をすますと、
14時~15時くらいにかけて、
ほど近い鎌倉女子大交差点~原宿方面を
今日の主役エドはるみが走っていくらしい。

一瞬、足が向きかけたが、
今日の予定も詰まっていたので、
おとなしく我が家へと戻る。

こちらでも、
地域の夏まつりが行われており、
広場から風に乗って聞こえてくる祭囃子と、
神輿や山車をひく子供の歓声が、
ちっちゃな町内をこだましていた。

いろいろな場面で
夏の終わりを実感した
最後の日曜日だった。


<今日の逸祭>
大人神輿を取り巻く人波を、
我が家の2階の窓から望む。
参加者がめっきり少なくなっていって、
祭りの存続が危ぶまれていた時期もあったが、
今はこうして以前の活気が戻ってきた。
露店で買ったフランクフルトを食べながら、
日本の伝統は残さないと・・・と、
もの思いにふける夏の夜。

2008-08-29

青空、雷鳴、ゲリラ雨

ここのところの局地的な豪雨を
「ゲリラ雨」という言うようだが、
うまいことその天候を言い表している。

今日の鎌倉市内も、
さっきまで日が射していたかと思うと、
あっという間に墨汁をたらしたような雲で覆われ、
ドリフのコントのような雨が落ちてくる。

MACに向かって集中していると、
再びの太陽光線が窓から差し込み、
外を眺めると秋の青空が広がっている・・・。

夕方すぎからは、
すさまじい雷鳴と共に、
また大きな雨粒が屋根を打ち付ける。

雷が光ってから音が聞こえるまでの時間が、
1秒で340メートルの距離と記憶しているので、
これを書いているまさに今は、
5秒ほどの時間差があるので、
落雷地点からは、
まだ1,700メートルほど
離れているようだ。

これだけの雨が降ってくると、
以前であれば
目の前を流れる
砂押川の増水が気になり、
オチオチ寝ていることも出来なかったが、
家を新築してからは、
基礎も50cmほど上がっており、
幾分の安心感がある。

下流の治水対策も進んだおかげか、
今日の雨では、
まだまだ溢れ出るまでには
余裕がある。

うちの近所のように、
洪水対策が進んできた地域がある一方で、
TVのニュースからは、
都市型洪水の被害を受けた
目を覆いたくなるような地域の
映像も次から次へと流れている。

根本的な原因である
温暖化への対策も含めて、
ボクら全員が行動していかないと・・・。

日本にも、
Oバマ氏やKムタク総理のような
若きリーダーが必要かもしれない。


<今日の逸品>
健康な塗り壁をアピールする
A5サイズの小冊子。
どの業界においても、
もはや環境、健康、自然、エコ抜きには
語ることができない。

2008-08-27

The 1st anniversary

2007年8月27日に、
027氏と街づくリエイター合同会社を起業して、
今日でちょうど1年を迎えることができた。

Happy 1st anniversary !!!

それもこれも、
いろいろな接点で関わることができたみなさんとの繋がりがあってのこと。

本当に、本当に、
ありがとうございました。

そんな創立記念日は、
顧問の011氏も含めた3人で、
第2期以降のマチクリの進むべき方向を
意見交換し、その道を定める。

新たな柱となる予定の
商品ラインナップのアイデアも
いろいろと出てきて、
今後の楽しみがまた1つ増えた。

その後、
サポーターの164先生に加わっていただき、
コラボレーション企画の打ち合わせをし、
164先生に紹介いただいた
お袋の味を堪能できる料理屋で食事をし、
これまた164先生の馴染みである
ミニカーとガンダムとエヴァのフィギュアが並ぶ
オトナの秘密基地っぽいバーへ。

今日だけを振り返ってみても、
また大切な人と人との繋がりから
新たな出逢いと新しい発見に
出くわすことができた。

自分との、
マチクリとの出逢いが、
相手のみなさんの人生においても、
大切な出逢いだった・・・と、
後で振り返ってもらえるように、
2回り目の1年も、
知恵とアイデアを結集して、
最善のデザインを
アウトプットしていこう。


