2007-12-30

general house cleaning

1年間、温かく包んでくれた
我が家に感謝を込めて、
大掃除の第1弾。

換気扇、窓、
網戸、ベランダ、
ホームオフィス、
子供部屋・・・になる予定の部屋、
を順番にキレイにしていく。

昼から初めて
一通り終えた頃には、
外はもう真っ暗になっていた。

掃除をした後の清清しさが好きで、
日頃から、目に付くところはキレイにしていても、
やはり換気扇のプロペラや、
ベランダの排水溝など
隠れている部分や細かい場所は、
こんな機会でないと手が付けられない。

おかげで、
終えた後の清清しさも
いつもの数倍やってきた。

大きく深呼吸をした後のような、
学生時代の期末テストを終えた後のような、
大作のチラシデザインを
印刷会社に入稿し終えたような、
そんなココロ晴れ晴れな一日だった。

明日、
我が家の掃除第2弾に加えて、
パソコン内のフォルダと、
頭の中の思い出を整理して、
新しい2008年を迎えることとしよう。


<今日の逸品>
分譲地のアピールポイントを、
紙芝居風に整理したアプローチブック。
027氏とまとめたこの時のノウハウが、
今のマチクリでもキーテクノロジーとなっている。
見せ方から入るのは言うまでもなく・・・。

2007-12-28

シアワセ報告

12月も残り3日となった今日、
2007年最大のビッグニュースが
飛び込んできた。

親友と親友が4月に結婚することになった。

無さそうで、有りそうで、無さそうで・・・。
でも、有ったらいいのに・・・と、
期待していた組み合わせ。

少し前のボクだったら、
祝福しつつも、心のどこかで
ジェラシーのような、
さみしさのような、
不思議な感覚を持っていたはず。

でも今は、ヒトの幸せが、
本当にココロからうれしく思える。

そのヒトが、
身近であればあるほど・・・。

自分自身、気付かないうちに、
オトナになったものである。

本当におめでとう!

世界中で一番シアワセになってね。

いや、ボクの次くらいでお願いします・・・(笑)


<今日の逸品>
いつもの家族が表紙を飾る
住まい方提案のコンセプトブック。
左上のアイコンを10パターンほどデザインするのが、
仕事のような遊びのような、
楽しいひと時だった。

2007-12-27

美学

入院していたボクの相棒
パワーブックが戻ってきた。

元気に元通りになって、
いやむしろクリーンアップされ
若干早くなって戻ってきた。

酷使すると具合が悪くなるのは、
人間もモノも同じ。

休ませるときは、
ちんと休ませないと・・・。

と、いってる傍から、
一番パワーを使うフォトショップでの
デザイン作業に突入。

正月にはゆっくり休んでもらうから、
あと少し頑張ってね。


話はいきなり「イチローの美学」について。
イチローとホークスの川崎が
現在、神戸で一緒に自主トレをしているが、
川崎を叱った内容が大きく取り上げられている。

五輪最終予選での、
川崎の一塁ヘッドスライディング。

日本では、闘争心・気合の表現方法として、
大きく賛美されることだが、
イチローの考えは全く逆。

野球において怪我になる一番の原因が、
このヘッドスライディングであること。

また、フォースアウトを取れる
一塁への走塁においては、
走り抜けたほうがコンマ何秒か早いので、
滑り込むことが合理的ではないこと。

言われて見ればその通りで、
しかもイチローが言うから説得力がある。

何が美しくて、
何が美しくないのか。

死ぬまでには、
自分なりの答えを見つけたい。


<今日の逸品>
ここ数年のデザインの中で、
一番工数をかけた杉並の分譲地のチラシ。
費やした時間と結果は必ずしも比例しないが、
これだけ何日間も付き合っていると、
子供に接するような愛着がわいてくる。
新年早々のスタートダッシュ。
ぜひ、親孝行な活躍を期待したい。

