2009-12-28

「00年代」の終わり

今年も妻の実家
里帰りするので、
移動前の・・・
今年最後のGNK。

青空の下、
大掃除も終了し、
お年玉の手配も完了し、
土佐ブンタンの収穫も終え、
我が家での2009年に
思い残すことなく、
清々しいキモチで
高知へ旅立つ。

今年を振り返ると
・・・って、どのブログでも
皆さん恒例なので、
今年で終わる
「00年代」を振り返る。

話はそれるが
この「00年代」を何て呼ぶか、
アメリカで議論になってるらしい。

「80年代」・・・エイティーズ、
「90年代」・・・ナインティーズ、
そして、「00年代」である。

候補として、
「ゼロズ」「ダブルオーズ」「2K’s」辺りが
挙がってるらしいが、
どれもしっくりこない・・・。

まぁ、放っておいても、
誰かがシャレた名前で呼び出し、
自然と定着するだろうから、
気にすることではないだろうが・・・。

ボクにとって10年前は、
FC住宅の本部から、
徳島の加盟店へと
出向へ旅立った年であり、
人生においても、
おそらく区切りの年だった。

それからの10年
・・・「00年代」は、
仕事面では、
生涯を掛けることのできる
グラフィックデザイナーという道を見つけ
その足場を固めることが
できた10年であり、
プライベート面でも、
生涯を掛けることのできる(?
妻と出逢い、結婚し、
その足場を固めることが
できた10年だった。

2010年から始まる新たな10年
・・・「10年代」は、
さらに密度の濃い、
充実した10年となるよう、
新たなキモチで歩んでいきたい。

皆さん、この10年、
お世話になりました。

次なる10年も、
宜しくお願いいたします。


<今日の拾品>
本日収穫した
3年目の土佐ブンタン。
1年目1個、2年目5個・・・
そして今年はなんと10個!
1ヶ月間寝かして、
1月下旬頃にいただきます。
ちなみに地元スーパーでは
1個約600円・・・
6,000円の現物収入でした。

2009-12-26

年末恒例

今日の夜は、
新卒入社時の
同期が集まり、
毎年恒例の忘年会。

相変わらず
バカな話をしながら、
近況報告を行う。

・・・とは言え今年は、
仕事絡みやら、
結婚式やら、
卒業&転職祝いやら、
カンボジア行きの壮行会やら、
×××やら○○○○やらで、
結構、同期と会う機会が
頻繁にあったので、
久し振り・・・という
感じではなかったが。

みんなと出会ってから、
既に干支も一巡して、
二巡目に突入し、
職場が変わったり、
生活環境が変わったり、
家族構成が変わったりと、
それぞれ違う道を歩んでいるが、
こうして集まったときには、
変わらないものがあることを
確認することができて
とてもホッとする。

一方で、
メンバー同士は、
出会った当時から、
特に変わってないと思っていても、
子供の成長や会話の端々に、
着実に年を重ねてきたことを
痛感させられるのも事実・・・。

定期的に同期と会うことで、
自分自身を振り返り、
これから進む道を
再確認することができるので、
2012年で地球が滅びない限り、
40歳、60歳、80歳・・・と、
このメンバーでバカな話を
し続けていきたいと思う。
・・・想像すると、
少し恐ろしい気もするが。

さしあたっては、
来年5月のイベント・・・
何とか実現しよう。


<今日の逸枚>
コンビニの後ろにそびえ立つ
湘南モノレールの「湘南江の島駅」。
(モノレールの駅は「江ノ島」ではなく「江の島」です)
大船から13分・・・以外と近い江ノ島。
当初の計画では、
このまま江ノ島の島内まで、
レールが伸びる予定だったらしい。
海の上を走るモノレールも
見てみたかった。

2009-12-24

Jingle all the way!

