2010-07-30

1945年9月1日大船にて

明日7月31日で、
マチクリの第3期が
終了する。

…ということで、
打合せ帰りの
027氏と東京で
待ち合わせて、
ちょっと遅い
21時からの
オツカレサマ会。

大波小波が
ありながらも、
なんとか無事3年を
経過することが
できたのは、多くの
クライアントさんに
喜んでもらえて、
その先の
エンドユーザーに
想いが伝わった
ことに尽きる。

さらに、
ボクらと同じ方向を向いて
一緒に行動してくれたパートナーさん、
力になってくれた業者さん、
リフレッシュに
つきあってくれた友人、
黙って支えてくれた家族、
さらにさらに、
試練という名の負の土産を
置いていってくれた××××(笑)まで
…関わりのあった全員に
感謝、感謝である。

8月1日より始まる
第4期のマチクリの標語は
「逃げちゃだめだ。」…とのこと。

仕事もプライベートも
△△△も□□□も…
逃げることなく
中央突破していこう。


<今日の逸枚>
本文とは全く関係ないが、
ふと見つけた我が街、大船の
貴重な写真を紹介。
「Ofuna Main Camp」という
題のついた8枚の写真の5枚目。
注釈には…
  14053 American prisoners liberated from the Ofuna camp at Yokohama
  wait at a railway station in town of Ofuna for transportation to Atsugi Airfield
  the first reg of their trip home.Japs looking on.45/09/01
…とある。
こんな時代があったのか…。
何とも重たい写真だ。

2010-07-28

栄冠は君に輝く

あ~、夏だなぁ。

…と感じる
人それぞれの夏の
風物詩があると思うが、
ボクが一番そう感じるのが
高校野球である。

子供の頃、
盆休みは必ず
母親の実家がある
栃木県の日光へ里帰りし、
いとこたちみんなで
スイカを食べながら
夏の甲子園を見ていた。

まだ小さな世界だけで
生きていたボクは、
地元の神奈川代表、
母の実家の栃木代表、
いとこの住む千葉代表・・・の
3県代表を毎年応援。

その他の
都道府県名や
各地の地名を覚えたのも
高校野球だったように思う。

高校生になると、
母校が昭和24年…という大昔に
解説者でお馴染みだった
佐々木信也氏を擁して
夏の全国大会を制覇した
古豪(一度きりの優勝でもこう言うのかな)
…だったこともあり、
在籍中の3回の夏は
全国大会よりも
県大会を熱く応援。

ずっと振るわなかったのだが、
ボクが3年時の夏には、
勢いに乗って勝ち続け、
勝てばベスト4(だったように思う)の試合に
あの横浜高校に惜敗。

野球を観戦していて、
心臓が止まりそうになった
2回のうちの1回が
その試合だった。

高校野球マンガの思い出も
ボクの思い出とリンクしている。

小学生のとき、
ちばあきお氏の
『キャプテン』にはまり、
青春時代には、
あだち充氏の『タッチ』で、
新田由加に恋して、
(南ちゃんでなく??)
その後も高校野球が題材の
作品は結構読んできた。

