2008-01-31

メタミドホス・パニック

1月も今日で終わり。

世の中では、
毒入り餃子に端を発して、
中国からの加工輸入食品への不信が、
相当に高まっている。

新聞もTVもネットも・・・、
この話題でもちきりだ。

スーパーでの冷凍食品。

居酒屋、ファミレスでのメニュー。

学校給食用の業務用材料。

・・・自主回収された食品は想像を超えている。

この同じ工場、同じ地域で製造された食品は、
日本にどれだけ入ってきているのだろうか?

見当もつかない・・・。

野菜を育てている途中でこの農薬が使われたのか、
工場での製造途中に混入したのか、
中国を落としいれるための策略か、
偶然か、意図的か、
今日現在では原因はわからない。

北京オリンピックをひかえた中国当局も、
血眼になってこの原因究明と、
火消しに走り回っているようだが、
最終的に信じられるものは、
もう自分自身の目でしかない。

自宅で仕事をする日が増えたのに比例して
スーパー等で購入する食料品の
分量も費用も増えてきた今日この頃

買い物の時間が長くなっても、
購入費用が高くなっても、
原材料にはこだわっていこう。

中国、頑張ってほしいんだけどなぁ。


<今日の逸品>
北陸の優良ビルダーのHPトップデザイン。
ビルトインガレージが売り物だけあって、
アピールもこの辺りが中心になる。
担当者の要望で、
ネイビーカラーが全体を包む。

2008-01-29

豚もおだてりゃ木に登る

チビだった頃、
はまっていたアニメがある。

タツノコプロの作品、
「ヤッターマン」だ。

1977年~79年まで
108回も放映されていた
言わずと知れた人気アニメだ。

小学校低学年で見ていた記憶があるので、
おそらく再放送だったのだろう。

水戸黄門にも通じる、
毎回お決まりのストーリーに沿った
勧善懲悪のわかりやすさ。

ドロンジョ、ボヤッキーなどの
敵ながらも愛嬌のある名脇役。

子供ながら世界に目を向けるきっかけとなった
世界中の歴史や出来事をパロディにしたエピソード。

そのどれもが、
これだけのお化け番組にのし上がったポイントだが、
一番のヒットのツボは、耳に残るフレーズだろう。

「豚もおだてりゃ木に登る」
「アラホラサッサー」

「ポチっとな」

「お仕置きだべ~」

「今週のビックリドッキリメカ、発進!」

「全国の女子校生のみなさん~」

「この、スカポンタン!」

広告においても、CMにおいても、歌においても、
ヒットするものには、全て耳に残るキャッチコピーがあるもの。

「○○を一言で言うと?」

・・・デザインの仕事をしていると、
いつもアタマの片隅にわきあがるクエスチョンである。

この1月から、
この「ヤッターマン」が30年ぶりに復活した。

30歳も半ばに差し掛かった「オトナ」が
久しぶりにチャンネルを合わせて見ても、
懐かしさと共に、やはりその完成度の高さには驚かされた。

来年には、実写版映画にもなるという。

時間の許す限り、
本中の子供たちと、この30分の時間を共有して、
「ヤッターマン」の成功法則を学び取りたい。

当時、初めて買ってもらった「超合金」(今でもあるのだろうか?)が、
犬型メカ「ヤッターワン」だった。

もうどこかにいってしまったが、
今残っていたら、4~5万円で売れたかもしれない・・・。

ん~、惜しいことをした。


<今日の逸品>
高台にある分譲地ロゴのデザインボード。
見晴らしの良さを切り口にデザインイメージを固めたもの。
コンセプトは良かったが、もう手遅れだった・・・。
頑張っても報われない仕事は、
蓄積する疲労も大きかったように思う。
芸術家とGDの違い。

2008-01-27

第二ステージへ

湘南高校時代に、
一緒に汗を流した5人で、
プチ同窓会を開催する。

うち2人は、
同じ大船に住んでいたこともあり、
5年くらい前に一度地元で飲みにいったが、
あとの2人は、卒業以来、
かれこれ15~16年ぶりだ。

年賀状だけは、
ずっと交換していたので、
近況や住所は知っていた。

027氏の背中をずっと見ていて、
「人と人とのつながり」を第一に考えることが、
地球にとって、日本にとって、
みんなにとって、ひいては自分にとって
最も大切であることを実感していたので、
思い切って声を掛け、実現した。

