2009-08-30

ゴンドアの谷の歌

2009年8月。

これから生まれてくる
未来の子供たち。

その子供たちが、
すくすくと大きくなって、
歴史の勉強をするとき、
“革命のあった年”として、
誰かがうまい
語呂合わせを付けて、
暗記カードに記述して、
この年号を覚えることに
なるのだろう。

衆議院議員総選挙。

また風が吹いた。

4年前に
郵政民営化の風を受けて
大量の増殖した小泉チルドレン。

今日、
政権交代の風に乗って
大量に当選した小沢チルドレン。

時代の風に乗るのがうまい人
・・・というのは、
先見の明ではないが、
ひとつの才能なのだろう。

ただ、4年前に風に乗った人の、
今年の惨状を目にすると、
風に乗って漂うだけでは、
どうにも不安定だ。

今年、風だけに乗って
当選した人たちの4年後は・・・。

ちょっと心配になる。

一方、風に関係なく、
足を大地に根ざし、
当選した人たちもいる。

地元神奈川を例にとれば、
まず11区の小泉進次郎氏。

良くも悪くも偉大すぎる
父の後継者として、
世襲批判の大逆風の中、
見事4代目として勝ち上がった。

腹を据えて、
父・兄の応援を受けず、
地元の隅々を自分の足で回り、
ボランティアと一緒に
積み重ねてきたものが、
カタチとなって実を結んだ。

28歳ながら、
比例での復活を封印し、
小選挙区一本で勝負した潔さも、
地元の共感を得たようだ。

もう一人は、
4区の浅尾慶一郎氏。

これだけの突風を背中に受ける
民主党の看板を直前に捨て、
まだナニモノかもわからない
みんなの党で出馬。

民主シャドーキャビネットの
防衛大臣として、
TVへの露出も多く、
知名度抜群ながら、
その上に胡坐をかくこともなく、
時間さえあれば、
地元の集まりやイベントを回り、
選挙期間以外の普通の日も、
よく大船駅で活動報告する
姿を見かけた。

離党したことで、
背中への風は正面からの逆風となり、
小選挙区では長島氏に惜敗したが、
名前通り“惜敗率”のおかげで、
比例にて勝ち上がった。

敗者復活とはいえ、
つい直前に誕生した政党名で
これだけの得票を得られるのも
あっぱれな勝ち方だと思う。

天空の城のラピュタで、
シータが言った言葉を思い出す。

  ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。
  ゴンドアの谷の歌にあるもの・・・
  『土に根をおろし、風と共に生きよう。
  種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。』
  どんなに恐ろしい武器を持っても、
  たくさんのかわいそうなロボットを操っても
  土から離れては生きられないのよ

ボクも…
大地にしっかりと
両足を付けて生きていこう。


<今日の逸枚>
投票所となっている
西念寺内の岩瀬保育園へ
妻とともに出向く。
今となっては、
我が母園へ足を踏み入れるのは、
投票のときだけとなったが、
保育園時代の記憶が、
かなり鮮明に蘇る。
泣いてばっかりだったなぁ。

2009-08-29

シュムリアップへの旅立ち

新卒で入社した会社の
気の知れた
仲間との同期会を
上野で開催。

先月も、
Kの結婚式で
顔を合わせた
ばかりなのだが、
7月末に
フィラデルフィアから
帰国したSが、
今度はカンボジアの
シュムリアップアンコール
ワットのある街らしい)へ、
子供たちの教育促進の活動で
旅立っていくというので、
壮行会となった。

相変わらず、
何も変わらないメンバーと、
(成長してない…という意味ではないです)
他愛のない話をするこの場は、
毎回ながら居心地がいい。

変わらないとは言え、
みんなから新たな報告を受けたり、
近況の活動を聞くと、
とてもいい刺激をもらえる。

今回も、
使命感を持ったSの夢を聞いて、
自分も頑張らなきゃという
やる気が湧き出てきて、
また、同期夫婦の
ちびっ子二人とジャレていても、
なんだかとても感慨深かった。

次回は、
おそらく年末の忘年会。

次は誰のどんな報告を聞けるのか、
ホント楽しみである。
(ボクの報告の番
という声も聞こえるが)


<今日の逸枚>
ニラと高知ネギが植えてあった
我が家の家庭菜園の上段部分。
夏に収穫を終えたので、
今度は妻が花の株を買ってきて、
花壇へとチェンジした。
緑色で溢れていた空間が、
赤とピンクの鮮やかな空間に。
これはこれで癒される。
食べられないけど。