<今日の逸品>
ボクのデスクトップ画面の切り抜き。
コーヒーを飲むと(想像すると)リラックスできるので、
スタバのリストルマスターとマチクリくんとの勝手コラボ。
いつか正式にコラボできる日を夢みて・・・。

2008-08-26

小松フォークリフト

今日も朝から雨が降っている。

晴れやかな気分にはなれないが、
落ち着いて何かをするにはちょうどいい。

昨日と違って風がほとんどなく、
シトシトと上から下へ雨粒がまっすぐ落ちてくるので、
窓を開けたまま仕事ができる。

肌にさわる冷たいキリッとした空気は、
間違いなく秋の空気だ。

昨年もここに書いた気がするが、
この空気感を感じると、
淡路島へ住宅営業で
出向に行っていたときの風景が、
いっきにボクのアタマの中に戻ってくる。

みんな元気にしているだろうか。

引き渡したお客様は
幸せに過ごしているだろうか。

そうだ、
グーグルのストリートビューで、
淡路島の見慣れた土地へ飛んでみよう。

先日、
日本でもサービスが開始された
その魔法を使ってみた。

3ヵ月間通った、
徳島から洲本への道すがらの風景が、
パソコンの画面上に現れた。

キリッとした空気が再び蘇る。

マウスを動かすたびに、
Uホームのモデルハウスがあった場所が近づいてくる。

あった場所・・・。

そう、洲本店が既に閉鎖されていることは
前職の親友に聞いて知っていたのだが、
現状その場所がどうなっているのかは知らなかった。

500m。

100m。

10m。

1m。

・・・。

そこにモデルハウスは無く、
小松フォークリフトの店舗になっていた。

予想はしていたが、
思い出の詰まった風景が、
消えてしまうというのは辛いものだ。

街ごと一瞬にして消えてしまった
四川の人たちの気持ちが少しダブる。

それでも、人間の凄いところは、
空気の冷たさや匂い、音を感じただけで、
当時の記憶が鮮明に蘇ってくること。

その場所のその風景が無くなっていても、
そこで過ごした思い出と風景は
毎年毎年、季節と一緒に帰ってくる。

あぁ、人間で良かった。


<今日の逸品>
一世を風靡した
“デザイナーズ”住宅のマイソク広告。
黒の背景に切り取った内観・外観写真を乗せて、
キャッチコピーと平面図を添える・・・。
当時は猫もしゃくしもこのレイアウトスタイルを取っていたが、
先日のグッドデザインEXPOの
住宅・建築部門のプレゼンが、
ほとんどがこのスタイルだった。
素晴らしいレイアウトは時を選ばないのか、
トレンドが1周して再び戻ってきたのか。

2008-08-24

GIFT

北京オリンピックが閉幕して、
いつもの日常が帰ってくる。

 一番きれいな色ってなんだろう?
 一番ひかってるものってなんだろう?
 僕は探していた 最高のGIFTを
 君が喜んだ姿をイメージしながら

 本当の自分を見つけたいって言うけど
 生まれた意味を知りたいって言うけど
 僕の両手がそれを渡す時
 ふと謎が解けるといいな
 受け取ってくれるかな

 長い間君に渡したくて
 強く握り締めていたから
 もうグジャグジャになって
 色は変わり果て
 お世辞にもきれいとは言えないけど

 白か黒で答えろという
 難題を突き付けられ
 ぶち当たった壁の前で
 僕らはまた迷っている
 迷ってるけど

 白と黒のその間に
 無限の色が広がってる
 君に似合う色探して
 やさしい名前をつけたなら
 ほら一番きれいな色
 今君に贈るよ

ミスチルもNHKのテーマ曲で
こう歌っていたように、
日本はメダルの数こそ
アテネに遠く及ばなかったが、
選手たちの頑張っている姿と、
それぞれの物語を聞いていると、
全員に心から拍手を
贈りたいキモチになる。

確かに今回の中国は、
地元開催ということもあり、
51個の金メダルという
素晴らしい成果を上げた。

でも、良く考えれば、
67憶人の世界人口のうち、
13憶人を占める中国人
・・・つまり5人に1人が中国人であることを考えれば、
約300種目の金メダルの1/5、
60個までは獲得して当然なのだ。