JR-H日本で新卒からの12年仕事をしてきて、
この春からY浜市の公務員へ転職するM島氏。

台湾に転勤していて帰国、横浜駅から徒歩圏の社宅に暮らす
M菱重工勤務のY口氏。

F士銀行に入行後、いくつかの銀行再編を経験し、
今はMずほ銀行で事業調査のアナリストをしているY田氏。

サウジアラビアでの9ヶ月間から帰国したばかりの、
みなとみらい、N揮で働くF田氏。

さすが湘南から有名大学へと
順調に階段を上っていったメンツだけあって、
世界でも名の通った、有名企業名が連なる・・・。

そして、Mづくリエイターで
グラフィックデザイナーをしているボク。

お互いの思い出の中にはない
空白の時間を興味深く語り合い、
仕事のこと、家族のこと、その他諸々、
それぞれがそれぞれに、
幸せなことも辛いことも経験したことを知る。

ココロが知れているメンツが、
今は全く異なる世界で生きている。

ただ、日本全国・世界へと転戦してきた5人が、
今は地元、神奈川に戻ってきている。

TVのブラウン管の向こうで、誰かが言っていた。

「地元愛から始まる地球愛」

・・・ボクらもこの集まりを
第二ステージの始まりとして、
また一緒に行動ができればうれしい。

とくにM島氏。

Y浜市での希望配属先は、
来年に控える「開港150周年」に向けた街づくり、
イベント企画・・・だという。

面白くなってきた。


<今日の逸品>
ルイ・Vトンをヒント(?)に、
分譲地のロゴをモノグラム化したテンプレート。
パクリとの声も聞こえてきそうだが、
そもそもルイ・Vトンのモノグラム自体、
日本の家紋の紋様をパクッたことで有名。
0から1を生み出すのではなく、
1をベースに100を生み出す・・・bySK
勉強になります・・・。

2008-01-25

15mか10mか

今、鎌倉市内で
大きな議論が起こっている。

市と県、近隣の行政が一丸となって
「武家の古都 鎌倉」として
世界遺産登録に向けて
動き出しているのだが、
その中で、景観地区と定められた地域は
一括で15mの高度規制をかけるという。

高さに規制をかけるのには、
誰も反対していないのだが、
この15mというのが「高すぎる」という意見が
大半を占めているのである。

15mというと、
ほぼ5階建てのビルに相当し、
確かに鎌倉の旧市街、若宮大路あたりに
5階建てのビルが建つことを想像すると、
相当な圧迫感がある。

隣の逗子市で15mというと、
準工業地域になるそうだし・・・。

もうひとつ、
自然との調和や地域の特性などを考慮しても、
「一括で」どこでも15m・・・というのもおかしい。

その場所ごとに臨機応変に設定すれば、
もう少しココロのこもった施策になるのにと思う。

そうこうしているうちに、
一昨日の都市計画審議会で、
条件付ではあるが、
この景観地区一括15m高度規制が、
了承されたというニュースが入ってきた。

10mにしよう・・・という鎌倉仏教界や、
市会議員、市民の声、声。

世界遺産登録後の観光客増加による、
自然環境の悪化も懸念されている。

子供たちの世代に、
自信を持って引き継げる風景・自然を
守ることができるのか。
今後の行方を見守っていきたい。


<今日の逸品>
今は亡きMハウスの遺作、バス見チラシ。
当時は、この「バス見学会」がブームで、
ご他聞にもれず、このチラシもヒットする。
焼け石に水だったのが悔やまれる・・・。

2008-01-22

製作コラボレーター

本日は一歩も我が家から出ることなく、
某マンション会社のアプローチブックを作り込む。

時おりデスク脇の窓を全開にして、
少しでも光合成をするように心掛ける。

キリっとした空気を
淀んだ体内におもいっきり吸い込むことで、
先の見えない長距離タスクも、
マラソンランナーの給水ポイントのように
次の一歩を踏み出す力に変わる。

