2008-09-29

一日のはじまりは・・・

鎌倉市では、
決められた場所に
8時30分までにゴミを出す
決まりになっていて、
我が家では、
ボクの役割になっている。

朝、外に出て深呼吸すると、
季節や天気、気温、
自分の体調、リズム
・・・を感じることができ、
日によっては近所の人との
コミュニケーションもとれるので、
ボクにとって貴重な時間だ。

 月・・・燃えるゴミ
  (鎌倉では燃やすゴミと言う)

 火・・・スチールカン・ビン

 水・・・ペットボトル・落葉・剪木

 木・・・燃やすゴミ

 金・・・プラスチック・ダンボール・紙類・危険物

 土・・・アルミカン

当初は毎日、毎日、
回収されるゴミの種類を確認したり、
分別してまとめるのが面倒だったが、
習慣というのは不思議なもので、
繰り返しているうちに、
むしろその日々のルーチンを
心地よく感じるようになっている
自分がいる。

ゴミのリサイクル率が、
3年連続日本一という鎌倉市だけあって、
曜日や時間を守らなかったり、
ゴミが散乱していたり・・・
という状況は見当たらない。

まぁ、我が家の近所は、
ほとんどの家が顔見知りなので、
きちんとせざるを得ないという
意識も働いているのだと思うが・・・。

鳥のさえずりを聞きながら、
燃やすゴミの袋を片手に、
今日も橋の上のゴミ回収場所へ。

最近は、
隣の建築現場で働く職人さんが二人、
大工道具をたくさん詰め込んだバンの中で
仕事の準備をしたり、缶コーヒーを飲んだりしている

住宅営業時代を思い出しながら、
挨拶をして会釈をすると、
よし、ボクも頑張ろう・・・と元気になる。

秋を通り越して、
ふと冬の空気感を感じた
ある一日のはじまり、はじまり・・・。


<今日の逸品>
建築現場で落としたときに
見つけやすいように・・・
という安易な理由でピンク色になってしまった
「現場見学マニュアル」の表紙。
そういう考え方も・・・アリか。

2008-09-27

小泉劇場第二幕

小泉さんが、
地元の横須賀と三浦の後援会で、
正式に引退を発表した。

小泉さんの構造改革が、
格差社会を生み出し、
日本をぶっ壊した・・・と、
今になって手のひらを返したように、
反小泉を口にする人たちが少なくないが、
ボク的には、最高のリーダーだった。

ここ鎌倉(選挙区は隣だが・・・)にも、
何とも言えない存在感と影響力が伝わってきていて、
この人に任せれば何とかしてくれる
・・・という不思議なパワーを、
ボク自身も子供の頃から受けてきたので、
そのひいき目もあるのかもしれない。

それでも、総理を辞めた今、
国民からこれだけ総理復帰の声が挙がるのは、
やはり、見えない何かを持っているのだろう。

理屈や数字じゃない、
この見えない、説明のできない“何か”が、
とっても重要なんだよなぁ。

本当にオツカレサマでした。

振り返れば、
地元では昨年あたりから、
小泉さんの引退説は噂になっていて、
長男で俳優の孝太郎と、
次男で秘書の進次郎が、
二人とも父の跡を継いで
政治の世界にデビューする
・・・というのが通説になっていた。

父が政界引退、
知名度の低い次男が父の地盤継承・・・と、
ここまでは噂の通り進んでいる。

あとは、
全国的知名度のある長男孝太郎が、
有名民主党議員の選挙区に切り込むという
もう1つの噂が現実となるか・・・。

小泉信者で固められた選挙区内では、
進次郎の当選は疑いの余地もなく、
新党日本の田中康夫氏が
その刺客でやってくる噂は既にどうでもよく、
もっぱら孝太郎の動向のほうに注目しているようだ。