むしろ1.3憶人と、
中国の1/10の人口で、
9個もの金メダルを獲得した日本のほうが、
確率的には素晴らしいということになる。

メダルの色は関係ないと
言っておきながら、
適当な屁理屈で納得している自分がいるが、
やはり、
このオリンピックというものは、
無意識のうちに、
ナショナリズムの高揚に
繋がっているんだなぁ。

2012年ロンドン、
そして2016年トーキョーを目指して(?)、
明日からの4年間、
ボクもまた頑張っていこう。


<今日の逸品>
トリミングした実例のモノクロ写真を
イメージフォトに活用した卓上カレンダー。
2004年、アテネの年。
もう4年も経つんだなぁ・・・。

2008-08-22

大量破壊兵器

ご支援先の集合住宅と、
お世話になってる親分の取組みが、
エントリーしているということで、
今日から東京ビッグサイトで開催している「グッドデザインEXPO2008」に足を運ぶ。

2つの展示を軽く見学しよう・・・くらいの心構えで、027氏と共に18時の開場を待っていると、そこには数百メートルもの長い行列が・・・。

行列が一段落したら、
ゆっくり中へ入ろうと思っていたが、
なかなか途切れる気配を見せないので、
遅ればせながらゴールデンウィークの
TDL並に連なる列の最後尾へ。

1時間弱の待ち時間を経て、
ようやく会場内へ侵入する。

なるほど、
これまでして人々が列をなす
理由がわかった。

そこには、
さまざまな分野の、
興味深い品々が溢れかえっている。

彦麻呂的には、
デザインの万国博覧会やぁ~って感じか。

 持ち運び可能な折りたたみ書斎。

 キャノン砲のようなプロジェクター。

 存在感抜群のクレーン車。

 SFチックなCTスキャン。

 四角くデカく進化する電化製品の数々。

 セグウェイを超えた立ち乗り電動車。

それらの姿は、
そのうち027氏のブログに登場するだろうが、
どれもこれも右脳を刺激し、
明日へのアイデアに繋がるものばかり・・・。

いやぁ、久しぶりにワクワクするイベントだった。

帰りに送っていただいた車中から眺めた
東京イチの夜景ポイントも圧巻。

使わせてもらいます・・・。


<今日の逸枚>
1時間してようやく辿りついた
EXPO会場の入り口。
明後日24日(日)までの開催ですが、
興味ある方はぜひ。

2008-08-21

ゆっくり、ゆっくり

今日は久しぶりにゆっくりスタート。

昨日、マチクリサーバーを立ち上げ後に、
ラゾーナ川崎の沖縄料理店で、
美味しい夕飯をご馳走になった。

絶品のオリオンビールと
泡盛のシークワーサー割が効いたのか、
シメのウコン茶の力も及ばず、
目が覚めたら9時を回っていた。

いけない、いけない。

どんなに睡魔に襲われても、
寝る前にアラームを設定できるくらいにならないと・・・。

意識的なゆっくりスタートは良いが、
結果的にゆっくり・・・はいただけない。

次の飲みの際には気をつけよう。

東北の会社さんの
フリーペーパー広告を作成しながら、
裏では昨日立ち上げたサーバー内の共有フォルダに、
デザインデータと写真&イラスト素材を
少しずつ移行していく。