最近のオススメは、
現在も連載している
中原裕氏の『ラストイニング』。

細かい駆け引きや
心の動きの表現が絶妙で、
また、ドロドロした
高校野球の負の一面まで
描いてるところが新鮮。

興味がある方はぜひ。

明日は神奈川大会決勝…
今回ノーシードの横浜VS
ドラ1候補の一二三(ひふみ)投手
擁する東海大相模。

ん~シビレる対戦。

高校野球ネタを
書き出すとキリが無いので、
今日はこの辺で…。


<今日の逸枚>
銀座の中心で出逢った
名前のわからないサカナくん。
ほんの一瞬のクールダウン。
猛暑日にはありがたい出逢い。

2010-07-26

東京ウェザーランド

世界中で、
天候がおかしく
なっている。

ロシアでの高温、
中国での大雨、
南米での寒波…。

日本でも毎日、
熱中症やゲリラ豪雨、
雷雨に突風、洪水、
異常発生の生物などの
ニュースが続く。

この“天候災害”…
自分自身に害が
及ばないとわかった途端、
“天候ショー”に一変する
傾向があるようだ。

そういうボクも
子供の時分から、
大雪や台風の
直撃を受けると、
ワクワク、ソワソワして
窓外の状況に
くぎ付けになり、
また、他地方の災害を伝える
特番やニュースが
映し出されると、
ついつい手を止めて
見入ってしまう。

何がそうさせるのだろう。

学生時代は、
大雪や台風のおかげで
学校が休みになったり、
早退になったりしたので、
それらの災害が嬉しかった
…というのもあるが、
今は関係ないし…。

また、
建て替え前の我が家で
大雨を受けた際、
一部の屋根が壊れ、
大量に雨漏りをしたり、
同時に隣りの川が氾濫し、
床下浸水しかけるなど、
自身に直接的な害が
振りかかったこともあったが、
そのときの恐怖も
時間と共にどこかへ
消え去ってしまった。

本当の怖さ、
死に直面する恐怖に
いたっていないから、
“ショー”としか
認識できないのか。

たぶん、そうだ。

それなら、
この災害全般を
限りなくリアルに疑似体験できる
テーマパークを
作ってはどうだろう。

3Dブームに乗っかれば、
迫りくる大津波、
土砂で倒壊する我が家、
増水した川に流される自分など
臨場感溢れる
恐怖を体感できるし、
現代の技術を総動員すれば、
その他の凄まじい気象状況も
五感で感じれるような
再現が可能なはず。

これまでも、
気象実験センターや
企業の体験館などで、
これらの一部は体感できたが、
ぜひ一同に会して、
アトラクションの要素を加え、
『東京ウェザーランド』
…的な施設として、
ぜひ一考を願いたい。

今日も、
突然やってきて
突然過ぎ去った雷に
魂を30分ほど奪われた
ボクでした。

対策も備えも、
共感も批判も…
まずは実際に
体感してから。


<今日の逸枚>
毎週月曜朝に
やってくる八百屋。
他にも、御用聞きの魚屋に
牛乳屋、置き薬の薬売り…と
まだまだ古き良き
商いのスタイルが
生き残っている。
おうちコーポに負けずに
頑張ってほしい。

2010-07-24

居酒屋フレンド

カンボジアで
頑張ってる友人が
3週間の一時帰国。

…ということで、
1)彼女を囲む会兼、
2)3人目誕生おめでとう兼、
3)3歳の誕生日おめでとう兼、
4)他いろいろ…な同期会を
五反野に新築した
2)ファミリーの新居で
賑やかに開催する。

いつもは夜集合の
居酒屋コースが定番だが、
今回初めて陽が高い時間に
集合しての家カフェ、家飲みコース。

子連れの集まりでは、
定番のスタイルのようだが、
とうとうボクらの仲間も
新たなステージに
突入したようだ。

この家カフェ&家飲み…
なるほどチビッ子たちも
自由にはしゃぎまわれるし、
パパ&ママも気兼ねなく
参加することができて、
とてもいい環境。

十数年来の仲間で、
元々居心地がいい
…というのもあるが、
同じメンバーでも
居酒屋では得られなかった
楽しい空間と時間を
過ごすことができた。

(居酒屋には居酒屋の
良さもあるが…)

子供たちと遊んでいると
普段使わない筋肉がつり、
心拍も上がってくるが、
1つ1つの行動や言動、表情が、
ホントに楽しい。

ボク自身も
貴重な予行練習(!?)ができ、
有意義な土曜日となった。

また集まりましょう。


<今日の逸枚>
湘南名物のしらすを使ったピザ。
江ノ島近くのイタリアンに登場した際には、
美味しくてわざわざ訪れたものだが、
最近では多くの店のメニューとして
広まってきて嬉しい限り。
これは大船の
ヴィレッジカフェにて。