2007-12-25

クリスマスプレゼント

クリスマスの朝、
ポストにプレゼントが届く。

保健所からの督促状。

2年前、前職場にて、
結核の二次感染の疑いがあるとの事で、
全員で診断を受けたのだが、
秋の定期健康診断を受ける直前に、
マチクリを立ち上げたため、
2年検診が受けられなかったのだ。

内容がわかっていても、
督促状というのはキモチの良いものではない。

来年早々にも
健康診断を受けようと思っていたのだが、
ちょうど今日が今年最後の検診日で、
年明けの予定も空きそうになかったので、
027氏のスケジュールにも
「レントゲン」と記載された同じ日に、
2年検診とやらを受けに出向く。

鎌倉の若宮大路沿い、
一の鳥居のほど近くにある
鎌倉保険福祉事務所。

昔の小学校のような、
いかにも公共の施設・・・といった建物。

和気藹々と談話をする
いかにも公務員・・・な職員と先生とレントゲン技師。

あっという間に撮影をし、
長々と世間話をし、
お茶菓子をいただき、
最後に先生より結果を聞く。

「問題ないですね」

とりあえず結核の疑いがなく
ホッとした聖夜。

ではなく聖昼。

白血球の数が
異常値をカウントした前々回診断の
その後の経過も気になるので、
早いうちにきちんと健康診断を受けよう。

健康あっての・・・です。


<今日の逸品>
Machi Christmas Card 2007。
納得するぼんやり具合を出すため、
背景の明かりの画像加工に、
全体の8割の時間を費やす。
「ハッピーマチクリスマス!」

2007-12-23

ハーレムシンガーズ

クリスマスコンサートという、
季節イベントに、
初めて足を運んでみた。

黒人が開放を願って
希望を胸に口ずさんだ
ゴスペルをベースにした
総合エンタテイメント。

全米で熱狂的なファンを持つ
NYハーレムシンガーズという、
男性シンガー3人、女性シンガー4人、
楽器全般1人、ダンサー1人、
ピアノ&総監督1人という全員黒人のグループ。

家から程近い鎌倉芸術館での公演というのもあったが、
6月にアメリカを訪れたこともあり、
黒人開放と歌・・・という点にも、
強く興味を引かれた。


・・・素晴らしかった。

何がって、
一言で表現するのは困難だが、
人間の“声”の限界を超えた表現力、
交差するハーモニーと音域、
ダンスやタップを取り入れたエンタテインメント性、
各メンバーの表情と身振り、仕草・・・。

人種がどうの、歴史がどうの、
クリスマスがどうのといった諸々の外部環境は、
どうでも良いこと・・・と言っては
語弊があるかもしれないが、
少なくても彼らにとっては、
それらはとても小さなことであった。

今、会場が一体となって楽しんでいること、
今、最高のパフォーマンスを表現できたこと、
今、幸せに生きていること・・・が全て。

そうだ。

今を懸命に生きることこそ大切なんだ。

最後には、
歌詞もわからない「アメイジング・グレイス」を
みんなで大声で歌っていた。

メリークリスマス!


<今日の逸品>
分譲地に住む先輩家族に、
住み心地などをヒアリングするための
アンケートシート。
文字だけのレイアウトも、
エクセルやワードで作成したものに
ちょっと手を加えるだけで、
見栄えが3割増しに。

2007-12-21

ココロの輪

納会。

まだまだ年末まで納まらないが、
マチクリズでちょうど時間が合わせられたので、
本日でいったん区切りを付ける。

マチクリ立ち上げから4ヶ月。

本当に順調に、
忙しく過ごしてくることができた。

人とのつながり、縁、運命を
とっても感じた4ヶ月でもあった。

お金の繋がりではなく、
ビジネスの繋がりではなく、
ココロとココロの関係で動いてきたことが、
回りまわって、マチクリに、自分に帰ってくる。

8月。

027氏と共に、
次のステップへ踏み出して
本当に良かった。

あらためて、そう思った。

これから先も、
マチクリズで力を結集して、
ココロの輪を広げていきたい。

ふ「栗」厚生の一環、
冬のボーナスとして現物支給いただいた、
念願の「イシイの甘栗」を賞味しながら、
しみじみと振り返った
納会の夜のひとり言でした・・・。


<今日の逸品>
クライアントの“どうしても!”・・・という強い要望を受けて、
「Pen」のスペイン特集号の表紙を
パク・・・いや、参考にしたロケーションブック。
ガーベラの花の色の組み合わせを、
数十パターン試してみて、
この赤&濃黄バージョンに決定する。