2009-08-27

2歳の誕生日

8月27日、
マチクリくんが
2歳になった。

街づくリエイター
合同会社
創立記念日の今日、
講師のため
大阪へ向かう。

いつも、
自宅オフィス内で、
引き篭もって
デザイン、デザイン
・・・の日々、
頑張って週1の打合せで
銀座オフィスへ出向く
・・・そんな日常。

講師としての非日常な仕事は
おそらく2回目(かな)。

その名も“Design勉強会”。

クライアントさんのメンバーを
グラフィックデザイナーにしてしまおう
・・・というのは言いすぎだが、
ちょっとした提案資料やプレゼンツールも
見た目で結果に雲泥の差が出てしまうので、
ちょっとだけでもdesignのコツや
面白さをかじってもらい、
見た目=センスを磨いてもらおう
・・・というそんな企画。

前半のテキストを使ったレイアウトの講義は、
一方的に話すだけなので、
目を擦りながらのメンバーもいたが、
真ん中から後半にかけての
実際にイラレを操作しながらの
イラレ塾に移ってからは、
イラレの扱い方と、
デザインのノウハウを
楽しみながら吸収してくれた。

仕事に限らず、
Designを意識しながら生活すると、
普通のつまらない日常も
130%くらい楽しく、輝くので(…たぶん)、
これを機会に、みんなには
自称“デザイナー”になってもらいたい。

そんなこんなで、
3年目のマチクリも
どうぞヨロシクお願いします。

この1年は何が起こるのか・・・
ボク自身が一番楽しみだ。


<今日の逸枚>
羽田空港直行の高速バスを待つ
朝の大船駅東口交通広場。
ココチ良い風と行き交うモノレールと
観音様のほほ笑み。
朝って最高。




2009-08-25

仲間

今、
三年間のことを
思い出してみると、
いろいろ頭にうかんで
キリがありません。

けれど、
その中でも一番
ココロに残っていること
…といえば、
クラブのことです。

ボクは三年間、
バスケをやってきました。

毎日毎日練習で
イヤになったこともあったし、
苦しかったこともありました。

でも、
今になって考えてみると、
楽しい思い出のほうが
たくさん浮かんできます。

それは、
周りにたくさんの
仲間がいたからだと思います。

どんな話をしていても、
最後には必ず笑いになってしまう
たのしい仲間と、
一緒の時を過ごしてきて、
改めて友達の大切さを知りました。

一番そう思ったのは、
ボク自身が、三年間、
バスケを続けられたことです。

もし仲間がいなかったら、
そんなに頑張れなかったと思います。

これから、
イヤなことがあったら
仲間のことを思い出して、
頑張っていこうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょっと、
ワークスペース後ろの
本棚がいっぱいになってきたので、
昼休みに一番右端の棚を
片づけていたら出てきた
・・・1988年度卒業記念文集。

中学3年生のボク。

うぅ~ん、
ど~ってことない
文章だが・・・。

ただ、
仲間が一番大切ってところは、
20年経った今も(に、二十年も経つのか・・・)、
変わってないボクの本質みたいだ。

これからも大切にしていこう。


<今日の逸枚>
卒業文集の各クラスの中表紙。

ボクら3-6は手塚治虫の
火の鳥に似ている別の鳥・・・。
イラレなんて無い時代、
当然鉛筆とペンでの手描き。
ん~懐かしい。

2009-08-23

RENA選手、おめでとう!

マチクリの格闘部門が
ここ半年くらい
パワーを注いできた
女子立ち技最強を決める
史上初の格闘トーナメント
“Girl's S-CUP2009”が、
品川ステラボールで
今日開催された。

入場時に人が殺到し、
一時入場制限が
掛かってしまったり、
音響が止まってしまったり
…といった運営のミスや、
勝ち上がるべき選手が、
途中で消えてしまう
波乱などがありつつも、
最後は、お世話になっている
及川道場のRENA選手が、
プレッシャーをはねのけて
見事に初代チャンピオンに!

ホントにおめでとう!

今回のイベントは、
ロゴマークのベースデザインや、
オフィシャルグッズのタオルデザイン、
RENA選手モデルのTシャツデザイン、
コーナーポスト広告、
パンフレット掲載広告…と、
幅広く関わらせていただいたので、
とても感慨深い、
記念すべき1日となった。

この経験を活かして、
今後も住宅不動産の枠に捉われず、
いろいろなアウトプットを
生み出していこう。

貴重な休日に、
品川まで足を運んでいただいた皆さん、
ありがとうございました!