昨日は、
今年最後の
デザインレビューを
011氏と1時間程行った後、
毎度の銀座竹の庵に移動して、
お世話になった皆さんと
マチクリズで忘年会。

前日の夜から
少し体調を崩していたので、
ゆっくりペースで
飲んで食べていたのだが、
いつもながらの美味しい料理と
店長サンタからプレゼントされた
赤のスパークリングワインが
病んだ身体に染み渡ったようで、
最後にはスッカリ復活。

風邪は酒で治す・・・というのも
あながち間違いでもなさそうだ。

皆さん、今年もお世話になりました。

明けて、
クリスマス・イブ。

マチクリは、
本日より1月3日まで、
年末年始休暇に入ったが、
個人的には、
28日(月)に高知へ里帰りするまで、
積み残したデザインタスクを仕上げ、
今しかできないMAC内の整理や
デザイン環境の整備、
雑誌・本のチェックなどなどを
家&プライベートの用事と並行して
ボチボチ行うことになる。

2009年のゴールテープも
ようやく肉眼で捉えたので、
最後、転ばないように走り切ろう。

そう言えば
昨年のイブは、
027氏と011氏と共に
札幌でホワイトクリスマス
・・・だった。

ということで、
今日は2年ぶりの
ファミリークリスマス。

今からケーキ、食べます。

Happy Merry Christmas!

こ、こんなに・・・。


<今日の逸品>
ホールのイチゴケーキ・・・を
隣の親世帯と半分にして、
1/2がボクと妻の取り分に・・・。
「私、コレの1/4でいい」
・・・って、残り3/4もあるんですけど。

2009-12-22

ココロ動かすデザイン

職業柄・・・
というか趣味もあるが、
世の中に溢れる
広告やデザイン、
CM、アートなどには
自然とアンテナが伸び、
ココロ奪われたり、
首を捻ったり、
ニヤっとしたり、
ネタ帳に記憶したり
・・・と一喜一憂している。

そんなさまざまな
自分のリアクションの中で、
以前ほど「感動」するような
デザインに巡り合えなくなった
・・・ような気がする。

世の中の広告アイデアが
雑巾を搾るほどに出尽くしてしまい、
何処かで見たようなアプローチが
ループしているのか。

デザイナーとして経験を積んで、
ボクの中の引き出しが増えたのか。

歳を重ねることで、
感受性が鈍ってしまったのか。

・・・そんな中、
久し振りに「感動」する
デザインと対面した。

それは、
著名なアートディレクターの
ブランド広告ではなく、
大手有名企業のCMでもなく、
ご支援先のパートナーがまとめた
ロケーションブックという
手作りの雑誌である。

分譲地の周辺環境を
自分達で調査して、
それを分譲地選びの
5つの視点からまとめ、
家探しをされているお客様に、
「ここに住めばこんな生活が待ってるんだ!」
という疑似体感をしてもらう。

・・・そんなツールで、
マチクリがデザインした
表紙とテンプレートをベースにして、
パートナー自身(営業マンやアシスタントさん)が、
パワーポイントを駆使してまとめていく。

この手作り雑誌に、
ココロを動かされてしまった。

デザインに関しては、
素人の皆さんがまとたものなので、
デザインのルールや、色彩計画、
レイアウトのバランス等は、
キレイにまとめてあるとは言い難く、
手作り感、丸出しである。

しかし、
そんなことが吹き飛んでしまうくらい、
このロケーションブックは・・・
 ・紙面から息遣いや呼吸が伝わってきて、
 ・ワクワクするような発見があり、
 ・作り手が楽しんでいる様子が目に浮かび、
 ・何とも言えない勢いに圧倒され、
 ・気がつけば自分がそこで暮らしてる想像をしている。

現場に密着して、
本人自らが体感して、
感じたそのままを
自分の言葉で表現すること・・・。

流行りのデザイナーに頼んでも、
最先端のデザインソフトを使っても、
敵わない領域である。

デザインというと、
見た目ばかりに目が行きがちだが、
(もちろん見た目が良いに越したことはないが)
人の心に届く“芯”の部分が、
何よりも重要な要素なのだ。

ボク自身も常に心に刻まなければ・・・と
再認識させられた。

いつもの流れとしては、
パートナーさんがまとめた
ロケーションブックの原稿を
マチクリで引き継ぎ、
最後に「リ・デザイン」して
完成となるのだが、
この分譲地に関しては、
どこまで手を加えたら良いのか、
加えない方が良いのか、
デザインルールに沿って
調整したほうが良いのか、
素人らしさを残したほうが良いのか、
他とは違う部分で悩ましい・・・。

何はともあれ、
感動をありがとう!