2007-12-19

最大の駄作

手塚治虫氏の描いた
鉄腕アトム「地上最大のロボット」を
浦沢直樹氏がリメイクする
「PLUTU(プルートウ)」という漫画がある。

現在、5巻まで発売されているのだが、
ところどころに、深いメッセージが散りばめられ、
いろいろと考えさせられる興味深い作品だ。

ロボットを人間に近づけすぎてはいけない・・・
という警告が根底にあるように思うのだが、
人間に限りなく近づけた完璧な人工知能は、
間違いをおこし、仕事をサボり、
感情的に行動するらしい。

そりゃそうだ。

人間と同じなのだから。

もう技術的には、
そんなロボットを誕生させることは
可能になっているようだが、
どんなもんだろうか。

神が人間をつくったように、
そんなロボットを生み出した人間も、
神となってしまうのか・・・。

何か、恐ろしいことが起こりそうで、
身震いを感じる。

もうひとつ衝撃だったのが、
「あとがき」にあった手塚氏の記述。

「アトムは自身最大の駄作」

初期は描いていて楽しくてしょうがなかったが、
有名になってアニメ化されてからは、
惰性の産物でしかなく、
描くのが苦痛でならなかったということ。

何が成功で、何が失敗なのか。

そのしっかりとした判断基準を、
自分の胸の中に、
常に持っていなければならない。

手塚氏を父と尊敬する浦沢氏が、
どのようなゴールを用意しているのか、
楽しみでしょうがない。


<今日の逸品>
一昨日に紹介した「商品概要シート」の中身。
こちらも「グリッドシステム」を利用して、
シンプルにレイアウトしている。
間取りの見せ方に関しては、
当時はまだまだ青かった・・・。
成長したものだ。

2007-12-17

80%の力

週末からずっと
かかりっきりのデザインに、
ようやくゴールが見えてきた。

年明けに発表となる
杉並のデザイナーズ分譲住宅の
折込チラシのデザイン。

以前に、RC住宅のチラシをデザインしていたときは、
10回、20回・・・と、社長の納得するまで、
修正に修正を重ねたものだったが、
今思えば、よくそこまでのこだわりと
時間があったものだと感心する。

今回のデザイン業務は、
その頃の想いが重なるような、
ガツンと食べ応えのある仕事となった。

デザインして、データを送付して、
校正して、依頼を受けて、修正して・・・を
繰り返していくうちに、
「製作会社のグラフィックデザイン業務って、
そう言えばこういう流れだった」という当たり前のことに、
改めて気付かされた。

コンサルティングの付帯業務としてのデザインは、
あくまでサービスの一環であり、
経験とひらめきをカタチにすれば、
それだけで喜んでいただけた。

一方、単独でお金をいただくデザイン業務に関しては、
当然、頼むほうも真剣になる。

その真剣さに答えようと、
こちらも全力を傾ける。

ただ、気を付けなければならないのは、
全力を傾けすぎて、
全体像が見えなくなってしまうこと。

要望に応え過ぎて、
まとまりがなくなってしまうこと。

ひらめき時には尖っていたアイデアが、
弄っているうちに、だんだん丸くなってしまうこと。

この3年間で学んだ
これらのポイントに気を掛け、
常に80%の力で取り組むことを意識しながら、
最後のゴールテープを切るまで頑張ろう。

どうやら、
いいデザインに仕上がりそうな気配だが、
集客に繋がるかどうかが全て。

結果は年明けにやってくる・・・。


<今日の逸品>
某住宅会社「商品概要シート」の
表紙デザイン。
今回、レイアウト・デザイン勉強会用に、
資料をまとめることになったのだが、
その際にキーワードとなったのが、
「グリッド・システム」。
こうしてみると、当時(3年前)から、
無意識にグリッドを活用していたことがわかる。
良いものは時代を超えた
普遍性があるものなのだ・・・。