<今日の逸品>
優勝してポーズをとるRENA選手
・・・と、どさくさに紛れて
背後に写りこむマチクリくんの図。
あ、今回は合成写真ぢゃないですよ。
[sports navi news提供]

2009-08-20

当ブログの音がうるさい件について

最近、
3~4人の方から、
続けて指摘を受けた。

「○○のブログ、
音量をONにして開けると、
変な音楽が鳴って
うるさいんだけど、アレ何?」

スイマセン。

耳に障るようでしたら、
OFFにしてください…。

右欄の下の方、
ブログアーカイブの下に
カレンダーor天気予報と
早送りで動く風景画像が
あると思いますが、
コレが音の正体。

UNIQLO CALENDAR

風景部分をクリックすると
画面いっぱいに大きくなる。

デザイン業務に疲れて
ちょっとの時間
ボーっとしたいとき、
これを起動させて、
コーヒー飲みながら
何も考えずに眺めてると、
時間を忘れて
見続けてしまう。

何だろう。

この麻薬のような感覚。

ボクだけかな…
過去いろいろ試してきた
癒しグッズの中で、
3本の指に入るほど
癒しの効力がハンパない。

いつもながら
UNIQLOのセンスには
恐れ入る。

今ループしている
風景の数々はvol.02。

ぜひ、
vol.3~vol.10~vol.100・・・と、
続けていってほしい。

騙されたと思って、
クリックしてみてほしい。

コレ、癒されません??

<今日の逸枚>
我が家の庭に咲く青い花。
名前はわからないが、
ただキレイな青だったもので・・・。

2009-08-18

ニシヘヒガシヘ

高知から戻り
社会復帰して早々、
フルパワーで活動する。

鎌倉→徳島→鎌倉→
高知→鎌倉→神戸→
鎌倉・・・と、
かなり非効率的な
動きになってしまったが、
デザインの打合せで
お客様とのミーティングに
同行する。

夜に皆さんとの
暑気払いがあったので、
生まれて初めて、
サンライズ瀬戸という
夜行列車というものに乗って
戻ってこようと思ったが、
盆休み明けで満席・・・。

残念ながら、
新大阪泊まりで
始発の新幹線で帰鎌する。

それにしても、
夜行列車・・・という音の響きは、
西村京太郎サスペンスに出てきそうな、
なんとも怪しいイメージ。

デザイナーとして重要な
右脳を活性化するには、
こうした日常の中のいろいろに
興味を持つことが
とっても大切なのだ。

またの機会に、
ぜひ乗車してみよう。

それにしても、
新大阪を朝に出て
9時30分には鎌倉の
家に居れるって、
ホントに日本は狭いなぁ。


<今日の逸枚>
新大阪…始発が動き出す前の風景。
昼間の喧噪が信じられないほど静かで、
鳥のさえずりだけが耳に聞こえてくる。

2009-08-16

こじゃんと呑みゆうきに・・・

3泊4日。

妻の実家高知での
スローライフな
非日常タイムを終え、
日常の世界へ
カムバックする。

窓を開けると
聞こえてくる
太平洋の波の音、
木々の間を抜けてくる
マイナスイオン
いっぱいの風、
どこまでも続く
真っ青な空・・・。

いつもながら、
自然のエネルギーを
目盛り振り切りいっぱいまで
体内に補充。

妻の実家ながら、
ホントに居心地が良く、
気を使うことなく、
我が家同然にゆるーく
リフレッシュさせてもらう。

さりげなく、
そんな環境を作ってくれる
高知の家族に
心から感謝、感謝である。

一方で、
娘の里帰りを指折り待っていた
父、母、祖母、弟の笑顔を見ると、
娘を遠く関東まで連れてきているという
責任感もずっしりと感じる。

とくに、
高知のおばあちゃんの
「次は3人で帰っておいで」
・・・の毎度のサヨナラの挨拶は
軽いながらも、
ずっっっっっしりと重い(汗)。

次に高知パワーを充電できる
正月までの4か月。

また全力疾走で駆け抜けよう。


<今日の弐枚>
左:実家でも毎回食卓にあがる
鰹のたたき。ワラを燃やして
豪快に焦げ目を付けるのが、
漁師本来の調理法。
火事一歩手前である・・・。
「焼かんといて…。」のイラストもシュール。

右:実家近くの小さな漁港から、
高知浦戸湾にかかる浦戸大橋を眺める。
橋の右奥が龍馬像の鎮座する桂浜。
左をずっといくと高知龍馬空港。
大河ドラマで福山雅治の
「龍馬伝」が放送される来年は、
街全体が龍馬一色になるらしい。
楽しみ~!