30歳と27歳のオトコ前の兄弟が、
キムタク総理を
現実で再現できるのか・・・。

違う意味でも、興味深い。

・・・以上、
横須賀の小泉事務所前から、
梨元がお送りしました・・・。


<今日の逸枚>
そんな小泉王国横須賀に、
今週25日にやってきたGW。
ゴールデンウィークではなく、
原子力空母のジョージ・ワシントンくんです・・・。
あ~恐ろしい。
・・・と言いつつ、
ヨコスカベース開放日には、
コワいもの見たさで、
行っちゃうんだろうなぁ。

2008-09-25

不純な動機からはじめよう

今日は終日、

銀座オフィスでの打合せだったが、
ブログは全く関係なく、
久しぶりのエコの話。

エコっていうと、
何だか偽善っぽいイメージが、
つきまとってて、
なかなかスーっとココロに入ってこない
・・・という面も否定できない。

今日のeco-reso webに、
ap bank fes’08に参加した
テリー伊藤さんのインタビューが掲載されていたが、
福田前総理のコトバよりも、
ゴアさんの話よりも、
このインタビューの中の
バイキング料理のくだりが、
一番スーっと入ってきた。

わかりやすさ・・・て、
やっぱり大事だなぁ。

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Q.環境のことを意識し始めたきっかけは何ですか。
そして今、環境についてどのようにお考えですか?

A.僕が子供だった時代は貧しかったから、
普通に世の中が“エコ”だったんですよ。
だから、幼いころから自然と
エコへの意識があったんだと思います。
それに比べて、今はいろいろなものであふれていて、
昔とずいぶん状況が違いますよね。
環境のことを意識して行動するのは難しいことかもしれない。
でも、地球は誰のものかと考えると、
次の世代の人たちのものだと思うんです。
たとえば、バイキング料理を食べに行ったとして、
前の人が食い散らかして汚かったらいやじゃないですか。
地球もそれと同じで、
僕たちは次の世代の人たちが
気持ちよく過ごせるように生活しないといけない。
当たり前のことなんですけどね。

Q.敷居が高いと思われがちな環境問題ですが、
もっと気軽に環境について関っていくきっかけをつくるには、
どうしたらいいのでしょうか?

A.例えば、音楽を始めるときのきっかけって、

「なんかかっこよさそう」とか「女性にモテたい」とか、
そういうところから入ったりしますよね。
エコも同じような感じでいいと思うんですよ。
そうじゃないと、辛いし続かないじゃないですか。
「環境のことを知ることは、
何も知らないよりもかっこいいかしれない」とか、
「エコなことをしていると異性にモテるかもしれない」とか、
不純な動機からでもいいと思うんです。
入り方はどうでもよくて、
それを継続することがすごく大切だと思うので。
そうやって、最初は自分のために始めたことが、
結局は人のためにもなっていく。
そこがおもしろいと思えたらいいですよね。
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そういえば、
テリー伊藤がプロデュースした
「天才たけしの元気がでるテレビ」も、
相当、わかりやすかったもんなぁ・・・。


<今日の逸品>
25坪の家・・・Twenty Five Houseの
リーフレット中面。
Sを重ねた「Simple Smart Smile Life」の
コピーが、結構好評だった。