2007-12-14

出逢いと別れの季節

8月にマチクリが立ち上がって、
もうすぐ4ヶ月が経とうとしている。

早いものだ。

前職のデザイン業務を
そのまま引き継ぎながら、
027氏の分譲販売研修のアシとして、
全国を駆け巡っていたので、
新しい会社とはいえ、
今までの延長線上で
仕事をしてこれた。

ありがたいことだ。

先週で分譲研修の5つの会社さんが
一区切りとなり、
027氏のアシスタントも
順調に秘書の007に移行し、
デザイン業務の割合が多くなってきた年末。

思い立って、
手帳を変えることにした。

これまでスケジュールは、
パソコンでのマチクリシェアウェアと、
仕事関連をまとめたA5の手帳と、
個人の予定を書いたミニ6穴版の手帳で
管理してきたが、
高校時代から愛用してきた
ミニ6穴手帳がついに寿命となり、
社会人1年目から相棒だったA5手帳も、
相当痛んできて、さらにA5サイズという大きさが、
今の時代&ボクの動きに合わなくなってきた。

ちょうど気分転換をしたかった心境も重なり、
ひょんな縁で、ボクの手元にやってきた
ディープグリーンのバイブルサイズの手帳と
同じ色のミニ6穴手帳を、
新しい相棒とすることに決めた。

『出逢いは偶然、別れは必然』

相棒、これからよろしく!

そして旧友、
これまで本当にありがとう!


<今日の逸品>
デザイナーズ賃貸住宅に
入居が決まった方にプレゼントする
アドレスカード(引っ越しましたお知らせカード)3種。
ディスティールや、
バウハウスに影響を受ける会社さんだけあって、
そのテイストは、広告的ではなく芸術的に。

2007-12-13

マトリヨーシカ

マトリヨーシカという
ロシアの民芸品がある。

民族衣装を纏った人形の腹を開けると、
少し小さな人形が居て、
その中にはさらに小さな人形が・・・と、
どんどん小さくなっていき、
最後には米粒のようになってしまう
あのロシアのお土産だ。

何とも言えない表情と、
瓢箪のような自然なカーブで、
コトバにはできない存在感を放っている。

訳あって、
小さいほうから5人ほどのマトリヨーシカが
我が家で暮らしているのだが、
最近、大きいほうの兄弟たちと
再会させたほうが良いのでは・・・
という思いが日に日に大きくなってきた。

かれこれ7、8年は離ればなれになっていて、
その間は全く気に掛けてもいなかったのだが、
ふとした出来事で、一度気になり始めたら、
もう気になって気になって仕方がなくなってしまった。

理由はわかっている、
答えもわかっている・・・。

あとはタイミングだけ。

1ヵ月後か、1年後か、10年後か・・・。

それが問題だ。

話とは関係ないが、
このマトリヨーシカ、起源は「箱根」にあるらしい。
19世紀末に、箱根にあったロシア正教会の
避暑館にやってきたロシア人の修道士が、
本国へのお土産に持ち帰った
箱根細工の入れ子人形がカタチを変えて、
ロシアのマトリヨーシカになったそうである。

今日は、どうでもいい独り言と、
意味あるエピソードでした。


<今日の逸品>
土地活用読本。
ディアゴスティーニ風に、
1冊ずつ集めていき、
バインダーにはさんでいく仕掛け。
某住宅会社HPのプレゼントとして採用した途端、
記録的なヒット数をカウントする。
いまだに理由は掴めないまま・・・。

