2009-01-31

12畳洋室の模様替え

B3サイズのチラシ。

ボクの中で、
最もアタマと時間を使う
制作物のひとつだ。

サイズ的には、
もっと大きな看板や、
ポスターなどのデザインも
制作するが、
文字や写真などの素材も
サイズに比例して大きくなり、
小さいサイズと
それほど差異はない。

またボリューム的には、
数十枚にのぼるアプローチブックや、
パンフレットの類いは、
確かに時間は相当かかるが、
単体のデザインが
複数まとまるというだけで、
1ページとしてみると、
何ら大変さはない。

そこで、
B3サイズのチラシである。

B4サイズのチラシを
単に拡大しただけなら、
カンタンなのだが、
そうはいかないのだ。

当然、その紙面の大きさを利用して、
メインとなる写真やキャッチコピーは
大きく目立たせることが多いが、
それに続く本文の文字サイズや
写真、イラストの扱い方は、
それ以下のサイズのチラシと
同じなのである。

例えれば、
家具や小物、電化製品、観葉植物を、
6畳の部屋にレイアウトするか、
その倍の数の家具たちを
12畳の部屋にレイアウトするか・・・
そんな感じである。

・・・余計にわかりづらいか。

加えて、
iMacの画面上で
B3サイズのチラシは、
現物と同じ縮尺にすると
一画面上で全てを見渡すことができないので、
画面をスクロールさせたり、
縮尺を小まめに変更したりといった
余計な手間がかかり、
見えていない部分を想像しながら
レイアウトするということになる。

先程の例に当てはめると、
12畳の部屋を模様替えするのに、
競馬で使用するブリンカーを付けられて、
自分の目の前しか視界に入らない状態だ。

・・・余計にわかりづらいか。

まぁ、そんなこんなで、
何とかB3サイズのチラシを
レイアウトし終える。

027氏へ送信した後は、
心身ともにフルマラソンを
走り終えた後のような疲労感と達成感で
妙なテンションに。

1日リフレッシュして、
また2月、頑張りましょ。


<今日の逸枚>
夜中に立ちあがる・・・とか、
UFO飛来の目的地・・・とか、
都市伝説が絶えない大船観音を
東口サイドからパシャリ。
今年の節分には、
横綱白鵬がやってくるらしい。

2009-01-28

〇〇?や××???

09年初っ端の
マチクリセミナーが
今日の最終日で
無事終了した。

銀座オフィスの
セミナールームは
15人ほどでいっぱいに
なってしまうのだが、
一体感や雰囲気を考えると、
ちょうどよい広さであった。

最終日は
とび入り参加の方もいて、
後ろに急きょ席を増やしての
講演となったが、
終了後のアンケートでは、
皆さん、多くのヒントを
持ちかえっていただけたようで、
まずは胸を撫で下ろす。

あとは、
「いい話を聞いた」で終わらせず、
できるところからすぐに
歩を進めていかれる会社さんに、
神様も微笑むことだろう。

こんな時だからこそ、
プラス志向をもって
一緒に頑張っていきましょう。

今回のセミナーでは、
第2章を同期のN社長に
担当してもらったのだが、
U社での店長会議以来
7~8年ぶりに見るNの雄姿は、
とても頼もしかった。

さすがに、
その間に〇〇?や××???を
体験してきただけのことはある。

社会人としてのスタートラインを
一緒に踏み出した同期と、
巡り巡って今こうして
一緒に仕事ができることも、
本当に幸せなことだ。

たとえカネが無くなっても、
モノが無くなっても、
ヒトの繋がりだけしっかり残っていれば、
何とか生きていける。

これからも、
ヒトの繋がりを最優先で考えることのできる
・・・そんなオトナでありたい。


<今日の逸枚>
松竹大船撮影所跡の、
鎌倉女子大脇の公園に立つ
寅さんのレリーフパネル。
今は亡き松竹シネマワールドの
当時の催しの1つとして
5cm角のタイルをファンに購入してもらい、
それを並べて寅さんの姿にしたもの。
さくら~、それを言っちゃあ、おしめぇよ。

2009-01-25

wisdom tooth

“親知らず”って
英語では
wisdom tooth・・・
英知の歯、
賢い歯、
見識ある歯
・・・というらしい。

物事の分別が
わかる年頃になって
生えてくる歯
・・・ってところだろうか。

意味合い的には、
親知らずと似てるが、
英語だと何だかかっこいい。

その英知の歯を、
今日抜歯した。

以前から
いずれ抜くことになるだろう
とは言われていたのだが、
なかなか機会を逃して
今日までになってしまっていた。

先週後半から、
仕事に差し支えるくらいに、
歯がジンジンと痛むので、
虫歯かと思い歯医者にいくと、
親知らずが手前の歯に接触して
悪影響を及ぼしているので、
一刻も早く抜きましょうとのコト。

