2007-11-29

ストップ!温暖化

朝10時、新幹線を降りると、
そこにはスキー場で感じるのと
同じ匂いの風が吹いていた。

宮城県古川の会社さんには、
夏に第1回目の研修でお邪魔してから、
今日で5回目を迎えるが、
回数を重ねる毎に、
服装も重ね着になってきた。

この会社さんは、
研修で学んだ内容を確実に吸収して、
自分たちの営業の中に、
組み込んでいっているので、
確実に成果につながりつつある。

午前中には、
思うように売れずに困っている分譲地を視察し、
対策会議を実施したが、
売り出しを開始した別の分譲地では、
確実に集客を集めることができて、
契約にも繋がっているので、
単純に、力がそっちに向いていただけのようである。

その成功事例をもって、
きちんと腰を据えて取り組んでいけば、
結果は必ずついてくるはず。

やるべきことをきちんと進めていれば、
神様はきちんと評価して、
結果を与えてくれる。

あらためて勇気の湧いてきた
寒い、寒い、温かい1日。

ストップ!温暖化
・・・って何だっけ?

いけない、いけない。
チームマイナス6%の意識を失うところだった。


<今日の逸品>
分譲地販売研修会終了時にお渡しする
卒業CDのジャケットデザイン。
イラストレーターさんにデザインいただいたマチクリくんを、
研修を受けてる風に配置替え。
クリの生徒たちが、
ヤッターマンの「ビックリドッキリメカ」(知らないかな?)
・・・のように増殖しているところがポイント。
「がんばりましょう」ではなく、
「がんばりました」となっている小細工が、
噛み締めドコロ。

2007-11-28

刺激ある旅へ

朝から自宅でのデザイン・デー。
分譲販売研修終了時にお渡しする
卒業CDのジャケット。

正月より販売を開始する
杉並の分譲地のチラシ。

マチクリのクリスマス・カード&年賀状の
入稿データ作成&発注。

某コンサル会社商品の
アイコンデザイン検討。

明日の仙台出張に向けての、
準備諸々・・・。

ジャンルもテイストも幅広くなってきて、
脳のいろいろな部分が動いているのがわかる。

マチクリに007氏が合流してくれて、
今後はさらにデザイン業務のウェイトが
大きくなっていくので、
新しい刺激をインプットする時間を、
そろそろちゃんと確保していこう。

地元再発見の旅に続く、第二弾へ。

それにしても、明日の仙台・・・。
どれだけの防寒をすれば良いのか、
検討がつかない。


<今日の逸品>
宇部の会社さんの、
某分譲地誕生25周年記念企画のロゴ・デザイン。
提案時にオススメを一番左側に配置する
僕のクセを、027氏に読まれてしまった。
次回から、ちょっとシャッフルをしてみよう。

2007-11-27

自然治癒力

先週末から、
左目の下周りに、
虫に刺されたような
湿疹のような
かぶれたような
異常が起きている。

何か悪いものにでも
とり憑かれていたらまずいので、
仕事帰りに掛かりつけの皮膚科へ立ち寄る。

質問されて、観察されて、
弄くられた結果、
「なんちゃらヘルペス」という
症状であることがわかった。

風邪などの病気が治りかけのときや、
環境が変化したとき、
疲れが溜まったときなどに
まれに起こるもので、
身体の中にある毒素?を、
水泡にして外部に放出しているらしい。

そう言えば、
1年くらい前にも同じような症状になって、
妻に「鯉ヘルペス、鯉ヘルペス!」って、
面白がられたのを思い出した。

放っておけばいずれ治るが、
早く完治したい場合は、
何もしないことが一番とのこと。

埃っぽい人混みへ行かない。
難しい考え事をしない。
激しい運動をしない。
夜更かしをしない。
アルコールをとらない。
ストレスを溜めない。

ん~、なかなか難しい条件。

放っておけばいずれ治るなら、
自然治癒力に任せよう。


<今日の逸品>
基本的な紹介キャンペーンの雛形。
前職のコンサル会社時代から、
結果に繋がるツールとして多用してきた。
既に20枚以上作ってきて、
製作側はだいぶ飽きてきたが、
クライアントさんにとっては、
初めて使う新鮮なツール。
「結果に繋がるうちは、使い続け、広め続ける」
この辺りのモチベーション管理が大切。