振り返れば20km地点ほどまで、
到達しただろうか。

もう少しで折り返し地点。

順調、順調。

今日から、
マチクリデザインの千葉オフィスも稼動している。

027氏に、
神懸かり的に仕事が降ってくるので、
全速力で追いかけても、
さすがに離されそうになってきた。

そんな折、
これまた027氏繋がりの440氏
(ご本人未承認のコード番号だが・・・)に、
ご協力いただけることになったので、
“製作コラボレーター”として、
マチクリに力を貸していただくことになったのである。

あと5日で、
マチクリ誕生5ヶ月。

代表とグラフィックデザイナーの
2人でスタートしたマチクリも、
総務、秘書、顧問と増えていき、
本日、また製作コラボレーターに合流いただき、
本物の会社みたいになってきた。

お客様だけでなく、
一緒に仕事ができるメンバーにも、
本当に縁というものを感じる今日この頃。

「みんなに支えられて生きている」

440氏、
どうぞ宜しくお願いします!


<今日の逸品>
オランダの造形運動
「De-Dteijl」を意識した物件になぞって、
色の三原色や、抽象的な構成美、リズム感を表現。
この一連の仕事を通じて、
自分の知らなかった世界が目の前に広がった。

2008-01-20

失恋した女の子

今、我が家に、
プチ・リホームブームが
やってきている。

昨年末で
家を建ててから、
2年経つというのもあるが、
年が明けてから、
デザイン業務の占める割合が増え、
自宅での軟禁状態が続いているので、
ほとんどの時間を過ごすことになる
我が家をできるだけ快適にしよう、
という理由も大きいかもしれない。

昨年末から今日までに、
リニューアルした箇所&購入したものは・・・

・キッチンカウンター下の空間部分に、
 キャスター付き収納ボックスを設置。

・玄関ホールに、印鑑を押したり署名のできる
 小さな棚を設置。

・接触の悪かった洗面のシャワー&ストレート
 切替ヘッドを交換。

・二世帯を仕切る中央のドアを、
 防音ドアに変更。

・ホームオフィス用のチェアを購入。

・・・などなど。

失恋した女の子が髪を切るように、
成果の出なかった会社が組織をいじるように、
思えばボクも小さいときから、
環境を変えたいときに、
よく部屋の模様替えをしてきた。

マイナスからプラスへ。

結構、効果があったように思う。

ただ、今回はちょっと違う。

プラスから“さらに”プラスへ。

諸々のリニューアルが、
プラスの連鎖を呼び込むか・・・、
答えが出るのが楽しみだ。


<今日の逸品>
訳あって世には出なかった
分譲地ロゴデザイン。
線、面、文字、色だけで構成された
シンプルな中にも奥の深い逸品。
ひそかにリベンジの機会を待つ
ロゴ達の声が聞こえる・・・。

2008-01-18

Alternative Power

少しでも世界の、
地球の役に立ちたい
という思いで、
売り上げの1%を
環境保全やボランティアに
還元していくことにしたマチクリ。

同じ考えで、
5年前から活動している
見習うべき先輩たちがいる。

自然エネルギーをはじめ、
環境に関する様々なプロジェクトに融資を行う
「ap bank」を設立した、
音楽プロデューサー小林武史と、
Mr.Childrenの櫻井和寿である。

売り上げの全てを活動資金にするために
この2人を中心に結成された「BankBand」や、
若い世代に環境を考えるきっかけをつくる
「apBank東京環境会議」の開催、
環境についての意識を高め、知識を共有する
ウェブサイト「eco-reso web」
(http://www.apbank.jp/ecoreso/)の運営など、
すでに、市民、NPOやNGO、企業、学校、行政などをつなぐ
プラットフォームになっているのだからすばらしい。

そんな「BankBand」のセカンドアルバムが
リリースされたので、早速購入する。

カバーしている歌の選曲が絶妙だが、
「こんなボクでもやれることがある」ではじまる
玉置浩二の「MR.LONELY」は、
その詞が深く染み込んできた。

既に2億円以上を
環境プロジェクトに融資してきたという。

CD1枚、3,059円。

できるところから、
はじめていこう。

マチクリも、続きます!