100%近いパワーを消費しているのか、
PCは触れないほどの熱さに燃えたぎっている・・・。

今年初めてのアイスノン登場で、
なんとか平熱に戻るが、
同時にいろいろと動かすのは
やめたほうが良さそうだ。

PCも大事なパートナー。

身体をいたわってあげるのも、
大切な役割と心得て、
ゆっくりマイペースでいきましょう。


<今日の逸品>
写真メインの折り込みチラシ。
ライフスタイリングハウスをうたった
オトナ・デザイン。
光の回り具合がとても感じの良い、
お気に入りの写真を活用。

2008-08-19

タイムカプセル

昨日今日と、
いつものリズムを取り戻すべく、
鎌倉オフィスにてデザインを進めていく。

隣りの建築現場も、
盆休みを終えてスピードを上げてきたようで、
9時前から地面を掘る音が鳴り響いている。

どうやら、
下水工事が始まったらしい。

3階建ての4棟現場のうち、
まず2棟を建てて様子を見るもよう。

3,500万円くらいで販売するようなので、
まぁ、ほどなく売れるのではないだろうか。

まだ基礎ができたところなので
想像がつかないが、
立ち上がってきたらどの程度の
圧迫感になるのだろう・・・。

消えてしまう西窓からの風景を、
きちんと目に焼き付けておこう。

そうこうしていると、
MACに見慣れぬ警告文が現れた。

 『タイムマシンバックアップ用の
  ハードディスクがいっぱいです。』

・・・。

タイムマシンとは、
今のMACのOSに標準で付いている
バックアップシステムで、
1時間刻みに過去のデータを復活させられる
ありがたい機能なのだが、
その保存先に設定したハードディスクが、
7~8年前に購入したものなので、
容量が足りなくなってしまったのだ。

120GB。

当時は、
かなりの大容量だったものだが、
時の流れは早いものだ。

8ビットのファミコンが、
16ビットのスーパーファミコンになったときの
衝撃は何だったのだろう・・・。

という訳で、
500GBの新たなパートナーを購入。

1TBというのもあったが、
まぁ、まずはこの辺にしておく。

タイムマシンの機能と完全にリンクする
MAC純正のハードディスクは、
その名も「タイムカプセル」。

いかしたネーミングだ。

これからよろしく!


<今日の逸枚>
先日のブログで紹介した
高知の特別天然記念物「杉の大杉」。
樹齢3,000年の日本最大の杉の木なのだが、
「杉の大杉」って、杉だから大杉な訳で、
わざわざ「杉の」って付ける意味がわからず・・・。