2007-11-25

紅葉狩り

鎌倉のド真ん中にあるから、
鎌倉中央公園。

妻と紅葉狩り&マイナスイオンを浴びに、
昨日に引き続いての
地元再発見の旅、第2弾に繰り出す。

そこは、自然と触れ合うことを目的に
整備されただけあって、
整備・・・と言っても、
どこににでもあるような
個性のない人工的な公園ではなく、
そこにある元々の自然を活かし、
最低限の手を加えた場所だった。

日本の原風景である、
里山、谷戸、田園、梅林、せせらぎ、
湿原、畑、溜池、炭焼き小屋・・・。

タイムスリップしたような、
懐かしい田舎の風景が広がっていた。

池のほとりには、
控えめに赤く色を変えた
それほど主張していない紅葉が数本。

秋の行楽客を目的に植林された訳ではなく、
おそらく昔からずっとそこに立っていた紅葉の木は、
呼吸が聞こえるほど一所懸命生きているのが伝わってくる。

ディズニーランドも、
ハリウッドも楽しいが、
ときにはココロのふるさとにふれる
スローライフも悪くない。

スローライフ・・・。

日本には根付かなかったなぁ。


<今日の逸品>
住宅そのものではなく、
住宅設備部材のホームページデザイン。
色数の少ない白系のデザインは、
とっても気をつかう部分が多く、
通常の3割増の時間を要した。
何事も飾らないのが一番難しい。

2007-11-24

FUJIYAMA

夕方、買い物帰り。

妻に近所を案内すべく、
車で通ったことのない道を回るのが、
最近の二人のブームとなっている。

今日も、我が家のある岩瀬と、
北鎌倉の間にある「高野台」という
住宅街へハンドルをきる。

大船高校という公立高校があり、
学生時代に部活で行ったことはあるが、
もう14、5年は足を踏み入れていなかった。

一箇所しかない住宅街の入り口から、
行き止まりとなる頂上のロータリーまで走り、
Uターンした僕らの目に前に、
ありえないモノが飛び込んできた・・・。

状況が理解できず、
一瞬、思考回路が真っ白になったが、
それは間違いなく富士山だった。

オレンジとネイビーのグラデーションに染まった
西の夕焼けに照らされて、
冬の始まりの澄んだ空に
富士山のシルエットが、
黒く大きく浮かび上がっていた。

それは、これまで見た富士山の中でも、
ベスト3に入る美しさだった。

因みに、
ベスト2は腰越海岸から見た江ノ島越しの富士山。
ベスト1は河口湖畔、大石公園からの富士山。

車で2分の、近所の住宅街で、
こんな素晴らしい富士山が拝めるとは思わなかった。

30年以上も、この場所に住んでいて、
気づかなかったなんて・・・。

地元再発見の旅、
続けていこう。


<今日の逸品>
市川市のマンションの耐震疑惑が
問題になっているが、
その始まりは、
このANEHA氏のズラ疑惑からだった。
その一時のチャンスを逃さないよう、
スポーツ新聞風に取り上げた
Sハイムのチラシ。
2年経った今も、
まだ使えるネタである世の中・・・。
街づくリエイターとしては、
悲しい限りである。