<今日の逸枚>
夕日に浮かぶイチョウの木。
雲に手が届きそうな身長だが、
いつの時代からここに佇んでいるのだろう。
国道1号線=東海道沿いなので、
参勤交代の大名達の姿も
同じように見降ろしていたのかな。

2009-12-20

NOT CHANGE

天気がいいので、
年末の用事を
諸々済ますために、
ドライブがてら
昼から出掛ける。

124号線から見る
冬の富士山は、
空との境目が
ハッキリと描かれ、
まさに“秀麗”。

人の命を奪う狂暴さは、
まったく伺い知れず・・・。

2009年締めの
先祖への挨拶のため、
まずは藤沢の永勝寺へ。

今年もいろいろ
貴重な体験ができた。

来年もまた
記念すべき一年
となるように・・・
見守っててください。

感謝と誓いを胸に、
墓周りをキレイに掃除。

毎年ながら、
年末の挨拶後は、
清々しいキモチになる。

その後、東へUターンし、
鎌倉の長谷へ。

「鎌倉まめや」で、
里帰りの土産用に、
まめを大量購入。

数十種類にも及ぶまめが
試食をして購入できるので、
ほとんどの客が、ほぼすべての豆を
テイスティングしている。

小町通りの店より広く、
客もごった返してないので、
こちら長谷本店のほうが
ゆっくりと吟味できる。

ちなみに、
個人的にオススメなのは、
「カレービンズ」と「きなこ豆」、
そして定番の「みそ味」。
長谷にお越しの際は、
鼻血が出ない程度にぜひ試食を・・・。

その後も順調に
用事をこなして家に戻ると、
こちらも年末の恒例行事として定着してきた
M1グランプリの決勝を放送していた。

「CHANGE」な一年だったが、
毎年変わらない「恒例」な用事やイベントも、
それはそれでやっぱり安心する。

保守な一面が垣間見えた一日・・・。


<今日の逸枚>
除夜の鐘には10日早いが、
永勝寺の鐘の音に目を閉じる。
鐘建立の際にわずかながら寄付をした
祖父の名前が小さく刻まれているのだが、
その場所を探すのもまた、毎年の恒例行事。
記憶力が悪いのか、見つけるのに
毎年毎年、結構な時間がかかる・・・。

2009-12-18

『販売促進の教科書』

最近は
執筆活動にも
精力的に取り組んでいる
027氏が執筆協力した
書籍が発売されたので、
今日はその紹介を。


-------------------------
書籍名;
 商業界2月号臨時増刊
 『販売促進の教科書』

仕様:
 B5版(136ページ)

発行:
 株式会社商業界

発売日:
 2009年12月16日

価格:
 1,800円(税別)
--------------------------

あの「商業界」の増刊ムックで、
現場で得た成功事例をまとめ、
すぐに活用できると評判の
「教科書シリーズ」・・・の、
販促アイデア決定版!

チラシ、DM、POP、
看板、WEB、イベント・・・と、
たくさんの事例をもとに
体系的にまとめてあるので
サクサクと読みやすい。

そんな中、
027氏が企画し、
ボクがデザインしたチラシも、
 『戦略的思考を身につけよ!
 ヒットチラシ10連発』
・・・の「ヒットチラシ⑦」として
紹介されている。(上記写真参照)

営業職のように、
成果が数字で見えにくい
“グラフィックデザイナー”にとっては、
自分のデザインした広告やツールによって、
お客様が反応してくれて、
来場してくれて、成約してくれて、
クライアントさんがハッピーになることが、
何よりもやりがいに繋がるので、
このチラシを撒いたときも、
結果を聞いてガッツポーズ!
・・・苦労も吹っ飛ぶ瞬間だ。