2009-08-12

カキキューカのお知らせ

阿波踊りで盛り上がる
ふるさと徳島から
帰鎌して2日。

今日から再び
四国へ戻る。

次はよさこい祭りが
今日で最終日を迎える
妻のふるさと高知へ。

日曜日まで命の洗濯。

毎週日曜日に、
命の洗濯をしてるつもりでも、
ボクのような自宅を中心とした
ワークスタイルをとっていると、
合間にメールをチェックしたり、
遅れ気味の業務を
ちょっとだけ進めたり…と、
キモチ的に休んでいるつもりでも、
脳みそまでは完全に
リフレッシュできていないようだ。

そんなボクにとって、
完全に“無”となれるのが
この盆休みと正月…年2回の
高知への里帰りである。

プラスイオン漬けの身体を
海と太陽と緑の中に放り込んで、
マイナスイオンいっぱいのエネルギーを
たっぷり注入してこよう。

(…といってもさすがにケータイを
置いていく訳にはいかず、
微量のプラスイオンを
浴びてしまうことになるのだが)

このブログも、
しばしの眠りに入ります。

では、みなさん…
HAVE A NICE SUMMER HOLIDAY!!!


<今日の逸枚>
木のむこうに夏の空。
豪雨に台風、地震…
自然に振り回されながらも、
やっと夏が来たなぁ。

2009-08-09

今年も阿波踊り!

今年もやってきた。

ボクらに
夏休みの始まりを告げる
徳島鳴門の阿波踊り。

(実際にはあと2日ほど
業務日が残ってるが・・・)

天気予報では、
熱帯低気圧が台風に変わり、
雷を伴う豪雨の予報だったが、
阿波踊りが中止だったとしても、
前職でお世話になった
N社長とS美さんと
1年振りの再会をするのが、
第一の目的のため、
飛行機にて、徳島へ。

何年ぶりだろうか・・・
揺れに恐怖を感じるフライトで
昼に到着した徳島は、
夜のように真っ暗な世界。

予報通り、
雷鳴と共に滝のような雨。

しかし、
届いた008氏からのメールには、
中止ではなく、鳴門文化会館にて開催とのこと。

ひと安心。

大阪の仕事をひとつこなしてから、
車にて徳島入りする
027氏と008氏を待ちながら、
ボクはお世話になった徳島の恩人と
昼食を食べながら久しぶりのバカ話。

みんな日本全国で、
それぞれの目的を持って頑張ってる。

ボクももっといろいろ頑張ろう。

その後は、徳島満喫のフルコース。

ホテルにて027氏と
ちょっとだけデザインの打合せをし、
迎えに来ていただいたS美さんと
こちらもお世話になった
ラブママの経営するうどん店にて
シコシコツルツルの肉うどんを食べ、
合流したN社長とともに鳴門の事務所へ。

残念ながら雨天会場となる
鳴門文化会館内は飲食禁止とのことなので、
事務所内にて缶ビールで乾杯し、
ほどよく酔っぱらったまま会場へ。

開始時間の19時には、
空からの雨粒もすっかり上がり、
屋外でも十分開催できそうだったが・・・。

夜風を浴びながら、
ビール片手に桟敷席で観戦・・・
もちろんコレが最高の楽しみ方だが、
道路上の踊りでは体験できない
照明、効果、ステージを活かした
屋内での阿波踊りも
これはこれで素晴らしかった。