<今日の逸品>
分譲セールスシステムのパンフレット。
「第一章子育て編」となっているが、
ご多分にもれず「第ニ章」のパンフが
つくられる日は来なかった。
マチクリとなって、2章、3章・・・と、
続々とバリエーションが増えていく。

2008-01-17

リフレッシュ休暇

火曜日の企画ミーティングを終えて、
昨日からついにデザイン軟禁状態に突入した。

世間では毎日同じ時間に通勤して、
夜帰宅する人たちが、
まだまだ大勢を占めているようで、
ボクが昼頃に洗濯物を入れたり、
草木に水をやったりしていると、

「今日はお休みですか?」

・・・と、近所の奥さんが話しかけてくる。

今の仕事内容や、
ワークスタイルを理解してもらうのも難しいので、

「ええ、そうなんです」

・・・と答えているボク。

「Nさんのご主人、
最近休みが多いようだけど、
会社、不景気なのかな?」

仕事が忙しくなればなるほど、
そんな「休みの多いご主人」というイメージが
定着していくことになるのだろう。

これから半月ほどの軟禁状態。

近所の奥さん的には
さながらリフレッシュ休暇を取ってるご主人
・・・ってところか。

さぁ、全力でリフレッシュ休暇に立ち向かおう。


<今日の逸品>
分譲地販売のご支援においてデザインしてきた
ツールや販促物の数々をまとめたパンフレットの表紙。
現在では、分譲支援のエッセンスを
勉強会形式で紹介する商品「ナビプロ」の名前は、
ここからスタートした。
この後、類似商品の「ナビプラ」が登場することになる。

2008-01-15

自然に任せて

新幹線から
ホームに降り立つと、
遠くには雪をかぶった山々。

深呼吸すると、
スキー場のように
キリッと引き締まった
冷たい空気。

同じ関東でも、
さすがに内陸は
四季がくっきりと際立っている。

睡眠時間が少なく、
車内では、朦朧とした状態で
ウトウトしていたが、
9時からの企画ミーティングが始まるときには、
窓を開けて換気をした後のように、
アタマの中もスッキリしていた。

地球環境のためにも、
自分自身の健康のためにも、
暑いときには暑く、寒いときには寒く・・・、
自然に任せて生きていくことが大切だ。

わかっていても、
なかなかできないこと。

この冬は、
風邪をひかない程度に、
頑張ってみよう。

ミーティング。

027氏が歩いた後には、
泉のように仕事が湧き出てくる。

今日もポコポコ、ポコポコ、
大きな水泡が湧き出てきた。

DMを出して、セミナーを開催して、
電話でアプローチして・・・と、
右往左往、悪戦苦闘、
四苦八苦していたのがウソのよう。

027氏の過去から現在までの、
行動、経験、つながりそのものが、
営業構造になっている。

自然に任せて生きていくことが大切だ。

明日から、
終わりの見えない
怒涛のデザインデーが続く・・・。

自然に任せて、頑張ろう!


<今日の逸品>
紹介を促進するためのツール。
当時のマイレージ人気に便乗して、
ポイントを貯めていく仕組み。
3万円相当の「北海セット」まで辿り着いた人は、
どれくらいいるのだろうか。

2008-01-12

めぐりめぐって

午前中、
鯉ヘルペスの
経過確認のため、
病院で順番待ちをしていると、
027氏より一本の電話。

分譲支援の相談を受けに、
ある会社さんの藤沢支店まで
足を運んでいることは聞いていたが、
その対象となる分譲地が、
鎌倉市だという。

我が家からは、
大船駅を挟んで反対側。

よく買い物に行くショッピングモールの近く、
UFO飛来スポットで有名な大船観音のお膝元、
北条早雲築城の関東3名城、玉縄城跡の裏である。

冷たい雨の中、
ハンドルを逆に切って
クライアントさん&027氏の
現地調査の場に合流し、
分譲地を視察する。

これまで日本全国の分譲地の
現地調査に数多く同行してきたが、
めぐりめぐって、
まさかこんな地元の
販売企画支援に関われるとは・・・。

感慨深いものだ。

ジモティ(死語・・・。)ならではの情報や、
そこで暮らしてきた感性を総動員して、
結果につなげていきたい。

自分のデザインしたチラシが、
自分ん家の新聞に折り込まれる
・・・かもしれない。

感慨深いだろうなぁ。


<今日の逸品>
我らマチクリズのイメージアイコン。
背番号(社員コード)と共に、
各々の役割と重なる選手のシルエット・・・。
詳細なプロフィールは、
マチクリHPが立ち上がると
社員紹介として掲載されます。
UPが遅れています・・・少々お待ちを。