マチクリの事例も含めて、
様々な業界の販促アイデアが、
たくさん詰まっているので、
興味のある方は、
お近くの書店か
商業界のWEBショップにて
お買い求めを。



<今日の逸品>
上記のマチクリ事例は・・・34ページ、
027氏のプロフィールは・・・125ページに
掲載されてます。


2009-12-16

おわりからはじまりへ

銀座オフィスにて、
2009年最後の
デザインレビュー。

今日引き受けた
デザイン諸々を仕上げ、
ひと通り納品完了すれば、
晴れて2010年が迎えられる。

今年も突っ走ってきたが、
ようやくここまで来た
・・・という感じだ。

最後の最後に、
ヘビー級のデザートが
待ち受けているが、
マチクリらしい〆なので、
よく噛み締め、よく味わって、
気分良くオアイソウ!・・・と
いきたいものだ。

打合せ終了後は、
20日前に女の子が誕生した
平和島に住むいとこの家へ
出産祝いに馳せ参じる。

ついこの間まで、
ママのお腹の中に
居たとは思えないほど、
凛々しい顔だちの女の子。

赤ちゃんの寝顔を見てると、
辺野古だの、MDMAだの、
アバクロだの、パンデミックだの、
FF13だの、COP15だの、
1Q84だの・・・といった難しいことは、
どうでも良くなってしまうほどの
癒しビームに撃ち抜かれる。

・・・が、
ボクらのようにオイシイ所だけ
体感させてもらうのと違い、
一日中ずっと一緒に過ごすママの大変さは、
その身になって初めてわかるようだ。

ホントに
世の中のお母さんたちには
アタマが下がるばかり・・・。

“赤ちゃんらしい”
ベストショットな写真をいただけたので、
ここぞという時の赤ちゃん素材として
こっそり登場させよう。

元気に育つんだぞ~、Yちゃん!


<今日の逸枚>
未来都市へと続く道。
初めて通った道なのに、
絶対に一度どこかで
通ったことのある記憶・・・。
コレ、デジャヴだ。

2009-12-14

たまには説教でも・・・

大船のカフェで、
まったり時間を過ごしていると、

大きなキャリーや筒を持ち
3年先をいく(?)ファッションに
身を纏った学生風の集団に
出くわすことがある。

芸大や美大への
合格実績では神奈川No.1の
実績をほこる芸術系予備校、
S南美術学院の生徒さん達だ。

(ボクらが学生の頃は、
 K沢アトリエって名前だったなぁ)

先日も、
隣の席に座った
女の子2人、男の子1人の
デザイナーの卵たち、
(いや美大生の卵たちか・・・)
が、将来を悲観して話していた。

「普通のビジネスマンでも、
職が見つからない時代らしいのに、
デザイナーで食っていけんのかなぁ・・・」

「広告費が削られてるってことは、
デザイナーも削られてんだよねぇ」

「先輩が言うには、ゼネラリストよりも、
スペシャリストが重宝される時代だって」

人間観察が大好きなボクは、
ついつい聞き耳を立ててしまった・・・。


夢と希望に満ち溢れてるハズの
学生さんたちにとっても、
今の時代は不安でいっぱいのようだ。

ボクの経験からひとつ言えること。

・・・それは、
グラフィックデザイナーという仕事を
職人や芸術家のように考えるのはもう古くて、
DTPが浸透した現代のデザイン業界では、
むしろビジネスマンといったほうがしっくりくる
・・・ということ。

芸術道だけを突き進み、
自分の生み出した作品で世間を驚かす!
・・・でやっていける人もモチロンいるが、
そんな人は一握りの天才だけ。

ボクを含めた大多数の普通の人が、
芸術道だけを突き進んだら、
それこそ目もあてられない。

逆に言えば、
世の中で活躍している
大多数のグラフィックデザイナーは
元来、普通の人である訳で、
普通の人である以上、
デザインや芸術以外のカテゴリーとして
ボクらの周りに存在する諸々も
普通に知っていなければいけない。