2008-09-23

うろこ雲と風俗嬢

秋分の日。

うろこ雲のたなびく
真っ青な秋の高い空に
気を奪われながら、
午前中いっぱいは、
目の前に積み重なり始めた
デザイン業務に費やす。

だいぶ視界が開けてきたところで、
お彼岸の墓参りに藤沢へ。

祖父が藤沢に住んでいたことがあった縁で、
藤沢本町の永勝寺・・・という
縁起の良い名前の寺が、
我が家の菩提寺となっている。

途中で花を買いに寄り道しながら
ドライブすること20分、
永勝寺に到着。

さすが秋分の日だけあって、
駐車場も墓参りの家族でいっぱいだ。

キラキラと陽射しは眩しいが、
太陽も力強さを失っていて、
キリッとした空気は
深呼吸も気持ちがイイ。

墓周りを掃除して、
花を活けて、
線香に火を付けて、
手のしわとしわを合わせて・・・。

お墓を訪れた後は、
何とも言えず清々しい。

この永勝寺、
東海道五十三次の
藤沢の宿が近かったので、
その宿場で働き亡くなった
「飯盛り女の墓」があることで
有名な寺である。

飯盛り女というと、
給仕係をイメージするが、
その実態は宿場の非公式な遊女で、
いわゆる遊郭よりも手軽に遊べる
江戸時代に繁盛した
風俗だったらしい。

今の風俗嬢のように、
遊ぶ金欲しさに
気軽に働くのと違って(偏見ですね・・・)、
当時の飯盛り女は、
貧しい農村などから
泣く泣く身売りされてきた
女の子が多かったのだろう。

寄り添うように立ち並ぶ墓石に、
心から手を合わせる。


<今日の逸枚>
永勝寺の正門。
門の横には、
ぎっしりと銀杏の実を付けた
イチョウの大木が鎮座している。

2008-09-21

雨のインドアサンデー

雨の日曜日。

今日は一歩も外に出ず、
妻と家の中で過ごす。

ちっちゃい時から、
窓の外の雨音を聞きながら、
本を読んだり、絵を描いたり、
ボーっとしたり、考え事をしたり・・・
するのが好きだったが、
それは今でも変わっていないようだ。

青空の下、
外出して気分転換も良いが、
たまの引きこもりも、
これはこれで悪くない。

雨のバリアで守られてる感・・・というか、
外界との接点が切れた感・・・というか、
何かに集中するのには
最高のおこもりな環境である。

掃除、洗濯・・・と家事をこなし、
雨のため、浴室乾燥機で屋内干し。

新聞とチラシにゆっくり目を通し、
コーヒーが落ちる香りに寛ぐ。

遊びに来た親戚が買ってきた
ミスドのドーナツを御茶うけに
のんびりティータイム。

昨日HDに録画しておいた
テレ東のアド街ック天国「大船」特集を見て、
松竹の大船撮影所があった頃の、
古き良き思い出を懐かしむ。

その後も、
DVD鑑賞、
秋の旅行の計画、
部屋のプチ模様替え・・・と、
インドアサンデーを存分に満喫した。

来週末、次はアウトドアだな・・・。

秋晴れを期待しよう!


<今日の追伸>
昨年の起業を機に始まった
この「Graphic Never Knows」も、
この記事をもって、
ようやく200投稿目を
迎えることができました。
次は300を目指して頑張ります。
今後とも、お付き合い頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。


<今日の逸品>
ミラノサローネの案内MAP。
関係者を引き連れての視察旅行ということで、
A5サイズの専用ミニガイドを作成。
指定のオレンジをベースに、
報道ステーション風な曲線を
表紙デザインに採用する。

2008-09-19

ウチ的な日々・・・

昨日、今日と、
自宅オフィスにこもっての
デザイン作業が続く。

いつもの光景だが、
一点いつもと違うのが、
そのデザインの内容。

クライアントさんの
ツールや広告デザインの類いが影をひそめ、
代わって“ウチ的な”デザインが溢れている。

つまり、
マチクリ自身のデザインもの・・・
新商品のロゴデザインや、
商品リーフレットデザイン、
ポスターデザイン、
セミナーのレジュメデザインなどなど。

考えてみれば、
これだけ集中して自分自身の
足場固めを行うのは、
マチクリ創業以来
はじめてのコトかもしれない。

クライアントさんのデザインタスクが、
ちょうどポッカリと空いていたので、
そこにウチ的なデザインを集中させたのか、
ウチ的なデザインをこの時期に集中させるために、
意図的にクライアントさんのタスクが減っているのか
・・・まぁ、どちらにしても、
両方のタスクが同じ時期に重ならずに、
うまいこと調整されたものである。