2007-12-11

二本目のボジョレー

みちのく古川での、
分譲勉強会最終回。

同時にスタートした5社の中で、
メンバーの吸収しようという心構えや、
実際の営業の中に取り入れていく実行力は、
一番だったのではないだろうか。

徐々に営業スタイルや、
ツール・広告などの見せ方も、
ブラッシュアップされてきた。

ただ、研修の期間内で、
社長の目標だった「建売完売」を
実現するにはいたらなかった。

研修後の社長との会食の中でも、
そのあたりをチクリとおっしゃられた。

伝えてきたことに間違いはなく、
いただいた費用に対して、
倍以上の気付きは残せたのでは・・・
と考えているが、
社長の立場として、
即効性を求められるのも当然なこと。

順調にきただけに、最後のお話は後味が悪かった。
ただ、違った視点からの考えをお聞きできたので、
この会食も有意義なものだったと考えよう。

二本目のボジョレー注文で、
新幹線を1本、乗り過ごしてしまったのは、
いただけなかったが・・・。

さぁ、また明日から頑張ろう。


<今日の逸品>
ある会社さんが運営する
土地活用に関するサイトのプレゼント冊子。
もうひとつ③上級編がある。
振り返ると、冊子やアプローチブック、
提案書、マニュアルなどの
「表紙」デザインの依頼が、
結構たくさんあったことに気付く。

2007-12-09

KamakuRider

自転車での移動をクローズアップした
「Daimon Rider」なる分譲地アピールの雑誌
10/17今日の逸品参照)に触発され、
妻と一緒に北鎌倉の建長寺まで、
紅葉を見に自転車を走らせる。

玄関にアーチを掛ける真っ赤なモミジ。
競い合って集積するXmasイルミネーション。
飛び出した岩石をくり抜いた近道のトンネル。
裏道に点在する美術館やこじゃれたショップ。
「ご自由にお持ちください」と籐籠に入ったみかん・・・。

自動車では気づかないような小さな発見が、
建長寺までの15分の道のりの中に、
たくさん、たくさん溢れていた。

目的地である
鎌倉五山第一位の建長寺。

近くに住んでいながらも、
ゆっくりと中を見学するのは、
小学校時代のウォークラリーで、
寺めぐりをして以来、
20年ぶりくらいだろうか。

重要文化財の三門や、
何とか様式の庭園、
パキスタンから伝わった釈迦の苦行像、
竜の天井絵、
烏天狗の彫像、
由比ガ浜の遠景・・・。

小学生時代には
全く興味の対象ではなかった見るもの全てが、
ココロに訴えかけてきた。

人それぞれが持つ「受け皿」とは、
そういうことだったんだ。

今一度、鎌倉にある社寺仏閣を
ゆっくり回りたくなった。


<今日の逸品>
某コンサル会社商品の提案書。
この辺りから、提案書表紙デザインの依頼を
頻繁に受けるようになる。
コンサルティングも例外ではなく、
中身が全ての時代から、
見せ方が重要な時代へと移っていく。

2007-12-08

どうする?オレ。

かれこれ一昔前から
同じ時代を過ごしてきた
同士たち6人で忘年会。

みんなそれぞれ、
「らしい」人生を着実に歩んでいる。

歳を重ねることで、
細胞の再生能力は落ち、
話題は確実にヤング(?)なネタからは
外れていっているが、
人間的には、会うたびに
どんどんかっこよく、美しく、
魅力的になっていく。

これから先も、
かっこいい40代、50代・・・90代となれるよう、
お互いに刺激を与えあえる関係で居続けたい。

そんな今日イチの刺激は、
「自分の遺伝子を後世に繋げる」
・・・という尊さ。

寒くなってきたし、
そろそろ最後のカードを引くときかな。

「どうする?オレ。」
byオダギリジョー


<今日の逸品>
自動車ディーラーさんでの成果を
営業用にツール化した
「クライアントボイス」というツール。
お客様の声は、
どんなスーパー営業マンのコトバよりも
説得力がある。
画像加工したことがバレないように、
写真の精度を高めることが最大のポイント。
画面ではわかりづらいが、
肌の色に二手間加えてます。