その上で、
他の普通の人よりも、
“ちょっとだけ”デザイン分野に詳しければ
それで堂々とグラフィックデザイナーで
生活をしていけるのだ。

・・・しかし、
世間を見渡すと、
この“普通のこと”が欠落した
“ちょっとだけ”デザインに詳しい
デザイナーがやけに多いように感じる。

ビジネスマンとして論外なデザイナーに、
仕事が回ってこないのは当然だ。

未来を背負って立つ
隣の席の原石くんたちには、
有名グラフィックデザイナーを目指す前に、
ぜひ、優秀ビジネスマンを目指してもらいたい。

グラフィックデザイナーの
地位向上を願って。


<今日の逸枚>
そんなデザイナーを目指す人たちに
ボクがオススメする一冊はコレ。
デザインのコツやテクニック、
流行やセンスを学ぶなら、
分厚い参考書やテキストを
何十冊と読むよりも、
世の中に溢れている優れたデザインに
たくさん、たくさん触れること。
・・・で、デザインと現場の作法を
この本で掴めばOK!

2009-12-12

「霖雨蒼生」

毎年この週は、
「今年の漢字」が
発表されるので、
テレビでも、新聞でも、
有名人も、キャスターも、
総理大臣も、ブロガーも、
今年の漢字を勝手に考え、
あれこれ論じ合うのが
季節の風物となっている。

昨年のこのブログでも
紹介したような気がするが、
ボクとしては、
「1文字」より「4文字」・・・
住友生命が発表している
「今年の創作四字熟語」
・・・のほうが興味深いので、
以下に2009年の作品数編を
紹介させていただこう。


「遠奔千走(東奔西走)」
・・・土日高速千円。
   結構使わせてもらいました。

「秋休五日(週休二日)」
・・・初のシルバーウィーク。
   次は2015年だそうです。

「一票両断(一刀両断)」
・・・今年は総選挙&
   政権交代に尽きますね。

「司民参加(市民参加)」
・・・来年分の候補者通知は来なかったが、
   いつかは当たるんだろうなぁ。

「顔面総白(顔面蒼白)」
・・・豚インフル対策の
   マスク姿のこと?

「五輪夢終(五里霧中)」
・・・石原さん、次も目指すそうで。

「非核大賞(比較対象)」
・・・オバマさん、本当は
   貰いたくなかったでしょう・・・。

「電圧早帝(電圧測定)」
・・・電圧でウサイン・ボルトって。
   ちょっと苦しいな。

goo辞書が企画・制作の
こんなゲームも・・・。

気分転換にどうぞ。

↓↓↓
「ジャックと四字熟語の木」


<今日の逸枚>
とくに意味はないが、
片側5車線に連なる
テールランプの赤、赤、赤・・・が
目に飛び込んできたので一枚。
横浜ベイクォーターウォークから、
国道1号線を見下ろすの図。

2009-12-10

浮気しない宣言

社会人になって、
かれこれ十数年が
経過するが、
その間ずっと変わらない
ものがある。

手帳のフォーマットである。

職種は、
販促企画からマーケティング、
住宅営業、スーパーバイザー、
そしてグラフィックデザイナーと
毛色の違う道を歩んできた。

手帳のサイズも、
当初のA5サイズから、
現在のバイブルサイズへと、
一度、転換期を経験し、
手帳本体に関しては、
気分一新したくなる年もあり、
何度となく買い替えてきた。

けれど、
その中身・・・
手帳のフォーマットは
ずっと同じメーカー「Bindex」の、
「見開き1週間」タイプで、
日にちが上から下へ流れていくもの
(右ページは罫線だけ)を
使い続けている。

右上の写真がソレだ。

自分で言うのもオカシイが、
結構几帳面な性格(!?)なので、
ボクの手帳をのぞき見た人は、
「キレイにまとめてますね~」
・・・と褒めてくれる。

ありがとうございます・・・。

「変わった使い方してますね~」
・・・同じフォーマットを使っている人の多くは、
こういう感想をくれる。

そう、ボクの使い方は、
普通の使い方ではないらしい(笑)。

ボカシてあるので、
わかりずらいかもしれないが、
言われてみればその通りだ。

このフォーマット・・・
日にちは上から下に流れていくのだが、
各日の時間は左から右に流れている。

つまり一番上の段、月曜日の朝に、
左端から時間が経過し右端で一日が終わり、
火曜日には一段下がって、左端にワープする。

たしかに良く見ると、
ご丁寧にも一番上には
「・・9・・12・・3・・6・・9・・12」
という時間メモリが付いている。

ただ、ボクには、
この“ワープ”という感覚が
しっくりこなかったので、
日にちの流れと同じく、
時間軸も無意識のうちに上から下へと
勝手に変換してしまっていたようだ。