 「はい、じゃあ、お願いします。」

思った以上に、
変な生え方をしていたようで、
想像以上の大施術。

プス。キーン。ガリガリ。シャー。ゴー。ジジジジジ。

聞こえてくる音と伝わる振動が、
何とも痛そうな感じだが、
麻酔のおかげで全く感じない。

麻酔ってホントにすごい発明である。

痛さは感じなかったが、
そこは大施術・・・
麻酔が覚めた後は
結構な痛みがくるらしく、
また術後は安静にして、
明日の昼まで
固形物は口にできない。

まぁ、
これで歯の痛みから
解放されるならヨシとしよう。

抜歯と共に“英知”も
抜け出ていかないことだけ、
宜しく頼みます・・・。


<今日の逸品>
N夫妻にもらったジャックと豆の木。
お前、ナニモノ???・・・ってくらいに、
ツルが伸び出した。
缶ではもう限界なようなので、
そろそろ大地に根付かせてあげよう。

2009-01-23

みのりの冬

12月に収穫した
我が家の土佐ブンタン。

ブンタン特有の
1か月間の“寝かし期間”
=“熟成期間”を経て、
今日ようやく口に入った。

キラキラ輝く黄色のフサ、
弾力のある食感、
さわやかな柑橘の香り・・・。

うん、美味い。

妻と一緒になってなかったら、
土佐ブンタンの存在を
知ることも無かっただろう。

良かった、良かった。

それくらい、
ボクの果物ランキングの中では、
抜きん出た1位なのだが、
関東ではあまり知られていないので、
今日は土佐ブンタンについて、
ちょっとだけ説明。

土佐市の山崎文旦園のHPから、
わかりやすい説明を拝借↓↓↓
---------------------------------------------
文旦(ぶんたん)は、
東南アジア、中国、台湾などで
栽培されていたものが渡来したようです。

土佐文旦(ぶんたん)、水晶文旦、
本田文旦(鹿児島県)などがあり、
ナツミカン、グレープフルーツも
文旦の血をひく柑橘だそうです。

名前は、江戸中期に
この果実をもたらした清国船の船長、
謝文旦に由来していると言われています。

私たちが作っている土佐文旦(とさぶんたん)とは、
高知県で育った品種であり、
南国土佐の暖かい気候と
澄み切った青空より照りつける太陽光線を
いっぱいに受けて、
美しい自然の中で育った果実で
黄色の光沢ある果皮、独特の香り、
お召し上がりの際の果肉の爽やかな口ざわり、
上品な果糖の甘さ、この一段と秀でた風味は
春より初夏にかけて他の果実の追従を許しません。

また、栄養面では
血液を浄化し血管を強くするビタミンC・Pや
ミネラルも多く含まれており、
昔から高血圧の薬だと云われています。

もちろん美容にも優れております。

また、現在注目されている栄養素の
ギャバ(GABA)やオーラプテン(Auraptene)も
多く含まれています。
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・・・どうです?
ちょっと食べたくなってきたのでは???

ちなみに、
我が家近くのイトーヨーカドーでは、
1玉700円ほどで売ってました。
(高知だと3つ入って200円くらいなのに・・・)


<今日の逸枚>
我が家産土佐ブンタンの
皮をむいたところ。
今、部屋中が柑橘系の香りで
包まれてます。

2009-01-21

世界を変える日

ひと段落して、
今日は少し多めに
睡眠時間を確保しようと
思ったが、
TVを付けると
オバマ大統領の
就任式の模様を
中継していて、
結局、最後まで
見入ってしまった。

250万人・・・。

一度に同じ場所に
これだけの人が
集まっている場面を
産まれて初めてみた。

何だかんだいっても、
これがアメリカのパワーだなぁ。

そしてオバマ大統領の就任演説。

夢を大きく語るというよりは、
地に足をつけた現実的な決意だった。

それでも、
コンサートを聞いているかのような
あの演説の抑揚と間、構成は、
ココロをひきつけるものがある。

演説を聞いていた聴衆への
TVインタビューが興味深かった。

 「すぐに世界がチェンジすることは望んでいない」

 「こんな時代だから、私たち自身が一生懸命生きて、
  オバマをサポートすればいい」

 「最後の頼みの綱をボクらみんなで
  全力でバックアップしたい」

意外にも、
オバマ大統領に何かを望むというより、
自分たちに矢印を向けた発言が多い。

上に立つべき人に必要なモノは、
絶大なカリスマ性と、
人を惹きつける力なんだ・・・。

インタビューにもあったように、
 「オバマを失敗させないために自分たちが頑張ろう」
・・・という、一人ひとりの気持ちが
世界を変える一番の原動力になる。

環境や社会、法律を変えることよりも、
人のココロが前向きに変わることのほうが、
絶対にゴールへの近道なはず。

オバマ大統領が演説の中で語った
『我々が成功するかどうかのカギ

  労働・誠実さ・勇気・フェアプレー・
  忍耐・好奇心・忠誠心・愛国心

・・・胸に刻んでおこう。


<今日の逸品>
あの岡本太郎氏の「太陽の塔」が、
映画「20世紀少年第二章」の宣伝用に、
「ともだちの塔」に姿を変えたらしい。
8,000万円也。
こんな時代が続くようだと、
自民党より友民党に
一票を入れたくなる気持ちもわかる・・・。