2007-12-07

デザインの種

ん、保存だけして
UPを忘れていた・・・不覚。

今日(12/7の事です)は、
千葉県の会社さんの
勉強会にて講師デビュー。

デザイン・レイアウトのノウハウや、
チラシ構成のポイントなど、
普段のデザイン業務で
気に掛けているコツを話すだけ。
その話すだけ・・・が、
本当に難しい。

頭の中でイメージしていることが、
コトバとして口から出てくると、
なんかそのイメージとは異なったものに
なってしまっている気がする。

単にボキャブラリーが足りないのか、
元々のイメージがぼんやりしていたのか。
発表のレベルはまだまだ完成には程遠いが、
今回、講師をするにあたり、
発表資料をまとめていく過程で、
脳の中にバラバラに散らばっていた
デザインの種が、ひとつのラインにまとまったことは、
ボクにとっても大きなプラスとなった。
デザインレイアウトのコツ<その2>
「グリッド・システム」
キャッチや本文、
写真、イラストなどのパーツを、
方眼のマス目を意識して配置していくと、
おさまりが良く、見ていて気持ちのいい
デザインに感じる。

ただ、これまでの経験からすると、
アイデア出しをする
デザインボードの段階においては、
真っ白なラフに感じるままを
描いていったほうが、
良いヒラメキに繋がる。
・・・気がする。

人生にも、
方眼紙はいらないな~。


<今日の逸品>
九州の会社さんの「工務マニュアル」。
洋書でよく見かける
文字の強弱と詰め込み具合だけで
表紙を構成したもの。
カッチリした雰囲気なので、
現場管理の質もカッチリしないと
恥ずかしい・・・と先方の感想をいただく。
予想通りの反応が嬉しい。

2007-12-05

ボーノボーノ

今日は岡山での分譲勉強会。

午後からのミーティングに備えて、
岡山駅ビル内のカプリチョーザで、
イタリアンランチ。

3人用のセットを注文したのだが、
ソフトボール大のライスコロッケ、
シーザーサラダ、
ピッツァマルゲリータ、
カルボナーラ、
ペペロンチーノ、
コーヒー・・・と、
昼食としては、
明らかに分量を間違えたボリューム。

美味しくて全部食べてしまったのが災いして、
テーブル担当のお姉さんが、
「○番テーブル、ボーノいただきました♪」
と、厨房に掛け声を掛けているときには、
既に、胃が働きをボイコットしていた。

そんな満腹中枢も麻痺した
勉強会の本編では、
事情があって、
登板予定の2日前に
スライド登板(講師デビュー)となる。

資料作り込みの際に、
話す内容はイメージしていたので、
027氏の温かい突然のフリにも、
何とかカタチにはなった・・・と思う。

今日の本番を兼ねた“練習登板”を活かして、
明後日に備えたい。

次回は、午前中。

朝食のボリュームには、
気をつけよう。


<今日の逸品>
昨日に引き続いて、
マチクリスマスカード没デザインその2。

2007-12-04

コピーロボット003

先週土曜日からの
自宅でのデザイン&資料作成業務も、
今日で4日目。

出張が続いていると、
ゆっくり腰を据えて
デザインをしたいものだ・・・と、
ため息が出る一瞬もあるが、
家のデスクチェアに根を張っていると、
今度は、出張が恋しくなる。

人間って、
わがままなイキモノだ。

この4日間でわかったことが、
もうひとつある。

ボクの仕事は日本全国、
いや、世界のどこにいても、
なんとかなるものだ・・・ということ。
(電波砂漠地帯ではNGだが)