よく言われていることで、
「デジタルの時計は時間を読み、
アナログの時計は時間を感じる」
・・・というのがある。

アナログの時計では、
長針と短針の示す“カタチ”を
頭の中で“映像”として捉え、
直観的に今何時・・・という
意識付けがされるという。

ボクの場合、
この手帳のフォーマット+独自な使い方も、
おそらくアナログ時計と同じように、
映像として直観的に感じることが
できる最良の方法なのだろう。

まぁ、人によって考え方も違うようで、
元●イブドアの社長のように、
手帳派を完全否定する方もおられるが、
どんなにスケジュール管理のIT化が進んでも、
ボクは手帳を併用していくことに
なるんだろうなぁ。


<今日の逸枚>
来年1月のページ
デザインタスクで埋まり出した。
こんなところで年の瀬を感じる
今日この頃・・・。

2009-12-08

階層のハナシ

今日は少し
専門的な話・・・。

デザインの鉄板ソフト、
イラストレーター(イラレ)の
ファイルを整理する際のこと。

たとえば、1枚の住宅チラシを
デザインするとき、
数えきれないほどの
画像ファイルを使用する。

外観写真や家族のイメージ写真、
間取り図に住宅設備写真、
部屋の写真、周辺施設の写真、
来場プレゼントの写真、
背景のテクスチャの写真
・・・等々である。

これらの画像は、
1枚1枚がかなり容量の
大きいファイルなので、
これら全てをイラレのファイル上に
埋め込んでしまうと、
相当重いファイルとなり、
開くにも作業するにも保存するにも
時間がかかってしまい具合が悪い。

・・・そこで、
このストレスを回避するため、
画像を“埋め込む”のではなく、
“リンクさせる”のが
業界の常識となっている。

つまり、イラレのファイルには、
-------------------------------------------------
どこどこに保存してある画像を
チラシのこの位置にこの大きさで配置しなさい
-------------------------------------------------
・・・という情報だけを埋め込む。

(ちょっとわかりずらいですね)

それぞれの画像に、
それぞれリンク先の情報が
別々に付いているので、
基本的にはパソコンの中にあれば、
バラバラな場所に
保存してあっても問題ない。

ただ、問題になってくるのが、
この「保存してある場所」の
情報の伝達方法である。

イラレは、フォルダの階層毎の名前で
場所を記憶しているので、
保存した後にフォルダの名前を変えてしまったり、
別のフォルダに移動させてしまうと、
リンクしてある画像を探せなくなってしまい、
写真を配置した場所はポッカリ空いてしまう。

印刷屋に入稿する際や、
別の人にデータを引き継ぐ際は、
必ず画像の保存場所も変わるので、
(開くパソコンが変わるので当たり前だが)
画像のリンクを元の状態に
戻すことが重要なのだ。

デザイナーがとる方法は
大きく分けて2つ。

①1つのフォルダの中に、イラレのファイルと
 使用した画像全てを入れる。(同じ階層にする)

  →利点:フォルダの名前に関係なく、

       画像がリンクされた状態を
       保ってくれるので、

       受け渡しを行った際も、
       画像が外れる心配がない。

  →欠点:ときには30~50枚にもなる
       画像ファイルとイラレファイルが
       同じフォルダ内にごちゃ混ぜになり、

       必要なファイルを探しずらくなる。

②イラレのファイルと同じ階層に新しいフォルダをつくり、
  そのフォルダ内に使用した画像を入れる。(階層は1つ奥になる)