2007-11-23

地球の寿命

一昨日の大阪に続いて、
山口宇部の会社さんも、
昨日でフィナーレを迎えた。

2つ平行して進めてきたプロジェクト共、
自家発電で進んでいけるイメージが持てたので、
ちょっと肩の荷が降りた。

終了後は、先方の常務のご好意で、
美味しい鳥すきのお店から、
馴染みのお店(2回目だが・・・)へ
深夜までお付き合いいただき、
より絆を深め合うことができた。

また近いうちに、
何らかのカタチでご協力ができればと、
ココロから思える中身の濃い、
長い長い一日だった。

今日朝の宇部からの帰りの飛行機。

前回に続いて、国際線用の機材使用だったので、
足元ゆったりキモチゆったりで、
窓の外の日本地図を眺めていた。

空気が澄んでいたこともあり、
海の青はキラキラかがやき、
山々の緑はツヤツヤしていた。

そんな「地球」を見ていて、
中学校で習った「地球の最期」を思い出した。

内容は確かこんな感じだったと思う・・・。

地球は金属と岩でできているので、
これが簡単に爆発することなどはありえない。

たとえこのまま環境破壊が続いたり、
核戦争によって、人間の方が滅びたとしても、
地球はまったく関係なくこの宇宙に存在し、
同じように太陽の周りを回っている。

ところが、地球が宇宙から消える日は必ずやってくる。

今から、たしか50億年後に太陽が死ぬと言われている。

太陽は死ぬと小さな青白い星になり、
その過程で、今よりかなり大きくなる。
その巨大化した太陽は地球を飲みこんで、
あとかたもなく溶かしてしまう。

その時点が地球の最期。

つまり、地球の命はあと50億年である。

万が一、地球人が心を入れ換え、
50億年後の地球と共存していたとしたら・・・。
自然の流れのまま、
地球と共に最期を迎えるのか、
他の星へと避難して、さらに行き続けるのか。

話が大きすぎて、
訳がわからなくなってくる。


<今日の逸品>
ビフォー&アフターの、
アフターの事例でよく登場する
リ・デザインチラシ。
これが子供のイメージ写真を登場させる
一連のブームの先駆けだった。

2007-11-21

惨敗

春にスタートした
大阪の分譲会社さんの
分譲地販売企画ご支援の最終回。

心理学を元にした営業シナリオや、
見せ方の重要性など、
会社の中に法則としてだいぶ浸透してきた。

営業マンの武器として、
説明用のツールや、
分譲地周りの設えなども、
以前とは見違えるほど充実してきた。

ただ何よりも、
一番のゴールとなる「契約」に繋がらなかった。

社長の言葉のように「惨敗」である。

方向性は間違っていないので、
このままやってきたことを続けていけば、
間違いなく巻き返しができる・・・と、
メンバーは口を揃えておっしゃっているので、
今後の爆発に期待したい。

その辺の企画会社、
グラフィックデザイナーであれば、
良い企画ができて、キレイなツールや設えさえできれば、
それで目的は達成され、
はい、次・・・となる。

ただ、マチクリ的には、
そのアウトプットしたものに“営業”を掛け合わせて、
パフォーマンスを最大化しなければ意味がない。

ん~くやしい。


<今日の逸品>
自然、緑、木造・・・一色の、
グリーンなグリーンな会社さんのHP。
今であれば、環境やエコ、木視率と絡めて、
もっとエッセンスを加えられた。
時代は流れていく・・・。

2007-11-19

木枯らし1号

東京を吹きぬけた
木枯らし1号と共に、
我らマチクリにも
今日から新メンバーがやってきた。

その名も007。

肩書きが秘書になるので、
マル秘っぽくて、裏の任務がありそうで、
ピッタリの社員番号である。

実際は、単に7という数字が
好きだから・・・らしいが。

027、003、別動隊205に加えて、
007と、バラバラながら、
それぞれ意味深い数字が続いていく。

これから先、どんな数字が続いていくのか、
どこまで増え続けていくのか、
とっても楽しみである。

3桁の数字上は、999に000を加えて、
1,000人までは拡大可能である。

そんな出勤初日007の戦闘ツールの整備を
銀座オフィスにて行う。

初期設定を行い、
モバイルカードをインストールし、
ノートンをインストールし、
オフィスアプリケーションをインストールし、
プリンタの設定をし、
その他、オリエンテーション的な諸々を共有。

明日からは、
いきなりの本番モード3連チャン。
まぁ、肩の力を抜いて、
ゆっくり頑張っていきましょう。
新しい風を、
とっても期待しています。
木枯らし・・・はちょっと寒いけどね・・・。


<今日の逸品>
泣く子もだまるA化成の紹介キャンペーンのチラシ。
内容は他の住宅会社とさほど変わりはないが、
そこは、自分たちを「Hベリアン」と呼ぶほど、
熱狂的なファンの集まりだけあって、
紹介(=自己アピール)の連鎖も続いていく。

2007-11-17

弔い合戦

サッカー日本代表監督の
オシム監督が脳梗塞で倒れて、
小康状態が続いている。

今日、北京五輪を目指す
日本代表がベトナムを下して、
半歩、五輪出場が近づいたが、
TV中継でのアナウンサーも、
スポーツニュースも、
ネット速報も・・・、
もっぱらオシム監督への
エールと繋げて、
ドラマチックに盛り上げていた。

