はまっていたアニメがある。
タツノコプロの作品、
「ヤッターマン」だ。
1977年~79年まで
108回も放映されていた
言わずと知れた人気アニメだ。
小学校低学年で見ていた記憶があるので、
おそらく再放送だったのだろう。
水戸黄門にも通じる、
毎回お決まりのストーリーに沿った
勧善懲悪のわかりやすさ。
ドロンジョ、ボヤッキーなどの
敵ながらも愛嬌のある名脇役。
子供ながら世界に目を向けるきっかけとなった
世界中の歴史や出来事をパロディにしたエピソード。
そのどれもが、
これだけのお化け番組にのし上がったポイントだが、
一番のヒットのツボは、耳に残るフレーズだろう。
「豚もおだてりゃ木に登る」
「アラホラサッサー」
「ポチっとな」
「お仕置きだべ~」
「今週のビックリドッキリメカ、発進!」
「全国の女子校生のみなさん~」
「この、スカポンタン!」
広告においても、CMにおいても、歌においても、
ヒットするものには、全て耳に残るキャッチコピーがあるもの。
「○○を一言で言うと?」
・・・デザインの仕事をしていると、
いつもアタマの片隅にわきあがるクエスチョンである。
この1月から、
この「ヤッターマン」が30年ぶりに復活した。
30歳も半ばに差し掛かった「オトナ」が
久しぶりにチャンネルを合わせて見ても、
懐かしさと共に、やはりその完成度の高さには驚かされた。
来年には、実写版映画にもなるという。
時間の許す限り、
日本中の子供たちと、この30分の時間を共有して、
「ヤッターマン」の成功法則を学び取りたい。
当時、初めて買ってもらった「超合金」(今でもあるのだろうか?)が、
犬型メカ「ヤッターワン」だった。
もうどこかにいってしまったが、
今残っていたら、4~5万円で売れたかもしれない・・・。
ん~、惜しいことをした。
<今日の逸品>
高台にある分譲地ロゴのデザインボード。
見晴らしの良さを切り口にデザインイメージを固めたもの。
コンセプトは良かったが、もう手遅れだった・・・。
頑張っても報われない仕事は、
蓄積する疲労も大きかったように思う。
芸術家とGDの違い。
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