  →利点:イラレファイルと画像ファイルを

       分けることができ、
       後で整理する際にわかりやすい。

  →欠点:受け渡した際に、
       画像のリンクが外れるので、
       画像の入ったフォルダの場所を

       毎回指定する必要がある。

ボクの場合は

②の方法をとっているのだが、
今日、昔デザインしたファイルを開こうとして、
リンクが外れた画像を
どうしても見つけることができず、
途方に暮れてしまった・・・。

おそらく数年間の間に、
フォルダの名前を変えてしまったか、
保存場所を移してしまったのだろう・・・。

階層を何層にも分けて
細分化したフォルダで
管理するのは良いコトなのだが、
イラレを使っている人は、
途中でフォルダ名を変えたり
場所を移動したりすると、
ボクのような問題が生じてしまうので、
階層分けやフォルダの名前付けのルールなど、
一番最初のルール決めを
いかにきちんと行うかが
とても大切なのだ。

気がつけば、
このブログ始まって以来の
長文になってしまったが、
意味、わかっただろうか・・・
チンプンカンプンですよね。


<今日の逸枚>
前回に続いて八景島での写真から
・・・愛らしく泳ぐオタリア。
オタリアって、ボクが子供の頃は
アシカって呼んでたはずだが。
話題の“階層”を調べてみると・・・
-----------------------
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:哺乳綱 Mammalia
目:ネコ目(食肉目) Carnivora
亜目:アシカ亜目(鰭脚亜目) Pinniped
科:アシカ科 Otariidae
亜科:アシカ亜科 Otariinae
属:オタリア属 OtariaPéron, 1816
種:オタリア O. flavescens
-----------------------
なるほど。
アシカ亜科の属の1つが
オタリアなのね。

2009-12-06

節約生活を楽しもう

これからの1か月は、
忘年会やクリスマス、
里帰り、お年玉・・・と、
財布から諭吉くんが
旅立っていく機会が
何かと多い・・・。

12月最初の日曜日。

気分転換に出掛けたいのだが、
月初からの大きな出費は
抑えたいということで、
妻と思案した結果、
横浜八景島シーパラダイスへ。

この島、
アクアミュージアムや
アトラクションには当然、
金が掛かるのだが、
島に入るだけなら
無料なのだ。

金を払わずとも、
イルカやオタリアと
触れ合うことができ
ペリカンやフラミンゴ等の鳥類も
水辺で羽を休めている。

海辺のボードウォークには、
海風の気持ちいいベンチが並び、
島の中央には緑に覆われた散策路もある。

島内を一周ブラブラと
歩いているだけでも、
行楽気分を味わえる。

実家の高知で、
家のすぐ目の前が
太平洋だった妻も、
山よりも海のほうが落ち着くようで、
大きく深呼吸ができたようだ。

15分弱で行ける
湘南海岸と比べれば
倍の時間は掛かるのだが、
それでも30分圏内に
また良いヒーリングスポットを
見付けることができた。

古いアルバムの中、
昔の彼女と写っていた写真・・・
ココ、その撮影スポットだねと、
妻に指摘されたときは
さすがに焦ったが、
時効ということで・・・。


<今日の逸枚>
ボードウォークから、
アクアミュージアム方面を眺める。
ドルフィンファンタジーという、
イルカが泳ぐチューブの中を
歩くことができる水族館では、
期間限定でこの中に宿泊できる
プランが人気らしい。
20歳以上の女性限定だそうですが、
良かったら次の機会にぜひ。

2009-12-03

夢のメカニズムって

ここ3日間くらい、
やけに鮮明な夢を見る。

はっきりと細部まで
細かく描写された映像で、
目が覚めたときには、
2時間モノのDVDを2~3本
見終えたくらいのグッタリ感。

・・・困ったものだ。

なんで、
ここ3日間に限って、
こんな大作映画を見たのだろう。

いつもの夜と異なるのは、
少し睡眠時間が短いこと・・・
くらいなのだが、
それが関係している
のだろうか。

因みに内容は・・・

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3日前の夢
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 なぜか市長室にいるボク。

 どこの市かわからないが、
 かなり近代的なビルなので、
 鎌倉市役所ではないもよう。

 夕方の記者会見で、
 辞職に関する演説をしなくてはいけないのだが
 (ボクが市長のようだ(笑))、
 何で辞めることにしたのか理由を忘れ、
 原稿が書けず焦っている。