単なる数字稼ぎではなく、
ココロからオシム監督の回復を願っている
マスコミの表現だと願いたい。

まぁ、自民党と民主党の大連立を、
影でセッティングしたのが、
新聞社のトップであったことを考えれば、
あまり期待はできないが・・・。

長島監督が、
脳梗塞で倒れたときも、
ミスチルの桜井さんが、
小脳梗塞で倒れたときも、
そういえば同じだった。

日本人は根本的に物語を欲している。

ほんとうだ・・・。


<今日の逸品>
以前紹介した「上用賀スタイル」に続く第2弾。
クライアントさんの希望で、
「Pen_ates」のパロディ(?)に。
ポイントは、背景としての
黒系でオトナの匂いのするいい写真が
見つからなかったので、
白系の写真を加工した点。
フォトショップでの画像加工は、
時間を忘れて集中してしまう。
「これでよし」・・・と、
手を止めるタイミングが難しい。

2007-11-15

いつも、ありがとう

今週の頭から、
妻が体調を壊して寝込んでいる。

熱はないのだが、
咳が止まらず、身体中がだるいとのこと。

いつも何気なく、
家事や役割を分担していたが、
こうして普段は妻がしてきた諸々を、
自分の担当分にプラスして全てこなそうとすると、
相当な分量となってしまい、
かなりの時間と体力を消耗することに・・・。

普段から、
ストレスなく生活をして、
自宅でデザイン業務を行うことができているのも、
妻が動きやすくサポートしてくれているからなんだ・・・と、
あらためて実感した。

もっと感謝のキモチを持たなければ。

ちなみに、ボクたちの家事分担は・・・

妻:料理、食器洗い、洗濯、水周り掃除、アイロン掛け・・・
ボク:掃除、食器片付け、洗濯物たたみ、布団干し、ゴミ出し・・・
両方:買い物、送り迎え・・・

・・・といったところ。

普通の家庭はどんなだろうか。
ちょっと“ひとんち”が気になる。

妻もだいぶ快方に向かっているので、
週末までには復活するだろう。

遊びも、仕事も、○○も、××も、
健康があってのこと。

自分自身も健康管理の優先順位を、
もう少し引き上げよう。


<今日の逸品>
北海道江別市の分譲地にはためく
緑とオレンジのノボリ。
子供の頃の書道の段位を活かして、
筆文字をマウスで走らせ、
子供と木々のシルエットを描く。
このデザインの効果&成果に気をよくして、
その後、ときどき筆絵が登場することになる。

2007-11-14

季節感増量中

久しぶりに
自宅でのデザイン集中デー。

クライアントさんからの
デザイン依頼業務が2件と、
突発の修正業務が2件、
その他、雑務が諸々。

窓を開けてデザインしていたので、
清清しい秋の空気に脳も活性化されて、
サクサクとマウスが動いていく。

予定より2時間ほど短縮できたので、
息抜きも兼ねて、
街づくリエイターのキャラクター、
「マチクリくん」のXmasバージョンをデザイン。

027氏の後輩イラストレーターさんが、
ベースをデザインしてくれたものだが、
子供も真似して描けるような
シンプルなキャラを産み出してくれたので、
着せ替えくらいなら、ボクにでもできる。

なかなかシュールな
マチクリサンタが完成。

今後も、季節バージョンを増やしていこう。

何でも「見た目」から入るマチクリ×2名でした・・・。

※右に居るのが「マチクリくん」・・・
マチクリスmas2007バージョンです。
 →諸事情により休養中です。(11/15 by003)


<今日の逸品>
引渡し後のお客様への訪問時にお渡しする
家のメンテナンスBOOK。
結露を防ぐ方法、フローリングの手入れ法、
ちょっとした収納術・・・など、
いつもコンテンツはたくさん用意するも、
2号、3号・・・と続けていける会社さんは少ない。
継続は力なり。

