藤沢にある
浄土真宗本願寺派の
永勝寺というお寺。
先祖の墓があるので、
年に3~4回足を運ぶが、
檀家としての
諸々のつとめは、
母に頼りっきりだ。
浄土真宗の開祖と言えば、
あの有名な親鸞聖人だが、
3年後の2012年が、
その親鸞がこの世を去って、
750年という
区切りの年らしく、
大本山である
京都、西本願寺では
法要を中心に
大っきな行事が
目白押しらしい。
その750年という区切りを
本願寺派の檀家だけではなく
一般にも広く伝えていこうという趣旨で、
本願寺派の鎌倉組主催で、
「750回大遠忌―待ち受け法要」
・・・というイベントが、
今日開催された。
席がマバラだと
盛り上がりに欠けるというので、
応援=賑やかし要因として、
家族総出で「鎌倉芸術館」へ繰り出す。
しかし、
1,500席の大ホールは、
予想を裏切り満員御礼状態・・・。
第二部で、
島田洋七氏の
「佐賀のがばいばあちゃん」の
特別記念講演が
組み込まれていたのが、
大きな要因だろう。
雅楽の演奏や、
幻想的に演出された法要、
コーラス、VTR上映に続いて、
島田洋七独演会。
数合わせ程度・・・と、
特に思い入れもなく参加したのが、
ホントに申し訳ないほど、
心を揺さぶられる充実した内容で、
昨日の上野デートに引き続き、
今日も心底リフレッシュできた。
とくに、
島田洋七氏。
たけしやさんまに弄られる
TVに映るその姿からは想像できないほど、
プロフェッショナルな素晴らしい人で、
笑いや涙を振りまきながらも、
きちんと落としどころへ誘導する
その構成力と時間配分・・・、
ハプニングに対する行動や
機転の利いた発想力には
ホントに感心、感動。
人間は、
やっぱり会ってみないと
わからないものだ。
<今日の逸枚>
開演後は撮影禁止なので、
開演直前のホール内の様子。
緞帳の絵は、
鎌倉市在住の平山郁夫氏による
湘南海岸の風景画。
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