2010-07-21

由比ヶ浜より生中継

今日は、
鎌倉花火大会。

例年は、
8月10日の
日にち固定で
開催されていたが、
今年は大潮と重なり、
観客席となる砂浜が激減し、
安全性に問題がある
…とのことで、
前倒しの開催となった。

しかも、
昨年は台風のため
中止だったので、
開催自体2年ぶりとなる。

鎌倉花火大会…
ボクら地元での位置づけは、
子供の頃は夏休みの
家族での思い出づくり、
学生時代はデートの
お決まりイベントとして
夏の定番となっている。

…けれど、
オトナになってからは、
人混みがハンパないので
パス…というのが多数派。

実際に、
市外からの観光客が
結構な割合を
占めているらしい。

ボクも、
高校3年のときに、
見にいったのが
最後のような気がする。

今年、
そんな我が家の花火デーに
小さな変化があった。

地デジになって、
JCNかまくら…というチャンネルが
見れるようになったのだが、
このチャンネルで
鎌倉花火大会を
生中継しているのだ。

名古屋に行っている弟が
昨日から里帰りしているので、
家族みんなで夕飯を食べながら
TVの前での花火観覧会。

これがなんとも面白い。

会場の
由比ヶ浜からは、
山一つ挟んでいるので、
我が家から火の大輪は
見えないのだが、
ズンズ~ンと打上音だけが
聞こえてくる。

…なので、
TVの音量をミュートにすると、
画面で花火が花開いた2~3秒後に、
窓の外からの生音が届く。

画面上のスターマインが
華やかに咲き乱れた2~3秒後に
マシンガンのような連射音。

大輪の八尺玉の2~3秒後には
ひときわ腹の底に響く重低音。

不思議な体験。

来年は久しぶりに
会場に足を運んでみたくなった。


<今日の逸枚>
TV前の特別家族観覧席。
このショットは鎌倉名物水中花火。
航行する船上から
海に花火玉を投げ入れて、
半円の花を咲かせるもの。
当然上空よりも観客に近いので
同じ尺の花火でも迫力倍増。
まぁ、TVのインチ数以上には
ならないが…。