2007-11-13

ミッション1クリア

8月の独立とともに始まった、
分譲販売研修シリーズ。

ほぼ同時期に始まった
5つの会社さんの中で、
先頭を走っていた新宿の会社さんが
今日で最終回を迎えた。

途中、なかなか成果に繋がらず、
お互いに苦しい想いもしていたが、
成果発表会の内容を聞いて、ホッとした。

たくさんのチームがあると、
さすがに全てのチームで足並みを揃えるのは難しいが、
2~3チームにおいては、学んできた内容を、
アレンジしながら自分たちのモノにし始めて、
それが、来場数の増加や契約に繋がっている。

街づくリエイターの名刺の裏に明記してある・・・
「企画×営業のパフォーマンスを最大化」するというミッション。

まずはミッション1クリア!といったところ。

今後も、この使命・・・命の使い方を意識しながら、
日本を元気にするお手伝いをしていこう。

研修終了後には、
社長をはじめ、幹部の皆さんと、
研修時間をはるかに超える
打ち上げ懇親会。

パワーと、個性と、熱気と、夢と・・・。

コトバでは表現できない
魂をゆさぶられる飲み会となり、
あやうく終電を乗り過ごしそうになるところを、
027氏に助けられる。

さぁ、ミッション2へ。


<今日の逸品>
日本で一番坪単価の高い家を
ご提供する会社さんのHPトップページ。
写真集のような構成のページに登場する施工例は、
神社仏閣から、一流料亭、有名人宅・・・と、
そうそうたる顔ぶれ。
デザインの打ち合わせでお会いした社長は、
経営者ではなく、芸術家であった。

2007-11-11

2歳の誕生日

前々職のUニバーサルホームで
二世帯住宅を建てて、
今日で引渡し丸二年が経った。

早いものだ。

家は建てたものの、
当時はまだ結婚前で、
仕事もこれからどうしていくのか・・・と、
いろいろとキモチの整理が
できていなかったのを
覚えている。

さらに振り返れば、
家を建てようと決めたのも、
表では、老朽化による雨漏りで、
もう手がつけられなかったという理由もあるが、
一方で、たくさんのキモチに
整理をつけるため・・・でも
あったように思う。

この2年間、
全力で走り続けてきた。

結婚して、会社も独立して、
まだまだ時間に余裕はないが、
キモチにはだいぶ余裕ができてきたように感じる。

11月11日、ポッキーの日。

近所のイトーヨーカドーの食品売り場では、
ポッキー型のバルーンをもらった
ちびっ子たちが走り回っている。

そんなはしゃぐ子供たちを見ながら、
そろそろ、目をそらしてきた宿題に
手をつけなければ・・・と
ココロの中で呟いていた。


<今日の逸品>
某住宅会社のキャッチコピーロゴ案。
ロゴ案・・・となってるのは、
最終決定に至る前に、
独立のため引き継いできてしまったため。
HPや、その他広告に登場していたら、
ぜひこのブログのコメントにて
教えてください。

2007-11-09

コンサル会社→企画会社

今日は、午前午後と2つの会社さんで、
それぞれブランディングの企画会議を行った。

周年記念のキャッチコピーにロゴデザイン、
分譲地のブランディングの方向性、
それに伴う商品開発、ターゲット設定、
販促の方法・・・などなどなど。

8月に独立してからの3ヶ月間で、
だんだん「コンサルティング会社」から、
「企画会社」寄りの業務にシフトしてきている感じ。

027氏の、「ビジネス」ではない「ココロ」のネットワークから、
いろいろな仕事の依頼が流れ流れてくる。

ありがたいことだ。

これまでの一般的な1週間は・・・

分譲研修関連(3日)、その準備や議事録(1日)、
デザイン(2日)、休日(1日)

・・・といった感じだったが、
自分自身の、
グラフィック街づくリエイターとしての、
最大限の価値をお客様に提供し続けるために・・・

お客様への訪問(2日)、デザイン(3日)、
右脳開発(1日)、休日(1日)

・・・あたりを目標に、頑張っていこう。


<今日の逸品>
依頼チームからのご要望で、
○ゃらん風にデザインしたロケーションブック。
現代にあって、ホタルをリビングから
眺められる分譲地なんて、
そうはないだろう。
目標である年内完売に向けての
後押しとなれば・・・幸いである。

