2008-08-17

ニッポンの夜明け

妻の実家での盆休みを終えて、
無事、高知より帰鎌。

今年の高知の陽射しも、
例年のようにキラキラ、ギラギラ。

小学生がクレヨンで描いたように
四国山地の緑と太平洋の青、
積乱雲の白がクッキリ目に飛び込んでくる。

2日目、
特別天然記念物という
日本最大の杉の木を訪ねる。

樹齢3,000年を超えるという大杉は、
美空ひばり氏も成功を祈願に訪れたという神木。

3,000年後の地球を想いながら、
清らかな気持ちで手を合わせる。

3日目、
今年は例年になく、
家の前の浜で魚が釣れるというので、
義父と共に早起きをして
テトラポット上から釣り糸を垂らす。

朝日の中で、
潮風を受けながら、
波の音を聞いているだけで、
脳の奥のほうがリフレッシュされる心地・・・。

2時間ほどで、
高知でコクトウと呼ばれている
ちっちゃいイシダイのような魚と
ボラの仲間が4~5匹釣れる。

自然と一体になれる
素晴らしい趣味を教えてくれた義父には、
感謝、感謝である。

4日目、墓参り。

おばあちゃんを連れて、
太平洋を望むおじいちゃんの墓へ。

海風が強く、
葉っぱを掃いてるそばから、
風に巻き上げられて振り出しに戻る・・・。

線香に火を付けるのにも、
一苦労、二苦労・・・。

それでも、
やはりご先祖に手を合わせ、
おばあちゃんの笑顔を見ると、
清々しい気分になる。

それ以外の時間は、
ほぼオリンピックをTV観戦。

日常では考えられないほど、
“何もしない”という贅沢な時間の使い方・・・。

さぁ、また明日から。

時計を日常のリズムに戻して、
頑張っていこう。


<今夏の逸枚>
実家の目の前の浜にて、
桂浜方面から昇る朝日を浴びる。
ニッポンの夜明けは近いぜよ~。

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