2009-01-17

うとうとうと

午前中の
銀座での打合せを終えて、
鎌倉オフィスへの帰路。

最近不足している
睡眠時間を補うため、
プチリッチにも東京駅から
グリーン車に乗車する。

ガラス越しの
ポカポカとした陽射しと、
隣りの席に座った
女子学生風の旅人が飲む
甘いココアの香りを受けて、
発車前から
意識は遠く夢の中へ・・・。

心地よく揺られ揺られて、
気がつけば辻堂をこえて茅ヶ崎へ。

・・・やってしまった。

まぁ、おかげで
睡眠を補充できたので、
ヨシとしよう。

アタマもスッキリ。

また午後から頑張ろう。


<今日の逸枚>
今日からセンター試験らしい。
J2に降格しなかったチームのチケットや
木から落ちないコアラのフンとならんで、
ぶら下がって落ちない
懸垂式モノレールの写真が、
受験生の中で
お守りとして流行ってる
・・・というニュースをやっていた。
ボクもあやかって(?)
湘南モノレールの写真をパシャリ。
みんな、頑張れ~!

2009-01-15

トゥウェンティ・フォー

24時間
  =
朝食0.5時間
  +
家事1時間
  +
鎌倉オフィス3時間
  +
昼食0.5時間
  +
移動1.5時間
  +
銀座オフィス5時間
  +
某イベント見学0.5時間
  +
移動1.5時間
  +
夕食0.5時間
  +
鎌倉オフィス8時間
  +
プライベート1時間
  +
睡眠・・・あと1時間か。

ね、ねむい訳だ・・・。


<今日の逸枚>
スクスク成長する
我が家のジャックと豆の木。
雲の上まで連れてってほしい。

2009-01-11

最後の再会

妻と弟と母の4人で、
母の実家、日光へ。

昨年末に
祖母が高熱で倒れ
精密検査をした結果、
肺に水が溜まり、
余命6か月と診断された。

本人は、
全く痛みや違和感はなく、
熱も平熱に戻ったため、
家で普通に生活している。

酸素の管を
鼻に通していることを
除いては・・・。

今日は、
いとこの成人式も重なり、
晴れ着姿のいとこのお祝も兼ねて、
実家は大勢でにぎわっていた。

昨年までのにぎわいの中心には、
いつも話好きの祖母の声があったが、
今日の祖母は喜怒哀楽が極端に減り、
周りの話へもほとんど入ってこなくなった。

これから先に起こる現実を
理解して覚悟しているつもりでも、
やはり、どうしようもなく寂しい気持ちで、
アタマの中が埋もれそうになる。

いけない、いけない。

賑やかな場が好きな祖母。

あと何回、
再会できるかわからないが、
たとえその1回が
最後の再会”となってしまっても、
後悔することのないように、
一緒の時間を共有できる
1回、1回の再会を
大切にしていこう。

Kちゃん、
成人おめでとう!


<今日の逸枚>
近くを流れる大谷(だいや)川
から眺める日光連山。
その雄姿には、
毎回圧倒される。

2009-01-09

シッカリしましょ

初雪の予報も、
鎌倉では雨。

隣りの建築現場も、
さすがに今日は
槌音も聞こえず、
終日、デザインに
集中できた。

この調子でいこう。

最近、我が家の生活に関与する人々(業者さん等)の体たらくぶりがたて続けに発生(爆)。

例えば・・・

 チルド便で依頼したYマトの宅配便が、
 通常便で処理されてしまい、
 中の肉が腐る・・・。
  →同じものを取りよせ、弁償してくれた。

 購入した5個入りのスティックパンの袋の中に、
 4つしか入っておらず・・・。
  →K戸屋のお客様センターのお偉いさんが
   菓子折りを持ってきてくれた。

 A日新聞の購読期限が年末に切れたが、
 更新の依頼なく勝手に1年更新の契約がされていた。
  →コレは犯罪ですね・・・。

 システムキッチンの定期点検にくるはずだった
 Sンウェーブのメンテナンスの人が、
 うちと間違えて、隣りの両親宅のキッチンを
 点検して帰っていった・・・。
  →母は喜んでいたが。