2008-08-17

ニッポンの夜明け

妻の実家での盆休みを終えて、
無事、高知より帰鎌。

今年の高知の陽射しも、
例年のようにキラキラ、ギラギラ。

小学生がクレヨンで描いたように
四国山地の緑と太平洋の青、
積乱雲の白がクッキリ目に飛び込んでくる。

2日目、
特別天然記念物という
日本最大の杉の木を訪ねる。

樹齢3,000年を超えるという大杉は、
美空ひばり氏も成功を祈願に訪れたという神木。

3,000年後の地球を想いながら、
清らかな気持ちで手を合わせる。

3日目、
今年は例年になく、
家の前の浜で魚が釣れるというので、
義父と共に早起きをして
テトラポット上から釣り糸を垂らす。

朝日の中で、
潮風を受けながら、
波の音を聞いているだけで、
脳の奥のほうがリフレッシュされる心地・・・。

2時間ほどで、
高知でコクトウと呼ばれている
ちっちゃいイシダイのような魚と
ボラの仲間が4~5匹釣れる。

自然と一体になれる
素晴らしい趣味を教えてくれた義父には、
感謝、感謝である。

4日目、墓参り。

おばあちゃんを連れて、
太平洋を望むおじいちゃんの墓へ。

海風が強く、
葉っぱを掃いてるそばから、
風に巻き上げられて振り出しに戻る・・・。

線香に火を付けるのにも、
一苦労、二苦労・・・。

それでも、
やはりご先祖に手を合わせ、
おばあちゃんの笑顔を見ると、
清々しい気分になる。

それ以外の時間は、
ほぼオリンピックをTV観戦。

日常では考えられないほど、
“何もしない”という贅沢な時間の使い方・・・。

さぁ、また明日から。

時計を日常のリズムに戻して、
頑張っていこう。


<今夏の逸枚>
実家の目の前の浜にて、
桂浜方面から昇る朝日を浴びる。
ニッポンの夜明けは近いぜよ~。

2008-08-12

里帰り・イブ

銀座オフィスにて、
久しぶりの単純作業。

マチクリレポート第4弾の発送に向けて、
せっせと印刷、ホチキス、印刷、ホチキス・・・。

そんな事務的な仕事も
キライじゃない。

そして、
はじめての宛名ラベル印刷。

エクセルでリストを整理し、
そのデータをワードへ転送して印刷するのだが、
これがなかなかうまくいかない。

過去に、007氏、011氏、002氏と、
同じ罠に掛かり続けてきているのだが、
こればっかりは、どうにもならないようだ。

第3弾でラベルを印刷した際にも、
横からその流れを見てメモっておいたのだが、
同じメニューに行き着かない・・・。

027氏にWEB上の説明書をいただいても、
XP用の解説のため、
VISTAでは画面構成が異なり、
同じように進められず・・・。

結局、1時間ほど自分のカンにまかせて
あちこちをいじっているうちに、
バッチリ印刷することができた。

ただ、第5弾印刷時に、
同じようにできるか自信がない・・・。

終わってみれば、
明らかに“複雑”作業な1日であった。

明日からは盆休みで、
妻の実家、高知へ里帰り。

マチクリでの、
7月末決算→8月盆休み突入の流れは、
区切りがついて非常に良い流れだ。

高知の実家はE-Mobileが繋がらないため、
17日(日)夜に帰宅するまで、
GNK(あ、ブログタイトルの略です・・・)
は休止します。

では、良いお盆を!

加油!日本!!!


<今日の逸品>
ライフスタイルを提案する季刊新聞。
全く住宅営業色を出さないこのような形態のツールは
いろいろな会社で取り組んでいるが、
中でもこれは完成度の高いツールであった。
プロのカメラマンにて撮影、
プロのコピーライターにて文章作成、
プロのデザイナーにてレイアウト。
費用がかかり過ぎて長続きしなかったのが残念・・・。

2008-08-11

Samurai Never Knows

世の中、
オリンピック一色で、
TVもネットも新聞も雑誌も、
お祭りモードだ。

自宅でデザインをしているボクは、チャンネルを回せば、
いつでもLIVE観戦できる環境・・・。

あまりにも誘惑が大きく、
どうやって集中力を保てば良いか、開幕前から心配で、
いろいろ頭をひねっていたが、
いざ始まってみると、
逆に良いサイクルとなって
仕事もサクサクとはかどっている。

1)注目してる種目の放送時間を
  朝イチで確認する。
  (今日で言えば11時半の100M平泳ぎ決勝)

2)その時間を空けるために、
  前後で集中してデザインを進める。

3)その他の種目は
  夜のダイジェストでチェック。

4)次の日に注目の種目が多い場合は、
  前日に前倒しでデザインを進めておく。

などなど・・・。

1週間の中での
オンとオフの切り替えに加えて、
1日の中でのオンとオフのスイッチングも、
結構うまく調整できるようになってきたようだ。

それにしても、
有言実行の北島はスゴイ・・・。

サムライである。

これまでどんな時でも、
マイクとカメラが向けられると、
堂々と自分のコトバで
ありのままを表現してきた彼が、
レース後のインタビューで、
タオルに顔をうずめ、
コトバを失ったときには、
ボクも現地の松岡修造とともに、
なんとも言えない熱い気持ちになった。

スポンサーからの要望で、
米国での決勝のTV放映時間を考え、
夜予選→朝決勝という変則スケジュールに
なっていることを聞いた際には、
その商業主義っぷりに、
ちょっと悲しい想いになっていたのだが、
本当のプロ魂を持ったサムライには、
そんな周りの環境や雑音なんて、
全く関係無かった。

どんな環境のもとでも、
自分本来の力を発揮できること・・・
ボクらグラフィックデザイナーにとっても、
すごく大切なことだ。

いつでもプロ魂をもって、
上を目指していこう。


<今日の逸品>
数年前の折込チラシ。
最近、雑誌風のツールデザインが
各方面で重宝されているが、
この頃も雑誌風の顔を活用していた。
雑誌の表紙デザイン・・・
デザインを追及していくと、
必ずこの表紙フォーマットに
行き着くようになっているのかも・・・。

2008-08-09

踊る阿呆

お世話になった徳島の会社さんへ、
夏恒例のご挨拶へ馳せ参じる。

前職のコンサル会社のときに、
まだ試行錯誤しながら
分譲販売支援のノウハウを
小隊メンバー全員でつくりあげた
マチクリにとっての聖地であり、
ボク個人にとっても、
住宅営業の出向を通して、
今後の歩んでいく道を
考えるきっかけとなった場所であり、
妻と出逢った土地でもある。