2007-11-07

神のいる場所

ブランディング提案のためのMTG。

飯田橋にある企画会社の皆さんと、
ある会社さんの新しいブランド戦略に関して。

右脳系の神経が刺激される
ワクワクする時間となる。

027氏と共に、
こちらから分譲会社の皆さんに
情報を発信する立場であることが多かったために、
違った分野の情報を吸収できるこのような時間は、
とても興味深く、貴重な機会である。

新たな刺激をたくさんいただき、
分譲研修内でのキーワード的には、
もっと「斧を研ぐ」時間を自分からつくっていかなければ
・・・と、スケジュールを改めていくことを決意する。

午前中の右脳MTG終了後、
飯田橋から程近い靖国神社へ立ち寄る。

子供の頃に、東京見物の一環として
立ち寄ったことはあったが、
ほとんど記憶に残っていないので、
ほぼ初参拝となる。

伊勢に出向時代に訪れた伊勢神宮の
内宮参道で感じた密度の濃い空気の気配・・・。

そのときと同じように、
何かを語りかけるような神々しい場所であった。

途中、027氏より、
日本の歴史や神に関する話をレクチャーしてもらい、
ここが特別な聖地であることを再認識した。

どのような考え方を持つのも
それぞれの感じ方次第だが、
正しい歴史認識だけは、
全ての日本人が持たなければ・・・と、
襟を正した1日であった。


<今日の逸品>
以前にも紹介した姫路の分譲地、
赤と黒2色の色違いの幟。
その幟がはためく様は、
戦国時代の本陣のよう。
戦いの火蓋へ、胸が高ぶる?

2007-11-06

オモテナシのココロ

今日は、勉強会終了後に、
お客様のご好意でいただいたお弁当で
早めの夕食。

・・・のはずだったが、
深夜に小腹が空いて、
大船のココイチへ。

仕事先や、出張先ではよく利用するココイチだが、
地元のココイチを利用するのは、
以外にも今日が初めてであることに気がついた。

このココイチ大船笠間口店。

ほんとにココイチ??
・・・と思うくらい「おもてなしの心」に溢れていた。

外でメニューを眺めていると、
わざわざ店員が出てきて中へと誘導してくれる。

「上着をお掛けいたします」・・・とハンガーへ。

注文してまだ2~3分しか経たないタイミングで、
「お待たせしております。今出来上がりますので少々お待ちください」

トイレを借りて出てくると、
夜の店のように、おしぼりを渡してくれる。

食べ終わる寸前を見越して、
お客様に伝票を的確に配っていく。

帰り際には、ジャケットを取り、羽織らせてもらう。

会計後は、先回りしてドアを開けてくれ、
挨拶で見送ってくれる。

たった500円ほどの食事代で・・・、
こちらがなんだか申し訳なくなってしまうほどの、
徹底ぶりであった。

いつも客で溢れている理由がわかった。

500円のお客様にこの心配りができるのに、
5,000万円のお客様にできないなんてありえない話。

やはり、住宅業界はおかしな世界だ。


<今日の逸品>
小田原の建築会社の商品ロゴデザインボード。
小田原と言えば・・・をカタチにするために、
西湘の海、小田原城、相模の空、
小田原のイメージカラーを、
シンプルに再構成。
同郷の仕事は、気合も10%増しに・・・。

2007-11-05

シルクドソレイユ

6月に行ったロス~ラスベガスの新婚旅行で、
一番心を撃ち抜かれたのは、
ハリウッドでもなく、
グランドキャニオンでもなく、
シルクドソレイユのショーだった。

旅行前、日本で何度チャレンジしても
チケットが取れず、
あきらめていたのだが、
ラスベガスの旅行代理店の人に、
いろいろと奔走してもらい、
キャンセルになった2席が手に入った。

しかも、申し訳ないほどの良い席が・・・。

CGを見ているかのような
人間には考えられない動き。

コトバは一切発しないなのに、
身振りと表情だけで、
ストーリーを組み立てていく表現力。

1時間半くらいの時間だったと思うが、
その間、まばたきも呼吸も
止まっていたような感覚である。

その世界最高峰のサーカスショーに出演している
唯一の日本人が、昨日の「情熱大陸」で特集されていた。

37歳のバトントワラーで、
「KA(カー)」と呼ばれるシルクの演目の中で、
2人しかいない主人公の中の1人を演じており、
ソロでの時間も一番長かったように思う。

バトントワリングの世界大会で何度も優勝したが、
日本では、年に数回のバトントワリングの公演と、
あとは、バトンの先生としか活躍の場がなく、
自分の表現の場所を求めて、
シルクドソレイユの門をたたいた。