2008-01-10

地球の危機

うれしい悲鳴・・・(泣)。

地球温暖化で、
北極の真っ白な氷が
姿を消していくのに比例するが如く、
ボクのスケジュール内で
常に10%を確保していたデザイン予備時間が、
向こう1ヶ月、まったく姿を消してしまった。

マチクリが立ち上がって間もないのに、
これだけの仕事をいただけるのは、
本当にありがたいこと。

ただ、予備時間がないということは、
1つでも突発業務が発生すると、
別のどれか1つの納期が
間に合わなくなってしまうということ。

「信用第一、納期絶対」がモットーの、
マチクリデザイン工場としては、
緊急事態である。

これまで以上に、
1分、1秒を有効に使いながら、
そんな中でも
ゆっくり落ち着いて動いていくよう、
心掛けていこう。

まだ、この文章を書いているうちは大丈夫!

頑張れ、自分!


<今日の逸品>
モデルハウス内の
見所を掲載するポイントシート。
デザインしたテンプレートは、
10枚を超えるか・・・。
これをデザインしていると、
もう一度、住宅営業をしたくなるから不思議だ。

2008-01-09

オーレ!サガン鳥栖

エスエージーエーSAGAから、
佐賀北高の甲子園優勝、
がばい婆ちゃん・・・と、
話題の事欠かない佐賀県へ、
マチクリズトリオで訪問。

今週は、毎日外出予定の入った
アウトドアウィーク。

来週からはまた、
自宅に籠もってデザインをし続ける
インドアウィークに突入するので、
とても良い気分転換になった。

また、今日初めてお会いした
佐賀のプロジェクトメンバーが、
これまでに無いほどの成長意欲と、
積極的な姿勢、マチクリへの期待感を
持った人たちなので、
こちらもたくさんのエネルギーを
分けてもらうことができた。

027氏と秘書007が、
メンバーのインタビューを行う裏で、
ボクは、デザインのイメージを掴むため、
競合となる物件と、建築中のPJ物件を見学し、
モデルハウス内を案内してもらう。

いける!

やることをしっかり積み重ねていけば、
間違いなく成功する!

直感ではあるが、
そう感じさせてくれる要素が
次から次へと溢れてくる
有意義な1日だった。

いける、いける!

・・・2回言うと、嘘くさくなるなぁ。

はい、はい。
わかった、わかった。
大丈夫、大丈夫。
知らない、知らない。

ん~、全部嘘くさい・・・。

コトバって、難しい。


<今日の逸品>
栃木県にはためく分譲地のノボリと、
同誘導看板。
子育てママにスポットを当て、
線と点だけでシンプルにイラストロゴ化。
赤&橙と、暖色系の2色なので、
交互に大量設置すると、
寒い冬もキモチだけは暖かくなる。

2008-01-07

19年分のおめでとう

今年も、
年賀状を
たくさんいただいた。

ありがとうございます!

いつも会っている友人をはじめ、
お世話になっている方々や親戚、
10年以上ご無沙汰している親友など
ジャンルも様々、目的も様々である。

昨年のお礼と新年の挨拶。

結婚、出産、妊娠報告。
(N、I、K、N、Y、M・・・おめでとう!)

子供の成長記録。

独立の挨拶。

作品発表の場・・・などなど。

そんな中でも、
一番想いの詰まった年賀状がある。

今は埼玉に住む親友で、
高校時代のクラスメイトからの年賀状。

親友といっても、
高校卒業以来一度も会っていない。

訳あって会えないままだが、
いつか会える日を夢みて、
近況報告と居場所報告の手段として、
毎年、年賀状を送り合っている。

その数、19年分で19枚。

電話でもなく、メールでもなく、
年に1回限りのこの葉書だけが、
二人をつないでくれている。

20枚目になる2009年の年賀状で、
もう、時効になるだろうか。

会いたいキモチは変わらないが、
会わないほうが良い気もする。

来年は、
住所以外の連絡先を
記載してみるかな・・・。

まぁ、あと1年かけてよく考えよう。


<今日の逸品>
他の追随を許さない(誰も追随しない)
コンサルティングの提案書。
そこには、今にも飛び出しそうなイキの良い“ブリ”。
その勢いのままに契約に結びつき、
支援の結果にも繋がっている演技の良いデザイン。
他で使えないのが悲しいところ・・・。