そんな聖地巡礼なので、
027氏を筆頭に前職のメンバーも含めて
総勢6名の小隊メンバーが終結する。

この日は、
徳島の先陣をきって
鳴門で阿波踊りが開幕する日だったので、
社長さんの手配してくれた桟敷席で、
熱い生命力を体感する。

その後も、
タコ天の美味しい居酒屋さんでの二次会、
日本一の鳥の唐揚げを堪能できる
パラレルワールドなMよしでの三次会・・・と、
徳島の熱い夏を満喫し、
明日からのエネルギーを注入できた。

このように、
仕事の付き合いを超えて時間を共有できる
人と人との繋がりがマチクリの背骨であり、
生命線となっている。

ボクたちを変わらずに迎えてくれる社長さんや、
もうすぐ結婚して3人の世帯主となるA氏、
アメリカでさらにビッグになろうと企むG氏、
大阪から馳せ参じてくれたM氏・・・、
そして今回は参加できなかったメンバーも含めて、
ずっと戦友であり続けることができるチームワークが、
小隊の強さの秘訣といえるのかもしれない。

これからも、ときにはこうして、
“効率”とか“数字”とか“合理性”とは
かけ離れた次元で行動ができる、
そんな人間でいたい。

<今日の逸枚>
徳島最高!阿波踊り最高!
・・・な1枚。

2008-08-08

夏の日のラブレター

猛暑日・・・。

ジリジリと陽射しが照りつける
こんな日は、
自宅で業務ができる環境が
とってもありがたい。

とはいえ、
カーテンを閉めて、
エアコンをつけていても、
窓越しに名前の通りの猛烈な暑さが伝わってくる。

窓から見下ろす隣りの土地では
腕まくりをした職人さん2人が、
滝のように流れる汗をぬぐいながら、
一所懸命、基礎の枠組みをつくりこんでいる。

本当にご苦労さまです・・・。

昼すぎ、
こちらも汗を拭き拭き
郵便屋さんがやってきた。

「重要」「親展」と書かれた緑色の封筒は、
噂のラブレターfrom舛添要一氏。

ねんきん特別便が
ボクの手元にもやってきた。

10月までに、
日本全国の納付者へ送付されるということだが、
我が家ではボクが初めてだ。

入力ミスや、
コンピューターの手違いで、
結構おかしな箇所があると聞いていたので、
隅々までじっくり確認してみたが、
幸いボクのラブレターに間違いは無く、
成人して国民年金を払い初めてから、
もろもろもろもろ切り替わりながら、
1年前にマチクリで厚生年金に加入するまで、
途切れることなく繋がっていた。

今後は、
こんな手間や余計な費用をかけずに済むように、
きちんとお役所としての役割を果たしてくださいね。

人一倍頑張ってくれというのでなく、
それぞれが自分の業務を忠実にこなす、
ただそれだけのことなんですけど・・・。


<今日の逸通>
噂のラブレター、彼の署名入りです。

2008-08-06

街あるきエイター

いつものように、
少し遅めの昼ご飯を食べながら
TVの情報番組を見ていると、
「WEB上で街あるき―グーグルストリートビュー」
・・・なる話題が取り上げられていた。

履歴書などで自己紹介を記入する際に、
趣味の欄にはいつも「散策」と書いているボクには、
とても興味深く、そしてショッキングな内容だった。

グーグルMAP上の
任意の道(現状は大都市圏のみ)でクリックすると、
その場所の3D画像に入り込むことができ、
その道をまさに「散策」することができるのだ。

アメリカ等では既に始まっているサービスが、
日本でも開始されたらしく、
その後も今日のTVやネット、
新聞などで大きく取り上げられていた。

さっそく、
ストリートビューを体感してみると・・・

建物や街の風景はもちろん、
街を歩くサラリーマンや、
洗濯物を干す奥さん、
配達中のピザ屋さん・・・などなど、
ホントにその場所を切り取った風景が、
デスクトップ内に再現されている。

恐る恐る我が家近辺を見てみると、
さすがに家の前の道までは撮影が進んでないらしく、
最寄りの交差点(鎌倉街道沿い)までだったが、
それでも近辺の主要道路は既に網羅されていた。
(いずれ全国に拡大するらしいので、
時間の問題かもしれないが・・・)