前にも書いたが、
見えない力でタスクを調整してくれる
デザインの神様(?)に、
感謝、感謝だ。

台風が近づいて、
たった今、県内湘南地域にも
大雨洪水警報が発令されたようなので、
引き続き、腰を据えてデザインに勤しむとしよう。

あっ、そろそろ、
仕事帰りの妻を迎えにいく時間だ・・・。


<今日の逸品>
リートフェルトっぽい(?)3原色と
線と面のリズム感を意識したパンフレット。
そういえば、最近の広告でも、
またポロポロ見掛けるようになったなぁ。

2008-09-17

独裁国家万歳!?

珍しく2日続けて、
銀座オフィスへ。

マチクリの今後の仕掛けについて、
いろいろと打合せを行う。

話は全く関係無いところへ
飛んでいくが、
出社途中の有楽町イトシア前では、
自民党総裁選の応援演説で、
行列の丸山弁護士(参議院議員)が、
地元選出の総理を目指す与謝野さんを
熱く熱く持ち上げていた。

(右写真参照)

政治はよくわかんないけど、
芸能人バンザ~イ!・・・的な、
オーディエンスがいっぱい群がって
黄色い(?)声援をおくっている。

ホントに日本人というのは、
ミーハーというか、
幸せボケしてるというか、
目の前のスクリーンに映し出されたドラマに、
キモチの大部分を持っていかれてしまう傾向がある。

四川地震、岩手地震と続けば、
ジシン、ジシン、ジシン、ジシン・・・。

洞爺湖サミットと言えば、
エコ、エコ、エコ、エコ・・・。

北京オリンピック期間中は、
ニッポン、ニッポン、ニッポン、ニッポン・・・。

そして、
福田さんの体たらくも忘れて、
世の中は、ソウサイセン、ソウサイセン・・・である。

ただこれで、
自民党の思惑どおり、
小泉劇場の第二幕を狙えるかというと、
そこは、ミーハーな日本人が相手、
この先のドラマ次第で、
右にも左にも転がっていく。

いいような、悪いような、
これぞ日本人である。

自宅に戻ってTVを付けると、
たけしMCで独裁国家紹介の番組をやっていた。

決して独裁国家を肯定する
内容ではないのだが、
今主流となっている先進国の
常識的な枠からは大きくはみ出した、
興味深い新鮮さがある。

国民が幸せなら
独裁国家もこれはこれで
アリなのかもなぁ・・・。

日本も今の窮地を脱するには、
独裁者によるカリスマ的な統率力が
必要なのかもなぁ・・・。

ここにも、
キモチの大部分を持っていかれてしまう
典型的な日本人が一人・・・。


<今日の逸声>
丸山先生in有楽町。

2008-09-16

赤、黄色、緑な作業

最近、
マチクリのマーケティングの
ミーティングなどで、
定期的に銀座オフィスへ
通勤している。

とは言っても、
週に1、2回ではあるが・・・。

今日も、
011氏とともに、
マチクリレポート第5弾の
DMを発送するため、
銀座へ出社する。

印刷して、
ホッチキスで止めて、
帳合いして、
封筒に入れて、
マチクリシールを貼って、
宛名ラベルを貼って・・・。

前にも書いた気がするが、
たまに出現するこの単純作業が、
ボクはとっても好きだ。

受け取った人の顔や
それに対するリアクションを想像しながら、
新しい出会いと仕事に繋がることを祈る。

オリンピックとかで、
鳩が放たれるときのキモチ・・・
そんな感じだろうか。

このような雑務をしていると、
いつもボクの耳には
ミスチルの『彩り』が聞こえてくる。

♪僕のした単純作業が
 この世界を回り回って
 まだ出会ったこともない人の
 笑い声を作ってゆく

 そんな些細な生き甲斐が
 日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に
 少ないけど 赤 黄色 緑

