2009-07-22

最後の天体ショー

皆既日食で湧いた
今日の日本。

ボクは鎌倉オフィスでの
デザイン業務だったので、
ソワソワと窓外を眺めながら
その瞬間を待ったが、
湘南地方は雲に覆われ、
残念ながらTVにて
天体ショーを体感する。

とくに神秘的だったのが、
NHKの特番で行われた
硫黄島からの生中継。

歴史の刻まれたその場所で、
いっきに闇のカーテンが降ろされ、
400倍もの大きな太陽が
ちっちゃな月の身体に
スッポリおさまった瞬間は、
自然の偉大さと奇跡に言葉を失う。

高感度カメラが捉えた
フレアとプロミネンスの様子は、
まさに理科の教科書に出ていた
イラストそのものだった。

ぜひ次回は
この目で見てみたい。

ちなみに、
皆既日食ではないが、
金環日食(太陽のほうが月より大きく見え、
重なった月の周りから太陽がはみ出て見える)
・・・が、2012年の5月に関東地方の
大部分で観測できるとのこと。

マヤ歴の途絶える
同じ年、2012年の12月には、
地球が滅亡するらしいので、
この5月の日食が、事実上
地球最後の天体ショーとなる。

何が何でも体感しておかねば。

皆さんの地域では
見れましたか?


<今日の逸枚>
20日、友人の結婚パーティに向かう道すがら、
天上聖母「媽祖」を祀った
中華街の横浜媽祖廟に手を合わせる。
レッドクリフ人気で、
関羽を祀った横浜関帝廟は
毎日人、人、人・・・のようだが、
同じ廟でも、こちらは静寂に包まれていた。
ボク的にはこっちだな。

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