あまりにも詳細に写りすぎているのが、
既に問題になっているようで、
下校する小学生や軒先に干した下着の写真・・・は、
犯罪を引き起こす要因になりかねないとされ、
風俗店からちょうど出てきた男性や、
路上でキスする高校生、
ベンチで寝ているサラリーマンなどの写真は、
プライバシー侵害だ・・・と意見が飛び交っている。

グーグル側では、
公道から撮影した写真は
公開しても問題無いという認識らしいが、
個人的に消してもらいたい画像は
依頼して消してもらえるシステムになっている。

まぁ、賛否両論あるだろうが、
ボク的には大歓迎なサービスで、
いつも革新的な取組みを展開してくれる
グーグルには敬意を表したい。

みなさんも画像に写りこんでいないか、
一度近隣を街あるきしてみては・・・?


<今日の逸ショット>
ストリートビューで銀ブラをしているところ。
我がマチクリの銀座オフィスが入る「銀座風月堂ビル」も、
交差点から見上げるとこんな感じ。
初めて訪れる場所の事前確認や、
人に道案内する際にはとても役に立ちますね。
↓こちらからどうぞ

2008-08-05

巣立ち

今日は銀座オフィスにて、
久々のIT事業部長としての業務と、
営業に向けての印刷業務。

前者は、
ボクのITの知識に限界があり・・・、
メーカーのサービスセンター頼みとなってしまったが、
後者は、
この1年間のマチクリでの
デザイン物を総ざらいすることができ、
なかなか有意義な準備だった。

これまでにデザインしてきた
販促物やツール、広告を見てもらうことで、
プロジェクトのイメージを感じてもらうためだが、
データを整理してみると
想像以上に巣立っていった
子供たちが多いことに驚かされた。

その数、
絞って絞って、
A3用紙に150枚・・・。

よく、イチローのヒット1本の値段は?
浜ちゃんのつっこみ1回の値段は?・・・など、
カネ勘定をしたがる日本人だが、
これにならって、
ボクの年棒を150で割ってみると・・・
1枚デザインするのにいただくデザインフィーは・・・◎万円。

・・・なるほど、
なかなか的を得た金額に収まった。

2年目も、頑張ろう。


<今日の逸品>
フランスからの贈り物・・・
健康に良いエコロジーウォール。
・・・その壁に貼る認定シール。
サッカー日本代表のエンブレムには、
3本足のヤタガラスが鎮座しているが、
このマスコットキャラの羊も、
なぜか足が3本ある。

2008-08-03

テレワークって言うのかぁ

今年の盆休みも、
妻の実家の高知へ帰るので、
一足早く我が家の墓参りへ。

藤沢にある寺までの道は、
海へと向かう夏休みの行楽客で溢れていた。

ガソリンの値上げで、
自動車を利用する人が減ったというが、
今日の湘南では全く実感できなかった。

話は変わって、
マチクリのワークスタイルである
「在宅勤務」のこと。

大企業を中心に広がってきているらしい。

トレンドの最前線にいるようで、
ちょっとうれしい記事だった。

以下、R25のリンクレビューからの抜粋です。

-------------------------------------
「在宅勤務」の4文字は
満員電車のストレスに悩む社会人にとって
特別な響きを持っているけど、
近ごろ大企業を中心に、在宅勤務を含む
「テレワーク」の普及が進んでいるって知ってます?

そもそもテレワークとは、
IT設備の活用によって場所や時間にとらわれない
柔軟な働き方を可能にする勤務形態のこと。

少子化や高齢化による労働人口の減少が見込まれるなか、
政府は2010年までにテレワーカー人口を
就業者全体の2割にまで増やすことを目標にしている。

すでに、日本IBMや松下電器産業などが
大規模な在宅勤務制度を導入しているほか、
今年7月にはNECが社員の大部分となる約2万人を対象に
在宅勤務を認めることを発表した。

しかし、在宅勤務の導入には
各家庭にIT機器を設置する必要があるなど、
コスト面の負担も大きいはず。

それでもテレワークを推進する理由とは? 