どんなに小さなアクションでも、
必ず届くところには届いている。

経費の関係で、
コピーは赤、黄色、緑・・・
とはいかないが・・・。


<今日の逸品>
上級グレードの住宅、
その設備仕様をおさめたリーフレット。
存在感のある螺旋階段をメインに据えて、
ブラック系で両サイドを固める。
この撮影の際の、
ブラインド越しに差し込む陽の光は、
ボクの陽射しベスト10の中で
5本の指に入る陽射しだった。

2008-09-14

地雷ではなく花をください

葉祥明美術館。

白い犬のジェイクや、
地平線・水平線などのライン
・・・で有名な絵本作家、
葉祥明の美術館。

1991年に、
北鎌倉の明月院入口脇、
せせらぎの向こうに佇む洋館を利用して、
美術館が開館したのは知っていた。

以前手にとった絵本の中の、
そのほんわかした素朴な絵が
とっても心にしみ込んでいて、
行こう、行こう、行こう・・・と思いつつも、
例にもれず、「近いからいつでも・・・」という気持ちのまま
気がつけば15年以上が経ってしまっていた。

何気なく見ていた
朝日新聞のプレゼント企画の中に、
葉祥明美術館入場券2枚セットを見つけ、
何気なく申し込んでみたら、
何気なく当選した。
1枚700円×2枚で1,400円程度なのだが、
せっかく当たったことだし、
この機会を逃すと
また15年経ってしまいそうだったので、
気温が涼しくなる夕方を待って、
妻と自転車をこいで15分、
箱根か軽井沢を思わせる
木立ちの中の洋館へ。

暖炉のあるリビング、
シックな壁紙の貼られた寝室、
ソファのある階段ホール・・・
そのアットホームな
美術館というより
別荘にお邪魔したような空間の壁に、
おなじみの葉スタイルの
ほんわかな額が掛かっている。

所どころに、
絵本や画集、単行本などが置いてあり、
子供たちやカップルが
時を忘れたように
ソファに座って
絵本の世界に入り込んでいる。

ボクたちも、
暖炉のあるリビングに腰掛け、
次へ次へとページをめくっていく。

そこには、
平和を願う作者の想いや、
環境保護への祈り、
地球、自然へのメッセージが
込められているのだが、
そこは子供向けなので、
押し付けがましくなく、
ナチュラルにス~ッと入ってくる。

広告やデザインにおいても、
このナチュラルにス~ッと・・・が、
意外と重要なんだなぁ。

いい気づきをもらった。

ボクは我が家の玄関に飾る
「家と木のある黄色い風景」の絵葉書を、
妻は「自転車と少女」の描かれた
ピンクのビニールバッグをお土産に購入し、
再び15分のサイクリング。

有意義な中秋の名月な
連休の中日だった。


<今日の逸館>
北鎌倉の葉祥明美術館。
もう一つ「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」
というのが熊本にあるらしい。
いつか足を運んでみよう。

2008-09-12

火魂~たまし~の熱さ

今日も
抜けるような青空を眺めながら、朝から窓全開でデザイン業務に励む。

マチクリ第2期の新商品となるある商品ロゴをデザインするにあたって、
燃えたぎる火山の写真、パワーみなぎる噴火のイメージを
HPや雑誌の中からピックアップし、イメージと照らし合わせていく。

臨場感溢れる
自然の驚異が伝わってくるイメージは、
結構存在するのだが、
「これぞ火山の噴火」・・・という
ボクのイメージしていたわかりやすい素材には
結局めぐり合えなかったので、
イメージに近いパーツを組み合わせながら、
自分でイチから描くことに。