2010-07-19

チャコの海岸物語

海の日。

ボディボードを
小脇に積んだ原チャリや、
窓を開けてサザン
ミュージック全開のクーペ、
車内で既に水着の子供たち
がはしゃぐミニバン…。

鎌倉街道を南に向かう車を
眺めているだけで、
夏休み気分が
高揚してくる。

そんな浮かれた車たちと
すれ違いながら、
妻と二人、
用事があって横浜へ。

この時期は
横浜へ向かう上りのほうが
空いているので助かる。

夕方以降は逆転するが・・・。

用事のほうを無事済ませ、
心晴れ晴れとなったあとは、
暑さを逃れてベイクォーター、
横浜そごう、ポルタ…と
冷房の効いたスポットを
ハシゴしながらショッピング。

ん~、生き返る。

海行きたい…と言いながら、
涼しさを求めてしまう葛藤。

これを解決するため、
今年の海は観光客が
帰宅し始める
夕方以降にしておこう…と
ちょっと弱気になった帰り道。


<今日の逸枚>
大船発、湘南江ノ島行きの
モノレールも今日は満員のよう。
所要時間13分なので、
東京方面から江ノ島への
意外とオススメな
アクセス方法です。

2010-07-17

いつもの繰り返し

マチクリの第3期も
残り1ヶ月となった。

今日は、
ラストスパートに向けて、
銀座オフィスにて
027氏と打合せ。

…といっても
やることは決まっている。

いつものように
027氏が現場で
企画してきた内容を
いつものように
水揚げ=共有して、
いつものように
ビールで乾杯。

いつものように
鎌倉オフィスに持ち帰り、
明日からは再び、
いつものように
デザイン業務に
取りかかる。

この、
いつもと同じ…
の繰り返しが、
試行錯誤を行う中で、
成るべくしてなった
マチクリスタイルであり、
結果に繋げるための
ミソとなっているようだ。

海の向こうのイチローも
朝起きてから、
バッターボックスに
入るまでに行う動作や
試合を終えてから
家で寝るまでの行動は、
敢えていつも同じなのだと言う。

カレもその行動が
現在の自分を作り上げている
・・・と話している。

賛否あるだろうが、
ボクはカレーを毎日食べ続ける
イチローのストイックさを
追いかけたい。

イチロー繋がりで脱線するが、
3歳(だったかな?)年上のイチローの兄貴は、
グラフィックデザイナーをしているらしく、
現在イチローが使用している
全ての野球用品には、
兄貴がデザインした専用ロゴが
プリントされているとのこと。

これを知ったとき、
イチローと重なる遺伝子を持った人間が
“グラフィックデザイナー”という職種を
選んでくれていることに
ちょっと嬉しくなったボクでした。


<今日の逸枚>
ホコテンになった
土曜日の銀座中央通り。
ここも1つのパワースポット。

2010-07-14

壊れかけのRadio

重なるときは、
一度に重なるもので…。

身の回りで、
もういつ寿命がきても
おかしくない状態のものが
ぞくぞくと増えてきた。

まず自転車。

もうどれだけ
乗っているだろう?

自分史上で
一番大事に乗っていたチャリは、
前々職で徳島への
出向が決まった際に
後輩へあげてしまい、
それ以降の記憶が
飛び飛びなのだが、
おそらく出向から
戻ってすぐあたりで
購入したのが
今の相棒なはず。

だとすれば、
もう10年近い。

ここ2~3ヶ月は
パンクを直し直し
乗っていたが、
さすがにフレームも
ヤバくなってきて、
空気も毎朝1回
入れる始末…。

次にデジカメ。

今日訳あって
久しぶりに出してみたら
ディスプレイが
付いたり消えたり・・・。

照準穴をのぞいて撮るなら
何も問題ないのだが、
あまりデジカメを
のぞいて撮ってる人、
見ないしなぁ。

そしてOTTI(軽自動車)。

パワーウインドウを
長押ししても、
自動での開け閉めが
できなくなった。

一度押すと、
4~5cm動き、
また押すと4~5cm動く。

最終的に、
全部を開け閉めするのに、
5~6回押すという不便さ。

まぁ、
これはもうすぐ
法定12ヶ月点検があるので
そこでみてもらえばいいか・・・。

さらにジョウロ。

注ぎ口部分に
劣化によって亀裂が入り、
入れた水の10%ほどが
目的地の前に落ちていく。

あまりエコでないので、
ひとまずガムテープで応急処置。

高い代物ではないのだが、
毎日使うものなので、
何でも…という訳にはいかず。

フォルムや持ち具合、機能性で、
ボクら基準を満たすヤツに
出逢うまでは、もう少し
頑張ってもらおう。

そして、ノートPC。

ちょっとイワクツキのPCで、
除霊(?)したおかげて、
ずっとおとなしく言う事を
聞いていたのだが、
ここにきてハードディスクの叫び声が
かなり大きくなってきた…。