NEC企業ソリューション企画本部の
岩田真由美さんに聞いてみた。

  「テレワークの導入による企業側のメリットは、
  優秀な人材を確保できることです。
  経験やスキルのある社員が、
  育児や介護といった家庭の事情などで
  離職してしまうケースは多くありますが、
  在宅勤務などに柔軟に対応できれば、
  人材の流出を防ぎやすくなります。
  また将来的には、
  通勤にともなうCO2排出量の削減といった、
  社会貢献的な意味合いも期待できますね」

でも、在宅勤務者が増えてくると、
日常の業務に支障が出たりしません?

  「もちろん、すべての社員が全面的に
  在宅勤務をするのは不可能ですが、
  弊社では“在宅勤務は週1回”を原則としたうえで、
  PCを通じて内線電話を受けられるソフトなどを利用し、
  どこにいてもオフィスと同等の環境で
  業務ができるシステムを採用しています。
  06年から一部のセクションで実施していた
  トライアル期間の結果では、
  参加者の7割以上が在宅勤務によって
  『生産性が上がった』と評価しています」

実際にトライアルに参加していた
男性社員に感想を聞くと、
  「普通の出勤日よりも、
  在宅勤務日の方が気を抜けませんよ。
  いつ上司から電話があるかわからないし、
  普段どおりの成果を上げなければいけない
  プレッシャーも大きいです。
  その分、家族と接する時間が増えるのは
  本当に嬉しいですけどね」

との回答が。

在宅勤務をうまく利用できるかどうかは、
IT設備以上に利用者の“自律性”にかかっているのかも。
-------------------------------------

なるほど、自立性ですね。

おっっしゃる通りです。


<今日の逸枚>
我が家の土佐ブンタン。
この1か月、夏の陽射しを浴びていっきに成長。
ほぼ最終形のサイズになったのでは・・・。
あとは黄色に熟すのを待つだけ。
残った4個、鳥に見つかりませんように!

2008-08-01

ボーっとする時間の必要性

今日は、
セミナー参加週間の最後を締めくくるブランディング・セミナーに、
027氏の代打で参加した。

脳神経、人工知能を研究する感性マーケティングの専門家による
男女脳の違いについて・・・の第1部。

デビアスのブランディングを担当して、
日本にダイヤモンド=婚約指輪(給料3か月分)という
概念を植え付けた話・・・の第2部。

・・・の2部構成の4時間。

とくに第1部は、
販促において男女の脳の違いによって、
どのように商品アピールしていくのが良いか、
アナログ気分(人間性・自然・共感)と、
デジタル気分(合理性・人口・競争)という脳の回路が、
性別・年齢・時代によってどのように異なるのか・・・など、
日常の生活においても活かせる
とても興味深い内容だった。

うなづいてしまった内容を、
いくつか挙げてみると・・・

 女性は1日に2万語(単行本1冊分)話さないと
 ストレスが溜まってしまうので、
 結論を急かさずに、
 とにかく話を聞いてあげること。

 男性脳はデジタルとアナログそれぞれの回路を
 つなぐのに時間がかかるので、
 ボーっとしている時間が必要である。

 男性は空間を3次元的にぼんやり認識するが、
 女性は奥行きの計算をせず、
 2次元的に表面をなめるように見る。

 2008年はアナログ期のピークで、
 今後5年間をかけて本質の時代(理屈抜きで
 大きいもの・かっこいいもの、高いものに
 どきどきする時代)へ移行する。

 スズキ・シュンスケくんは、
 足が速くスポーツ万能なイメージで、
 ゴウトクジ・マナブくんは、
 歴史に詳しくモノを収集してそうなイメージ。

などなど・・・。

学生時代には考えられなかったが、
こういった新しい情報を吸収することを、
快感に感じる年頃になってしまった。

明日からの仕事と生活を、
より充実させていこう。


<今日の逸品>
当時はライフワークとなっていた
コンサルティングのマンスリーレポートの創刊号。
(以前の通し番号を引き継いで24号となっているが・・・)
このときの業務を通じて、
原稿受け~レイアウト~校正~入稿~納品までの、
一般的な出版業務の流れを学ぶことができた。
最後は季刊?となっていたが、
月刊で回していたことが信じられない今日この頃・・・。