発表の時が来たら、
この場で紹介させていただこう。

昼間のロゴイメージが、
そのまま目の裏に焼きついていたかのように、
夜・・・その場所でも、
燃えたぎるモノ同士の闘いが、
圧倒的なパワーで繰り広げられていた。

ご存じだろうか・・・
シュートボクシング。

立技総合格闘技・・・簡単に言うと
投げ技、絞め技、蹴り技ありの
ボクシングという感じ。

お世話になっている
建築家164先生のはからいで、
027氏と共に、
後楽園ホールで行われる
シュートボクシングのイベントに
ご一緒させていただく。

164先生が通われているジムが
このシュートボクシングの
名門ジムということもあり、
普段教わっている選手や
スパーリングの相手をしてくれる選手、
エピソードをお聞きした選手が
次々と試合に出てくるので、
ボクらも不思議な親近感を持って、
目の前のファイトに釘付けになる。

TVやビデオでは見たことはあっても、
格闘技を生で観戦するのは
初めてだったのだが、
見ているだけのボクらも、
観戦後は、一緒に闘っていたかのように、
身体のいたるところに力が入っていて、
心地良い疲れに覆われていた。

K1やボクシングに熱中する女の子が
最近増えていると聞いていたが、
なるほどこれは頷ける。

見ているだけで、
良いダイエットになりそうだ。

選手たちから
凄まじいパワーと筋肉痛をもらった
連休前の週末だった。

164先生、
ありがとうございました。


<今日の逸戦>
火魂~たまし~其の五
Road To S-cupの会場内。
2007 S-cupチャンピオン緒方VS
オーストラリア三冠王者ジェイソン。
圧倒的な存在感、強さ、カリスマ性に絶句・・・。

2008-09-11

白い液体のあとで

マチクリを起業してから、
ずっと行くことのできなかった
健康診断を受診するため、
銀座の健康管理センターへ出向く。

健康な身体があっての人生・・・、
どこか調子が悪いという訳ではないが、
ずっと気になっていたので、
まずは受けられてホッとする。

銀座医院という総合病院の4階のフロアに
この健康管理センターがあるのだが、
ホスピタリティというか、
オモテナシのココロが抜群で、
とても気持の良い時間と空間だった。

どこか悪いところはないかと、
不安になっている気持ちの問題もあるだろうが、
普通、健康診断というと、
予想以上に待たされたり、
不手際が多かったり、
対応が事務的だったり・・・と、
あまり良い印象ではない。

それが今日は、

  ・受付の女の子の対応が笑顔で丁寧
  ・診断用の着替えの服があたたかくパリッとしてる
  ・ほとんど待たされることなくサクサク進んでいく
  ・次の診断内容をキチンと案内してくれる
  ・待合ホールにある雑誌の数と種類がグッド
  ・銀座という場所柄か、受診してる人たちが落ち着いてる

・・・てな具合に、とても居心地が良かった。

唯一、
発泡剤とバリウムを胃に入れてから、
洗濯物のように上下左右に揺さぶれるのは
さすがに吐きそうになった・・・。

(バリウムを飲むこと自体は全く平気なのだが・・・)

ただ、
これはホスピタリティの問題とは
関係ないので良しとする。

これだけ医学や商品開発の分野が
進歩しているのだから、
バリウムに変わる画期的な検査法が
この世に登場するのを願う。

どなたか、アタマのいい人、
宜しくお願いします・・・。

健康診断が全て終わった後、
白い液体を体外に出すために飲まされる
2錠の下剤のおかげで、
一日中、気分と腹の具合が悪く、
使いモノにならない日になってしまったが、
まぁ、良い休養になったと解釈しよう。

3~4週間で届く結果を
乞うご期待!