新年早々、
景気の閉塞感を言い訳に、
仕事に気合いが入らない
・・・というのはナシにしてほしいが、
日本のトップの麻生さんからして、
体たらくぶりを発揮しているのだから、
この現状も仕方ないのか。

まぁ、
自分はそうならないように、
気を引き締めていこう。


<今日の逸枚>
2009年新春
高知フォトシリーズも
これで最後。
土佐繁栄の立役者・・・
野中兼山が築いた
八田堰(はたぜき)という、
仁淀川の堰。
高知市内の小学生が、
必ず社会科見学に訪れる
鉄板コースらしい。

2009-01-07

銀座 竹の庵

本日のタスクとなっていた
3つのデザイン業務を片付け、
夕方からは、
銀座オフィスへ
今年初出社。

011、027氏と
たて続けに新年初の
デザインレビューを実施。

ここ1か月ほどの業務の
全体像を把握でき、
霞んでいた前方の視界が、
かすかに開き始めた。

明日からはようやく
本来のペースで、
進めていけそうだ。

ほっ。

その後、
今回のピンチを救ってもらった
YさんとN社長へのお礼と
今後の打合せを兼ねて
新年会を開催。

いつもの店で、
いつもの美味しい料理と
いつもの美味い酒と、
いつものバカな話。

今日は店長から、
正月の振舞い酒の
プレゼントもあり、
いつも以上にエネルギーを
注入することができた。

さぁ、明日から頑張ろう。

N社長、ご馳走様でした・・・。

銀座「竹の庵」(http://r.gnavi.co.jp/g135107/


<今日の逸枚>
元日の堤防で釣り糸を垂らす
太平洋と太陽と義弟の図。
さすが、漁師の孫、
カッコが板についてる。

2009-01-06

デザイナーズ・ハイ

6年ほどの
デザイナー人生で最大の
瞬間最多タスク量に
立ち向かっている。

日本の光景とは思えない
TVに映る派遣村の村人に比べれば、
こんなにありがたいコトはないのだが、
両手いっぱいに広げても、
明らかに脇からこぼれ落ちる量なので、
マチクリサポーターの力をお借りする。

心強い。

ボク自身、
納期遅れの不安や、
タスク漏れの恐怖に
潰されてしまうかと思ったが、
取りかかってみると、
心配やストレスを通り越して、
むしろ楽しくなってきた。

回線、壊れたかな・・・。


<今日の逸枚>
四国八十八箇所霊場の
第34番札所・・・種間寺。
そろそろ年貢の納め時(?)なので、
正月に参拝する。

2009-01-04

太平洋の広さ













3回目の年男を迎えた
今年の正月も、
妻の実家高知で過ごす。

食べて、飲んで、
出掛けて、寝て、
食べて、飲んで、
出掛けて、寝て・・・を
繰り返していたが、
澄み渡る空気のせいか、
ゆっくりと時間の流れる
南向きの風土のせいか、
年末に崩していた体調も、
気がつけば回復していた。

由比ヶ浜から見る海も、
桂浜から見る海も、
同じ太平洋なのに、
明らかに感じる広さが違う。

龍馬やジョン万次郎、
妻の育った土地・・・
この海を見ていると
納得できる。

<今日の四枚>
1)実家前の長浜、妻初登場・・・。
2)足摺岬方面に沈む初日の入。
3)武将萌えガール人気TOP3に入るという
  長宗我部元親の初陣の像。
4)高知でキャンプをはるプロ野球球団も
  必勝祈願する若宮八幡で初詣。

2009-01-01

年頭所感2009

思ったよりも僕等が
目の当たりにしてる壁は高く
もうこんなはずじゃなかったと嘆いても
後の祭りなのです

ちぢみあがった魂
ひなびたベイビーサラミ
もう一度フランクフルトへ

ショートケーキで例えるのなら
イチゴだけ最後に食べるタイプで
口に入れる手前で落として
捨てた夢もいっぱいござるよ

見損なっちゃこまるぜ
不可能は辞書にない
そうさ僕はまだちゃんと
本気だしてないだけさぁ

一発でクリアしよう
方法ならいろいろ
目指してたものの
その向こうへ行こう

腰をくねる女の
よがり声が世慣れたフェイクでも
白けて萎えるようなロマンチストでは
この先生きてゆけぬぞ

下痢が続いてるので
病気かもしれません
将来への不安が脳裏をよぎるけれどさぁ

簡単にクリアしよう
そうさ十人十色
捜してたものの
その向こうへ行こう

そう一発でクリアして
その向こうへ行こう
目指してたものの
その向こうへ行こう

そして I'll go to home

MR.CHILDREN ―その向こうへ行こう

『2009年、目指してたものの、その向こうへ行こう!』

<今日の逸枚>
正月、妻の実家の高知にて。
真っ青な空、真っ青な海、
真っ青な交通標識。
キモチイイ・・・。