この間、マチクリの2名、
クライアントさん3名、
業者さん3名から、
電話&メールにて、
デザイン指示、修正確認、
校正、スケジュール調整、
入稿手配、納品確認・・・と、
様々な業務が降り注いでくるが、
全て、このデスク前で事が足りてしまう。

研修やMTG、セミナーの類いも、
そのうちセカンドライフなバーチャル空間で、
行われるようになったら、
それこそ、動く必要がなくなってしまう。

恐ろしい・・・。

とりあえず、
自分自身の存在も、
CGと人工知能で代替がきく
・・・という事態だけは避けなければ。


<今日の逸品>
12月に突入したということで・・・
マチクリスマスカードの没デザイン案その1。
採用されたデザインは、
到着してのお楽しみ。

2007-12-03

星野ジャパン

今日と明日は、
慣れない研修資料の取りまとめ。

もう、とっくに完成しているはずのタスクだったが、
次々に急ぎの仕事が追い越していって、
ようやく手を付けることに。

まとめる内容は、
「チラシのデザインテクニック」と、
「プラン提案書のビジュアル化」の2つ。

どちらも、
これまでのデザイン・ノウハウを
フル活用してまとめていくのだが、
この「まとめる」技術が、
ボクには欠如しているようだ。

研修で伝えたいイメージが、
頭の中にできあがっても、
これを理論的に、
コンサルタント的に、
左脳的に・・・アウトプットするのが、
どうも難しい。

とりあえず「まとめる」のは後回しにして、
イメージをカタチにしながら、
ページを増やしていく。

偶然か、必然か、
ページを増やしていくうちに、
最終形が見えてきて、
ボク的にはキレイにまとめることができた。

ただ、残念なことに、
「まとめる」コツはわからないまま・・・。

あらためて、
左脳的に物事を考えられる人を
尊敬してしまう。

明日、もう1つ作成すれば、
見えてくるだろうか。
がんばろう。

そして、星野ジャパン。

感動をありがとう。


<今日の逸品>
前職コンサル会社での、
中期経営計画発表資料の表紙デザイン。
半年に一度のこのデザイン依頼で、
季節を感じることに・・・。
パワーポイントの操作を覚えたのは、
この発表資料作成のおかげ。
ムダではなかった。

2007-12-01

トウキョウ ハート

ここ10年くらいで、
一番ココロを動かされたCM。

東京の何気ない風景、
刻一刻と流れていく時間、
たたずむ宮崎あおい、
流れるRIP SLYMEの叙情的な音楽・・・。

そう、東京メトロのCM、
「TOKYO HERT」である。

その何とも言えない切ない空気が、
自分自身の過去の一風景と重なって、
身体中に震えを感じる。

なんていう歌だろう?

気になってネットで調べ始めたのが、
今年の4月頃。

その雰囲気から、
RIP SLYMEであることは明確だった。

クリエイティブ・ディレクターの箭内氏が、
このCMのために依頼した作品らしいが、
発売する予定はないという。

その後も、このCMが流れるたびに、
手を止めてしまう自分・・・。

昨日、何気なく覗いたiTuneのショップの中に、
RIP SLYMEのニューアルバムがあるのを発見。

その中に、「Tales」の曲名が・・・。

それこそ、ボクの手を止めていた、
あの曲だった。

すぐさまダウンロードして、
聴いてみる。

ここからアナタにつなげるレイル
そこから新たに生まれるウェイ
あの扉の向こうに残り香をほんのりと
Ah~♪

CMではなんて歌っているのか
わからなかった歌詞を、
しみじみと噛み締めながら聴いていると、
涙が出てきた。

この曲と出逢って
良かったのか、悪かったのか・・・。

その答えは今はわからないが、
箭内氏にココロを動かされたのは
間違いない事実。

そんな、
仕事をしていきたい。


<今日の逸品>
山口県のとある分譲地の
誕生25周年記念のご案内。
お住まいの皆さんの、
ココロを動かす内容となっているのか。
自問自答・・・。