2008-08-11

Samurai Never Knows

世の中、
オリンピック一色で、
TVもネットも新聞も雑誌も、
お祭りモードだ。

自宅でデザインをしているボクは、チャンネルを回せば、
いつでもLIVE観戦できる環境・・・。

あまりにも誘惑が大きく、
どうやって集中力を保てば良いか、開幕前から心配で、
いろいろ頭をひねっていたが、
いざ始まってみると、
逆に良いサイクルとなって
仕事もサクサクとはかどっている。

1)注目してる種目の放送時間を
  朝イチで確認する。
  (今日で言えば11時半の100M平泳ぎ決勝)

2)その時間を空けるために、
  前後で集中してデザインを進める。

3)その他の種目は
  夜のダイジェストでチェック。

4)次の日に注目の種目が多い場合は、
  前日に前倒しでデザインを進めておく。

などなど・・・。

1週間の中での
オンとオフの切り替えに加えて、
1日の中でのオンとオフのスイッチングも、
結構うまく調整できるようになってきたようだ。

それにしても、
有言実行の北島はスゴイ・・・。

サムライである。

これまでどんな時でも、
マイクとカメラが向けられると、
堂々と自分のコトバで
ありのままを表現してきた彼が、
レース後のインタビューで、
タオルに顔をうずめ、
コトバを失ったときには、
ボクも現地の松岡修造とともに、
なんとも言えない熱い気持ちになった。

スポンサーからの要望で、
米国での決勝のTV放映時間を考え、
夜予選→朝決勝という変則スケジュールに
なっていることを聞いた際には、
その商業主義っぷりに、
ちょっと悲しい想いになっていたのだが、
本当のプロ魂を持ったサムライには、
そんな周りの環境や雑音なんて、
全く関係無かった。

どんな環境のもとでも、
自分本来の力を発揮できること・・・
ボクらグラフィックデザイナーにとっても、
すごく大切なことだ。

いつでもプロ魂をもって、
上を目指していこう。


<今日の逸品>
数年前の折込チラシ。
最近、雑誌風のツールデザインが
各方面で重宝されているが、
この頃も雑誌風の顔を活用していた。
雑誌の表紙デザイン・・・
デザインを追及していくと、
必ずこの表紙フォーマットに
行き着くようになっているのかも・・・。

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