過去の経験からいうと、
そろそろ中身を
非難させておいたほうが良いかも。

さらに、さらに、
ちょっとここには書けないものまで、
壊れかけて…。

まぁ、金で解決できないものが
壊れてしまわないように
気をつけよう。

♪ホントのシアワセ教えてよ~
 壊れ~かけの~レイディオ~


<今日の逸枚>
妻に合わせて
採食主義者っぽい
ランチプレート。
たしかに、たしかに素材の味がして
とてもおいしいのだが…。
口直しに吉ギューでも食べたい。

2010-07-12

4勝1敗

日本が
大きく変わった
…であろう長い一日。

この後、
さらに大きなイベントが
待っているので、
まだまだ一日が
終わった感じ
ではないが…。

個人的には
応援していた
候補者の4人が
3勝1敗となったので、
まずまずの結果。

白戸次郎候補も
当選したようなので
4勝1敗か…。

いろいろ難題が
積み重なる
緊急事態の中で、
衆参ねじれ状態と
なってしまい、
ますます日本が袋小路に
陥りそうな予感がするが、
これもボクらが
選んだ結果なので、
今日からの各人の行動を
しっかりと辛抱強く、
注視していきたい。

それにしても、
この選挙制度って、
どうもス~ッと
腹落ちしないんだよなぁ。

まぁ、
それは置いておいて、
1点追加すると、
今回は我が家が地デジになって
初めての選挙戦。

前回までは、
延々ループし続ける
各都道府県の開票速報に
神奈川県は?
注目の選挙区は??…と、
気になる選挙区の
順番が回ってくるのを
チャンネルを回しながら
追いかけていたが、
その面倒くさい手間が、
地デジになって
解消された。

「dボタン」…データボタンで、
好きな選挙区や比例の状況を
タイムリーに確認できるとは…
便利な機能があるものだ。

今日が、
地デジになって良かった…と
一番感じた日かも。

さて、
3時30分のキックオフまで
少し仮眠でもするかな。


<今日の逸枚>
連チャンでの海の写真。
あぁ…、ウミ、うみ、UMI…。
海、行きたい…。
当写真は、
五色の浜から
東方向の眺めでした。

2010-07-09

2年分の時間を増やそう

大人になってから
…というか
気がついた時には
睡眠時間6時間…が、
ボクの体内リズムとして
定着していた。

子供の頃や、
学生時代のことは、
あまり覚えていないのだが、
社会人になってからは
6時間の睡眠を取れた朝が、
一番スッキリと
目覚めることができ、
実際に取っている睡眠も
平均6時間くらいだった。


もちろん
徹夜をして迎える朝
(仕事・遊び含めて)や、
休日に夕方まで熟睡してしまい
ここはどこ??私はだれ??的な
目覚めも多々あったが…。

していた、だった、あった…
過去形で書いているのは、
大人になってからの約15年、
ほぼ変わらなかった
その体内リズムが、
この2~3ヶ月で
変わってしまったことに
最近気がついたのだ。

睡眠時間=5時間。

…これが、
今一番スッキリ目覚められる
ベストな睡眠時間であり、
おそらく実際に平均しても
5時間くらいになるはず。

何で変わってしまったのか・・・。

考えられる原因は、
ここ数か月、両手いっぱいの
デザイン業務を受けていたので、
必然的に寝る時間が浸食されていき、
それを繰り返しているうちに、
そのリズムが自分のリズムとして
最適なものになっていったのだろう。

環境適応力ってやつか。

でも、考えようによっては、
1日1時間、ボクの使える時間が
増えたのだ。

1年で365時間。

日に直すと、1年で15日。

あと50年生きるとすると、750日。

…約2年分の時間が
増えたことになる。

なんか得したような、
騙されたような変な気分(笑)。

この勢いで、
睡眠時間4時間、3時間…にして、
もっと使える時間を増やすかな。


<今日の逸枚>
海に行きたい病が再発したので、
前回の高知帰省時の写真を眺める。
これは「竜串」(変な地名…)から、
「見残し」(これも変な地名…)を眺めるの図。
あぁ~、余計海に行きたくなった…。

2010-07-07

ねがいごと

あいにくの空となった
七夕の今日、
銀座オフィスでの
打合せのため、
有楽町から歩いていると、
日本一有名な宝くじ売り場
「西銀座チャンスセンター」は
ねがいごとを携えた
人・人・人・人・人で
溢れかえっていた。