とくにピシッと統制のとれた
シンクロナイズドスイミングばりの女踊りは
いつ見てもカッコイイ。

屋外の桟敷席と違って
屋内ではステージまでの距離があり
踊ってる女の子の顔まで見れなかったのが
ひとつだけ残念だったかな(笑)。

その後は、
N社長が内装を手掛けた
5月オープンの中華料理屋で
あらためてみんなで乾杯し、
盛りだくさんの1日を終了する。

日本全国に関わりを持てる仕事のおかげで、
あちこちに故郷ができた。

これが一番
幸せなことである。


<今日の3品>
左:ステージ上での阿波踊り。
それぞれの“連”に特徴があり、
バリエーションが面白い。

右:徳島市内を走るバスからの車窓。
湖のように水のたまった道路を
モーターボートのように
水しぶきを上げながら滑走するバス。
スゴイときに来ちゃったなぁ(汗)。

下:恩人と食べた徳島ラーメン。
出向当時よく食べた懐かしい味。
当然うまい。

2009-08-08

新しい家族がやってきた

我が家に
新しい家族が
やってきた。

名前を
Photosmart C6380
・・・という。

外国籍のカレは、
ヒューレットパッカードの
オールインワンシリーズ。

つまり、
プリンター、コピー、
スキャナ一体型のスゴイヤツで、
しかもワイヤレスに対応していて、
鎌倉オフィス内のPC3台全てから
無線LANで印刷や
スキャンができる!

ん?・・・これくらいの機能は、
当たり前という声が聞こえてくるが、
なにぶん先代のプリンターが、
かれこれ10歳・・・
人間にすると90歳という
高齢だったため、
機能、スピード、音、操作性など
全てにおいて、感動の連続である。

EPSON製の先代は、
ボクにとって初めての相棒で、
住宅営業時代に、
徳島→淡路島→伊勢と行動を共にし、
提案書やプレゼン資料などを
出力し続けてくれた。

PC以上に愛着があったが、
ご高齢になってからは、
痴ほうがだいぶ進み、
なかなか指示通りに
プリントしてくれなくなっていた。

今日で世代交代となったが、
とてもゴミとして捨てる気にはなれず、
とりあえずクローゼット内で
ゆっくり休んでもらうことにする。

本当にお疲れさま。

今日、ひとつ気づいたこと。

外国メーカーの説明書って、
いい意味で不親切というか感覚的というか・・・
バカ丁寧にお節介なほどに、
手取り足取り導いてくれる
日本メーカーのそれとは、
全く目指すところが違う。

10ある基本操作のうち、
まぁ、3くらい解説すれば、
あとはたぶんわかると思います・・・的な。

ただ、文字を読まなくても
なんとなくできてしまう
イラストの使い方はさすが。

iPodやiMacもそうだったが、
この感覚的な誘導はとても心地いい。

反面、少ない文字での説明の中には、
カタカナを並べた専門用語や、
日本語としてはナシだな・・・というような
おかしな直訳が並んでいる。

PCに明るくない人は、
全く意味がわからないと思う。

誤字脱字の数もハンパなく、
日本のメーカーなら絶対刷り直すよなぁ
・・・くらい大量の「正誤表」が添付されている。

この割り切ってる感・・・ボクはいいと思う。

そんなこんなで登場したカレ。

長い付き合いになりそうだね、ヨロシク。


<今日の逸枚>
カレの外見。
業務用のプリンターを小さくした感じ
・・・というのが適切かな。
こんな高性能なカレが
10,000円で手に入る世になったとは。
確か先代は59,800円くらいだった・・・。

2009-08-06

レロレロな夜

7月末からスタートした
ロケーション雑誌の編集作業が、
今日ようやく終了した。

最近無かった部類の
大きな達成感だ。

その数、7冊・・・。

当初は、
クライアントさんのメンバーが、
自分たちで取材して集めてきた
写真や文章などの素材を、
全てマチクリで集約して、
008氏が一気にまとめあげる
・・・という流れだったが、
さすがに、一度に7冊ともなると
その間のマチクリの活動が
休止してしまうので
途中での方向転換。

メンバーさんたちに、
全3回の勉強会形式で
「パワーポイント」の操作方法と
レイアウトのノウハウを学んでもらい、
自分たちでカタチになるまで
作り上げてもらうことにする。

これが、一挙両得だった。

マチクリにとっては、
膨大な時間を取られる
「作業」時間を短縮でき、
次の業務を進めることができ、
クライアントさんにとっても、
自分たちの手で
とりあえずカタチになるまで
作ることできるようになれば、
いずれマチクリから卒業した後も
ロケーションブックを
用意することができる。

実際に苦労して取材し、
編集作業を行っていく中で、
担当する分譲地やその周辺地域に
今まで感じなかった愛着を
持ってくれたよう。

この方向転換が
いい方向に作用したようだ。

良かった、良かった。

ただ、なにぶん最初のことなので、
メンバーがカタチにしてくれた7冊の雑誌を
ひとまずマチクリに提出してもらい、
008氏が全てチェックの上、
体裁を整えリ・デザインし、
ボクが最終確認とデザイン的な
微調整を行って完成とした。

