2008-07-13

バトンリレー

昨日から、
祖父の百ケ日法要のため、
日光の実家へ里帰り。

金曜日までは雨が降り続き、
どんよりとした梅雨らしい日々だったそうだが、
一転、この2日間は、
ギラギラとした夏休みのような陽射し。

それでも、
標高が高い田舎町だけあって、
朝夕はまだ冷たい冷気が流れ込み、
水道の蛇口からはキーンと冷たい水、
視界には青々とした稲の葉が風にゆれ、
スローライフな、リフレッシャブルな、
命の洗濯な、2日間だった。

祖父の声がしない実家は、
なんだか拍子抜けだが、
それでも、祖母と叔父の2人
一日一日繰り返される日々を、
何事も無かったように過ごしており、
地球も変わらずに回っている。

ボクにとって大きかった祖父の存在と、
自然の中でのちっぽけな人間の存在。

墓前に手を合わせながら、
なんだか宗教的な、哲学な思いに
アタマの中が占領されてしまった。

ボクも次の世代に
キチンとバトンを繋げるように、
自分自身の責任を全うしていこう。


<今日の逸枚>
祖父に祈りを捧げた後、
叔父の案内で日光半日観光に繰り出す。
世界遺産の日光東照宮、中禅寺湖、華厳の滝・・・
妻が日光初体験だったので、
小学校の修学旅行のような有名どころを
叔父の解説付きで回る。
写真は、明智平からの眺望。

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