七夕の日と
サマージャンボの発売日を
重ねてきたらしい。

さすがに、
今日並んだ全員の
ねがいごとを叶えるほど、
お星さまも懐が潤っては
いないだろうが…。

そんな7月7日は、
親友Y子氏の
誕生日でもあるので、
遠くカンボジアは
シェムリアップで頑張る
彼女にメールを送ると、
早速返事が戻ってきた。

向こうは晴れで、
彼女が日本語を教えている
カンボジアの子供たちと
七夕飾りを作って
短冊を書いたという。

親友の遺志を継いで
児童買春や人身売買、
無教育、孤児、貧困・・・と
言葉にならないほどの
問題を抱える現地の
子供たちをサポートするため、
昨年、海を渡ったY子氏。

彼女の行動を見ていると、
ボク自身の今までの生き方を
あらためて顧みるきっかけになり、
また、彼女のHPやBlogを通して
カンボジアの子供たちの生活や
絵画作品、笑顔に触れると、
大切なものは何か、
優先すべきものは何なのか、
これまでの選択は間違ってなかったか、
何のために産まれてきたのか
・・・と、アタマの中に
「???」がループし始める。

・・・が、ボクの中で
答えは出ている。

今自分ができることを
やるべきと思うことを
とにかくひとつずつ
行動に移していくこと。

結局、それしかない。

子供たちの笑顔に負けない
心の底からの笑顔が自然と出せるように、
明日からも日々頑張っていこう…と
改めて思った。

お星さま・・・
ねがいごとが叶う人の数が
決まっているなら、
チャンスセンターの人より
カンボジアの子供たちのねがいを
ぜひ優先してあげてくださいな。

まぁ、
ボクのねがいを
聞いてくれるというなら
拒みませんが・・・。


<今日の逸枚>
「Small Art School」
Y子氏がシェムリアップ市にて
約200人の子供たちを対象に
無料で開放している美術スクール。
「ギャラリー」をクリックして、
ぜひ子供たちの絵を見てほしい。
ボクらのほうが、逆に元気をもらえる…。

↓↓↓コチラ

http://www.smallartschool.org/Small_Art_School/index.html

2010-07-05

空白の4ヶ月

今日は、
珍しく歴史の話を…。

縁あって、
第二の故郷となった
土佐を舞台にした
大河ドラマ『龍馬伝』。

毎週かかさず
見ているのだが、
全国的にも福山龍馬が
かなり注目されているようで、
視聴率からみると、
近年の大河ドラマでは
2年前の『篤姫』か『龍馬伝』か
・・・というツートップらしい。

また、『龍馬』という
ヒーローが主人公だけあって、
書籍、旅行、グルメ、
関連グッズ、さらには
幕末全般の人気を押し上げ、
その経済効果は
『篤姫』のときとは
比べものにならないほど。

そんな昨日放送の『龍馬伝』で、
興味深いシーンがあった。

坂本龍馬の生涯や、
そのときどきの足取りは
結構正確にわかっているのだが、
2点だけわかっていないことがある。

1点は、言うまでもないが
日本幕末史における最大の謎、
「龍馬は誰に暗殺されたか」…であり、
もう1点が、歴史上から
龍馬の足取りが消えた
「空白の4ヶ月」・・・である。

今回の龍馬伝では、
その2つ目の「空白の4ヶ月」の謎が
斬新な解釈で描かれていた。

なんと、
仲間である武市半平太と
岡田以蔵を救うため、
土佐に舞い戻らせているのだ。

脱藩者の身であるため、
土佐に戻るということは、
捉えられて切腹…も
覚悟の上である。

これまで、
いろいろな研究者や
小説家、脚本家たちが
いろいろな説を推測しているが、
ボク的には今回のシナリオが、
“こうあってもらいたい”…という
イチオシの解釈だったかも。

