そのくくりが大きすぎて、
なかなか全体像やそのスタートが見えにくい。
ただ、グラフィックデザイナーとしての街づくりは、
これまで何度となく繰り返してきたので、
そのスタートの合図は、
肌で感じることができる。
今、まさに新しい街づくりがスタートした。
ボクにとってそれは、
027氏からの新しい依頼から始まる。
次に仕掛ける分譲地の
ロケーション調査をして、
そこに住むターゲットを調べて、
背骨の通ったコンセプトを定めて、
心に響くキャッチコピーを決めて・・・と、
ここまでは同行したりしなかったりだが、
その次の商品開発と平行して発生する
027氏のアタマの中を“ビジュアル化”することが
ボクにとってのスタートの合図だ。
分譲地のロゴ、
のぼり、横断幕、野立看板などの外装品、
ホームページのTOPページ、
モデルハウス内外の看板・・・と、
この辺りが街づくりの
初期段階で発生するデザインの数々。
これから始まる新しいプロジェクト、
その先の、人々が暮らす幸せな街並みを想像して、
ワクワク、ウキウキしてくる瞬間だ。
一方で、
その初期段階のデザインの数々が、
新しい街のイメージを決めてしまうので、
ドキドキの瞬間でもある。
ともあれ、
新しい街づくりの一部を担える喜びをかみしめながら、
デザイン、デザイン・・・の日は続く。
<今日の逸品>
先日の逸品で紹介した
ブックカバーデザインの別バージョン。
携帯で話す真剣な女性と、
そのアタマに重なる変なロゴの対比。
写真選びに1日を要した苦い思い出が蘇る・・・。
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