訳あって、
最後の1冊は、
体裁を整えるところから
ボクが担当したのだが、
80ページ弱の大作を仕上げるのに
ほぼ1日を費やしてしまった。

同じデザイン作業でも、
既に身体の一部と化している
イラレ&フォトショップと違い、
勝手の違うパワポでの作業は
思った以上に体力と気力を奪われる。

そして22時。

レロレロになりながらもついに完成し、
冒頭の達成感へと繋がった。

明日に備えて
早く寝ればいいのだが、
脳ミソの命令系統がやられてしまったようで、
変なナチュラルハイ状態に・・・。

・・・。

・・・。

まずい、まずい・・・。

コレを書いてたら
少し正気に戻ってきたので、
風呂に入って長めの睡眠タイムに入ります。

おやすみなさい・・・。


<今日の逸枚>
コレ、なんだかわかります?
・・・ミョウガです。
根本の土からアタマを出したら
ちょうど収穫どき。
早速、そうめんの薬味として
昼食にいただいた。
夏はやっぱりそうめんだな!・・・うん。

2009-08-04

ワインのように召し上がれ

今日は
銀座オフィスでの
デザイン打合せの後、
いつもの銀座竹の庵にて
日本酒祭り、第2回目。

前回は、
参加の叶わなかった
027氏の代役で、
美味しい酒と料理を堪能。

今回は、
お世話になってる方々
4名を祭りにお誘いし、
再びボクも輪に入れてもらう。

さすが、
“その筋”の皆さんだけあって、
日本酒のウンチク、ラベルデザイン、
ボトルの形状、産地、
ターゲットにいたるまで、
興味の対象が広がっていき、
松竹梅の担当のお姉さんも
タジタジタジ・・・な感じ。

それでも、
10度ほどに冷やして
ワインを楽しむように日本酒をいただく
・・・という方向性はとても良いと思う。

そのコンセプトを、
全体を通してもっと尖らせていけば、
人気商品になるのでは。

高知のお義父さんに
ずっと土佐鶴を代表とする
辛口で有名な土佐の酒を飲まされ・・・いや、
いただいてきたボクの偏った味覚的には、
同じコンセプトの辛口バージョンを
ラインナップに加えても良いかなと感じたが、
さすが竹の庵さんの
いつもながらの美味しい料理とは、
この甘口も相性バツグン。

みなさん、
楽しい時間を
ありがとうございました。


<今日の逸枚>
楽しい話も重なって、
すっかり写真を撮るのを忘れたので、
第1回目の日本酒祭りより・・・
豚の角煮っぽいもの。

2009-08-02

真白なカーテン

最近少し気張りすぎて、
体調崩しはじめのサインが
点滅し出したので、
土俵際で盛り返すべく、
8月最初の日曜は
グータラと安静に過ごす。

それでも、
周りの諸々の家事が
片付いてないと、
ゆっくりもできない性分なので、
掃除機を掛けて、
散らかったものを整理して、
ゴミ捨てをして、
布団乾燥機をセットして、
洗濯物をたたんで・・・。

結局、家の用事をしてると、
結構な時間が過ぎてしまうが、
病も気から・・・というし、
とりあえず気持ちが
スッキリしたので、
コレで良かったのだろう。

あとは、
本能のままに、
TVを見たり、ビデオを見たり、
雑誌を読んだり、ソファに寝転がったり、
菓子を摘んだり、庭の手入れをしたり、
マッサージをしてもらったり・・・。

・・・しかし、
夕方にはもう時間をもて余し、
気になっていた買い物のため、
妻と藤沢のビックカメラへと
車を走らせてしまった。

なんだかんだと、
動き回ってしまったが、
引っかかっていたものが
今日一日でかなり片付いたので、
コレで良かったのだろう。

なんといっても
一番は真白なカーテン!

我が家のレースのカーテンを
1年近く洗えていなかったので、
風になびく度に網戸に触れ、
外気の埃を吸いこんで、
色が黒ずんできていた・・・。

そんな家中のレースのカーテンを
一気に洗濯することができた。

かなり視界が明るくなり、
風になびくと清々しい石鹸の香りが舞う。

それになんといっても、
埃っぽさを排除できたので、
健康のためにもGOODだ。

盆休み突入前の残り10日間。

再び、気張っていこう!


<今日の逸枚>
見てるだけで癒される風景。
地中海かぁ、行ってみたいものだ。