もう1つの最大の謎は、
おそらく年末の最終回となるのだろうが、
こちらもどのような解釈で締めるのか
今から楽しみだ。

歴史をリセットできたなら、
坂本龍馬と織田信長が
それぞれの人生を全うしたときの
ニッポンの変わりようを
この目で見てみたいものだなぁ。


<今日の逸品>
これまで、「横浜家系」の
独壇場だった大船ラーメンMAPに、
つけ麺&汁無し麺が勢力を伸ばしてきた。
写真は、横浜日ノ出町の行列店
「日の出ラーメン」の支店で食べた
汁無しガッツ麺…750円だったかな。

2010-07-03

あたらしいいのち

朝、
いつものように
庭へ出ると、
木の実のような塊が
足元でピョコピョコ
動いている。

何が起きたのか、
一瞬わからなかったが、
しばらく観察していると
木の実の一部が割れ、
白と黒の鮮やかな模様が
目に飛び込んできた。

アゲハだ。

木の実のように見えた塊は、
蝶のサナギだったようで
おそらくエゴの木に
つかまっていたものが、
何かの拍子に
下へと落ちて
しまったのだろう。

新しい命の誕生って
ホントに神秘的だ。

まぁ実際には、
卵から孵化後、
イモムシ、サナギへと
変化してきているので、
今、この瞬間に
いのちが誕生した
訳ではないが・・・。

“木の実”の塊から
右上の写真の状態に
なるまで4~5分。

ヒトの視線を感じながらも、
写メの音に驚きながらも、
なんとか外界へと
出てこられたようだ。

おめでとう!

ヒヨコは、
最初に目にした物体を
自分の親だと勘違いして、
どこまでもついてくるらしいが、
このアゲハは、
朝刊を取りに一瞬目をそらした隙に
どこかえへと消えてしまった。

夕方、
庭木の水やりに外へ出ると、
家の前の路上を
不自然にバタバタとはばたく
蝶が一匹。

今朝のアゲハだ。

あれから、
もう8時間は
経過しているのに、
お尻部分のサナギの殻が
うまく取れないようで、
上空へと羽ばたくことができず、
地面すれすれを
ヨロヨロ、パタパタ…。

引っ張って
取ってあげようと試みるも、
敵と思ったのか、
不自然な低空飛行のまま
川のほうへと行ってしまった。

無念…。

その後、
うまく外れただろうか。

外れずに
蜜を吸うことができず
空腹で彷徨っているか、
それとも、鳥にでも
捕まってしまったか、
車にひかれてしまったか・・・。

いのちって・・・
いきることって・・・
どうしようもないほど
残酷だ。


<今日の逸枚>
この写真が
遺影となっていないことを
心から祈りたい。

2010-07-01

海びらき~!!!

7月1日。

2010年も、
大晦日に向かって
今日折り返した。

梅雨の真っ只中だが、
この風、この陽射し、
この匂いは、
もう夏そのもの。

少し潮風を含んだような
ジリジリ熱い風は、
由比ヶ浜の海の家で
感じる風に似てる。

心が海へと
走りだしそうになるのを
グッとこらえるため、
今日のところは
自然の風を
シャットアウトして、
カーテンも閉め、
エアコンの除湿機能に
頼って一日を過ごす。

その甲斐あってか、
両手から溢れ気味だった
今日予定のデザイン業務が、
日が変わる前に終了した。

24時前に、
PCのスイッチを切れるのは
かなり久しぶりかも。

終わった途端、
海への想いが蘇ってきたので、
先週発売になった
湘南スタイルの夏号でも
めくりながら、
ビールでも飲もうかな。

おっ、テレビのニュースでも
鎌倉の海水浴場海開きの話題だ。

週末は海だな。


<今日の逸枚>
馬具倉庫。
馬の守護霊が
憑いているらしいボクは、
不思議と足が止まってしまう
スポットのひとつ。