2008-01-05

大自然の一員として生きること

1日から5日まで、
妻の実家高知で過ごす。

うちの父母&祖父は、
いつも顔を合わせられるが、
妻方の父母&祖母は、
正月と盆休みの2回しか
会う機会がないので、
ここぞとばかりに
たくさんの時間を共有する。

高知だけあって、
朝、昼、晩と構わず
体内には大量のアルコールが入ってくる。

いつもは、
水がわりのビールと、
高知の名酒「土佐鶴」、
義父の好きなオロナミンCの焼酎割りを
チャンポンするのだが、
今回は、新婚旅行で土産に買って帰った
カリフォルニアワインも加わって、
身体の中は、たいへんな事になっていた・・・。

義母は義母で、
料理のオンパレード。

グレの水炊き、牛&豚の合わせすき焼き、
キムチ鍋・・・の恒例の鍋トリオを筆頭に、
カツオのたたき、高知風お好み焼き、
特製鶏がらカレー、栗入り赤飯・・・。

5日間休みなく、
飲み続け、食べ続けたので、
帰って体重計に乗ると、
2kgも増えていた。

ん~、リハビリが必要だ。

3日には、
義父に連れられて
磯釣りを初体験。

須崎という漁港から、
渡し船に乗り込み、
海の中に浮かぶ無数の岩に、
釣り人を順番に下していく。

義父とボクも、
「ソバカド」と名前のついた岩に、
2人だけで上陸。

四方を海に囲まれた岩に残されるのは、
気分の良いものではないが、
慣れてくるとアドベンチャー気分で、
これはこれで潮風が心地いい。

師匠の手助けもあり、
30cm弱のグレ(関東ではイシダイというらしい)を2尾と、
15cmくらいのコグレを5~6尾釣上げることができた。

ビギナーズラックとはこういうものか。

指先にグングンと感じる魚の生命力は、
なんとも表現できない不思議な感触で、
人々が釣りに熱中するキモチが少し理解できた。

魚の息吹を通して、
自分自身が大自然の中の一員であることを、
実感できた尊い体験だった。

また、自然の中に飛び出そう。


<今日の逸品>
採用されたほうの年賀状。
モジモジくんのような気ぐるみねずみは、
この正月のTVやチラシでも、
溢れかえっていたが、
マッチを持ったねずみは
間違いなくコレだけだろう・・・。

2008-01-01

年頭所感2008

水平線がおひさまとキスしながら
一日の始まりを讃える
僕は大きく背伸びをしながら
あくびなんかしてそれに答える

耳を澄ましたら
ほら聞こえてきそうだよ
ジワジワって地球が回る音
まるでイントロみたいに

Wake me up! 今日こそ
吐き気をもよおしそうな 
鏡の中の湿っぽい顔した自分に手を振るよ
凹んではひねくれていた
昨日も連れて行こう

この目の前にある恐ろしくて
それでいて優しい海原を僕は泳いでく

表彰台に登った記憶なんかない
それで何不自由なく暮らしてきた
ひょっとしたら「あきらめろ」って僕は
僕自身を説得してきたのかも

自分らしくある事
そこに甘えずに生きていたい
でもそのための一歩が踏み出せずにいるんだ

Wake me up! 祈るように
ありきたりの日々を
自分自身にかけた催眠術を解いて目を開こう
「心の闇」だなんだって
時代の所為にしてきたろう?
この街中にある満ち足りていてでも空虚な砂漠を
君と歩いてく

明日になる前に今日が終わる前に
見出せるかな
産まれては消える命の意味を

Wake me up! 行こうよ
吐き気をもよおしそうな
鏡の中の湿っぽい顔した人よ
またいつか会おう
凹んではひねくれていた昨日も連れて行こう
この目の前にある恐ろしくてそれでいて優しい海原を
僕は泳いでく君と泳いでく

革命は起きない
ありきたりの日々を
祈るように生きよう
Wake me up
Wake me up

---MrChiidren「Wake me up!」

「2008年、自分らしくある事、そこに甘えずに生きていく」


<今日の逸品>
没なほうの年賀状デザイン。
旧年はたいへんお世話になりました。
本年も宜しくお願い致します。