 ここから約2時間の政治ドキュメンタリー・・・。
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2日前の夢
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 朝起きて、何気に目覚ましテレビを付けると、
 大塚さんがニュースを読んでいる。

 グラフィックデザイナーの
 偽造免許を使っていたデザイナーが
 次々と逮捕されているという。
 (この世界ではグラフィックデザインも、
  医師のように免許がないと生業にできないようだ) 

 バカなヤツもいるもんだと思いつつ、
 ふと考えると、自分も無免許であることに気付く。

 これから先、どうやって仕事をしていくか、
 あれこれ策をめぐらすサスペンス・・・。

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昨日の夢
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 見慣れない家(夢にはたまに出てくる家)で、 
 双子の赤ちゃんをあやしているのだが、
 一向に泣き止まず、グッタリ・・・。

 妻が離乳食を作っているのだが、
 現実の妻Sではなく、知ってる女性Kで・・・。

 玄関のチャイムが鳴って、
 弟夫婦が遊びにくるが(現実では弟、結婚してません)、
 隣にいるのがなぜか妻S・・・。

 双子の赤ちゃんは、
 妻Sに抱かれて機嫌良く笑ってる。

 現実ではありえない組み合わせなのだが、
 夢なので・・・何も不自然さを感じず、
 夫婦2組+赤ちゃん×2で、
 どこかに車で出掛けることに・・・。

 この先も知り合いが
 現実とは異なる配役で続々登場の
 豪華オールスターによるトレンディドラマ・・・。

ここまで鮮明だと、
なんだか恐ろしくなる・・・。

ちなみに、
夢のメカニズムについて、Wikipediaでは・・・
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  夢を見る理由は、
  現在も完全に解明されていないが、
   1)無意味な情報を捨て去る際に知覚される現象
   2)必要な情報を忘れないようにする活動の際に知覚される現象
  という2つの説が有力となっている。
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・・・とすると、
この3日間の夢はどういうこと??

結局、意味がわからず・・
誰か、教えてください・・・。

今日は何の映画鑑賞かな。

<今日の逸枚>
クリスマスイルミネーション
イン、ユウラクチョウ。
イルミネーションはブルー系限定!
・・・という規制の法律を作り、
犯罪の撲滅を目指してはどうだろう。

2009-12-01

ルールを守ろう

12月1日、
世の中では、
いろいろなモノの
ルール変更があった。

4月・10月から
改正になるものは
毎年結構多いが、
年の瀬も押し詰まっての
ルール変更には
それなりの意味が
あるのだろう。

・・・その中で、
一番ニュースとして
取り上げられているのが、
飛行機内持ち込み手荷物の
サイズルールの変更だ。

機内に入りきらない大きな荷物を
CAさんが押し込み、入らず、
別の場所を探し、押し込み、入らず、
結局、どこか後ろのほうへ持っていく
・・・という光景は何度となく目撃し、
それによって出発が遅れる便が
数えきれないという。

ボク自身も周りを見渡していて、
それはムチャでしょ・・・という
大荷物を抱えた配慮のない客には
うんざりしていたので、
ルール改正、結構なことである。

・・・ところが、
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100席以上の機体の場合:
3辺の合計が115cm以内(55cm×40cm×25cm)
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というサイズは、
ボクの出張カバンも
ギリギリアウトであった・・・。

ニュースでは、
上記のサイズに切り取った入口を設けて、
そこを通らなければ受け付けてもらえないという
厳格さでルール徹底しているそうなので、
間違いなく通らないだろう。

これを機にサイズのひと回り小さい
スーツケースに買い換える人も結構いると思うが、
楽器を持ち運ぶオーケストラなど、
異議を申し立てている団体もいくつかあり、
まだこのサイズも流動的だと思うので、
少し様子を見てみることにした。

それまでは、カウンター預けとなるが、
時間に余裕を持ったスケジューリングを
心掛ければ特に問題ないだろう。

みなさん、ルールは守りましょうね。


<今日の逸枚>
いつもはコーヒー派のボクだが、
この日に限ってなぜか心と身体が
ハーブティを欲していたので、ちょっと浮気。
・・・これはやすらぐ。
新しい世界へ一歩踏み入れたかも。