<今日の逸品>
演劇かライブのフライヤーをイメージして・・・と、
依頼を受けた「夏の夜の内覧パーティ(アルコール付)」のチラシ。
企画の問題かアウトプットの問題か、
予想通り(?)、外国人のお施主様の
友人・知人にだけ好評となる。

2008-09-09

居心地のいい季節のはじまり

昨日から一転して、
雲ひとつない秋の空

久しぶりに窓を全開にして、
気持ちいい秋風を感じながら、
MACに向かう。

先週の初めから、
なかなか手の届かない、
はるか先を行っていた仕事量だったが、
ようやく並走できるところまできた。

追い抜いて、
リードを広げるまであと少し。

・・・でも、
世の中うまいこと出来ていて、
貯金が増え始めると、
ドーンと仕事がやってきて、
また追いつくために
走っていくことになる。

ホントに不思議なくらい、
自然の調整力が働いているものだ。

今日は、
神戸のクライアントさんが、
仕事で東京に出てきているので、
会食に同席させていただくため、
デザイン業務がひと段落してから
神田の神保町へ向かう。

日が落ちてからは、
吸い込む空気も一気に冷たくなり、
秋になったことを身体全体で実感する。

冷たいビールに、
美味しい和食の数々、
〆に絶品のお茶漬をいただいて、
明日からのエネルギーを
満タンに補給できた。

居心地の良いこの季節、
また今年も、
新しいワクワクと遭遇できるように、
アンテナを広げて走っていこう。


<今日の逸品>
ライフスタイリングアパートメントハウスの
A3サイズリーフレット。
4世帯×3階が基本パターンな建物の特徴を、
並んだ正方形のグリッドで表現する。
動きのあるDVDバージョンも作成したが、
準備に費やした時間ほどには、
効果が発揮できず。
いつの時代になっても、
まだまだ紙媒体、強し・・・。

2008-09-07

タイミングゥ~!

これまでのコト、
これから先のコト・・・。

神懸かりなタイミングで、
大切な親友と、
人生についていろいろ考える。

同じ気持ちで、
同じように行動しているつもりでも、
そのタイミングがズレただけで、
違う結果や違う方向に向かうことがある。

仕事においても、
プライベートにおいても。

あのタイミングで、
ボクがああ動いたから、
今こうして妻と出逢って
一緒に暮らしている訳で、
あのタイミングで、
ボクがああ動いたから、

転職しながらも、
今こうしてマチクリで
仕事をしている。
(職は変えてないから“転社”かな?)

その時はわからなくても、
今思えばナイスタイミングだった。

逆に、今になって考えると、
あのタイミングでああ動いていれば、
ここでこう行動していれば
・・・と思うこともたくさんある。

ん~、タイミングが合わなかったなぁ。

ゲームのように
リセットボタンが無い人生は、
タイミングを合わせてもう一度・・・ができない。

それなら、
自分の「せ~の!」のタイミングを信じて、
自分のキモチに正直に行動して、
それで出た答えは、きちんと受け止める。

それでいいんじゃないかな。

1回きりの人生だからね。

せ~~のっ!!!



<今日の逸品>
先日のグッドデザインEXPOでも
多数登場していた、
黒地に写真と文字を重ねた
デザイナーズ住宅系の定番デザイン。
シンプルなだけに、
バランス調整が一番難しい。

2008-09-05

「M」な才能

この感じ・・・。

今週アタマ辺りから、久しぶりに、いい感じにデザインタスクがたまってきた。

時間的に余裕ができているときは、
納期がまだ先のタスクも、
前倒しで進めてしまったり、
1つの依頼においても、
いろんなパターンで
アウトプットしてみたりと、
貯金ができてココロも軽くなり、
いろいろアソビ始めるボクがいる。

時間的にいろいろ厳しいときは、
取りかかる前のスケジューリングに時間を掛けて、
決められた時間の中を分刻みで、
迫りくるタスクと格闘していく。

けれど、
そんな中でも
遊んでいるボクがいる。

なぜだろう。

近づく提出納期、
終わりの見えないデザイン、
増えていくタスク、
固まるMAC・・・。

「M」な才能がある訳ではないだろうが、
時間的に追い込まれるときは、
何だかいつもハイテンションになり、
ノーマルなとき以上にデザインという行為が楽しくなり、
自分でも思いもよらないアウトプットが産み出される。