その結果、今やバトントワラーとしては、
世界で一番有名な女性になってしまった。

どこかの雑誌にも出ていたが、
シルクドソレイユの出演者の多くが、
「パフォーマー」という肩書きを名乗っているのに、
彼女は自分のことを今でも「バトントワラー」と言っている。

今回の特集を見て、
感動がよみがえってきた以上に、
彼女の生き方の中に多くの気付きを得ることができた。

スペシャリストになること。

その先に挑戦しつづけること。

初心を忘れないこと。

ラスベガスに行く際には、ぜひ。

シルクドソレイユ
「KA」inMGMグランド


<今日の逸品>
自社デザインアパートに入居いただいた方に、
20枚ずつプレゼントし、
「引っ越しました」のお知らせに使っていただく、
アドレスカードと呼ばれるツール。
このちょっとした心配りが大好評となる。

2007-11-04

世界の車窓から

今日は久しぶりに、
横浜方面へ妻とドライブ。

秋の空の下、
窓を開けて走るのは
とっても気持ちいい。

前々職で住宅の営業をしていた時には、
それこそ毎日、毎日、
車とともに時間が回っていた。

徳島の吉野川沿いの沈下橋、
今は亡き蔦監督が率いた伝説の池田高校グランド脇、
淡路島へ渡る朝もやの大鳴門橋、
今日も大学駅伝でTVに映っていた伊勢内宮前、
志摩の入り組んだ海岸線・・・。

思い出に残っている風景は、
その多くが、運転席から見たワンショットである。

今日も、横浜でいろいろと用事を済ませての帰り道。

首都高速狩場線の下り車線から
何気なく視線を左側に動かすと、
横浜山手の住宅街の後ろに、
真っ赤に染まった夕日がひとつ、
そこら中の家々を空の赤と同化させていた。

写メールは間に合わなかったが、
疲れ気味の記憶の中に、
シャキーン!・・・と保存された。

ここのところは、
ゆっくりと時間をとれる土日に、
デザインの時間を確保して、
思い出のワンショットを増やす機会を忘れていた。

いけない、いけない。

もっと、外に出なくちゃ。


<今日の逸品>
前職のコンサル会社で、
Eマーケティング支援が全盛だった頃の、
ホームページのTOPページデザインの1つ。
メイン写真に添える一言のキャッチコピーを考えるのが、
意外と楽しいひとときであった。
糸井重里な気分に浸れる一瞬。

2007-11-02

いごっそうとはちきん娘

今、長瀬智也と相武紗季が出演している
「歌姫」というドラマがマイブームになっている。

あまり、連続ドラマを見続ける
・・・ということは少ないのだが、
今回は何に引きつけられたのだろう・・・。
何気なく、回したチャンネル。

そこに映っていたのは、見慣れた風景。
聞こえてくるのは、耳慣れたコトバ。

『花より男子』の脚本家・サタケミキオ氏が率いる
東京セレソンデラックスが公演した伝説の舞台のドラマ版で、
高知県土佐清水のオリオン座という映画館が舞台となっている。

一昔前の古き良き「ホームドラマ」にも似た、
ほのぼのとしたストーリーにも心が動かされたが、
それ以上に、妻の故郷である高知の風景や土佐弁が、
知らない間に、ボクの中にも染込んでいたようだ。

映画「ALWAYS」にも通じる、
画面からあふれる懐かしい昭和の匂いと、
第2の故郷である高知の匂い。

分譲営業研修のキーワード的には、
ボクの「受け皿」に響いてしまったのだろう。

言うまでもなく、
相武紗季ちゃん演じる「すず」が
「受け皿」の1つになっていることも否定できないが。


<今日の逸品>
岡山県の某分譲地のロケーションブック表紙は、
久しぶりのコテコテ感丸出しデザイン。
永●園にも通じる緞帳カラーにへたうまキャラ。
お客様との「会話了解」には申し分ないネタ満載。
ある意味、攻撃的な表紙で、
成約への足がかりとなるか・・・。