表現はきたないが、
友人はこの現象のことを、
「火事場のクソ力」ならぬ「火事場のクソアイデア」
・・・と言っていたが。

ともかく、
ひとつずつ、ひとつずつ、
お客さまの成功を願いながら、
火事場のクソ・・・という見えない力を借りて、
目の前のデザインを完成させていこう。

この感じ、この感じ・・・。


<今日の逸品>
ライフスタイルによってカスタマイズできる
アパートメントハウスのリーフレット。
「ライフスタイルの数は、夢の数に等しい。」
・・・こそばったいキャッチコピーが、
予想以上の好評を得る。

2008-09-04

サクラサク

7月に受験した
環境社会検定試験・・・
通称「ECO検定」の、
合格証が今日届いた。

わ~い!!!

東京商工会議所主催の
まだ4回目という
比較的新しい検定なのだが、
地球温暖化が叫ばれはじめ、
また、洞爺湖サミットと重なったこともあり、
15,000人近くが受けたらしい。

マチクリで関わっていることもあるので、
まずは、自分で合格できてホッとした。

日常の生活と関わりのある問題や、
今まさにTVや新聞で話題になっている
ニュースなども多く出題されているので、
ぜひ、皆さんも気楽に受けてみてください。

直前の詰め込みだったが、
1週間ほど検定の勉強をしたおかげで、
環境について広く浅く再確認することができた。

ただ、アタマに詰め込んだだけでは、
温暖化は止まらない・・・。

少しずつでも、
行動に移していこう。

これで、
第一種普通自動車免許に続いて、
生涯2つ目の・・・資格ゲット!


<今日の逸枚>
商工会議所から届いたラブレター。
全問マークシートの100点満点で
70点が合格ラインだ。
合格すると「Eco People」なる
称号(?)をいただける。

2008-09-02

小6社会暗記テスト

昨日の福田さんの
電撃辞任から一夜明けて、
今日は朝から新聞、TV、ネットと、
政局関連のニュースに
独占されてしまった。

阿部さん、福田さんの最期を見ていると、
何だかんだ言っても、
小泉さんの人気、カリスマ性って
やっぱり凄かったんだな・・・と、
あらためて関心してしまう。

ビジネスやスポーツの世界では、
目標やゴールから逆算して、
目の前の小さな行動を
積み重ねていくことが大切だというが、
今回の福田さんのように、
解散総選挙から周到に逆算しての
この時期の総辞職はいかがなものか・・・。

個人的には、
自分自身が信じているならば、
結果やオトナの事情なんて気にせずに、
やりたいように突っ走って欲しかった。

(小泉さんが結果とオトナの事情を
 無視していたかは知りませんが・・・)

それにしても、
今の小学生の社会科の授業は大変だ。

ボクが小6のときは、
「産まれた年から現在までの首相を暗記すること」
・・・が、社会の授業での課題で、

 田中角榮
 三木武夫
 福田赳夫
 大平正芳
 鈴木善幸
 中曾根康弘

・・・の6人を、当時覚えたものだった。

中曾根さんに続いて、

 竹下登
 宇野宗佑
 海部俊樹
 宮澤喜一
 細川護熙
 羽田孜
 村山富市
 橋本龍太郎
 小渕恵三
 森喜朗
 小泉純一郎
 安倍晋三
 福田康夫
 ○○○○

・・・と、福田さんまでで、
13人も代わっていることを考えると、
今の小学6年生が産まれた1996年当時に
総理大臣だった橋本さんから数えて・・・。

あれ、ボクのときと同じ6人か。

政権交代のペースは、
以前と変わっていないんだ・・・意外。

これだけコロコロとトップが代わっても、
国が滅びない日本って、
やっぱり平和な国なんでしょうね。


<今日の逸品>
モザイクを活用した
5~6年前のRC住宅のチラシ。
今見ると、モザイクの切り方と配色に
当時の流行が感じられるが、
今の自分ではこのようには仕上げない。
世の中の流行りと
マイブームの移り変わりが面白い。