2008-04-10

雪の日光連山に抱かれて

7日の月曜日、

日光の祖父が星になった。

悪性の肺炎が原因とのことだが、
90歳をとうに超えていたので、
思う存分、この世界を全うして、
次の世界へと旅立っていったのだろう。

木工職人だった祖父(母の父)は、
照明器具の笠や、
細かい彫り物の仏壇、
神棚、欄間、家具・・・と、
本当に器用に、実用的な芸術作品を
世にたくさん残してくれた。

ボクが少しばかり手先が器用なのも、
祖父の血を受け継いでいるんだろう。

いつもオガクズの匂いがしてた
元気だった頃の祖父の思い出が、
次から次へと映像化されてくる。

春の嵐が吹き荒れた先週末、
標高の高い日光では、
冬に戻ったかのように冷え込み、
男体山を頂点とする日光連山の山並みには、
真っ白な雪が復活していた。

鎌倉ではピンクよりもグリーンが
目立つようになってきた桜の木々も、
日光は、まさに満開を迎えようとしていた。

以前もここに書いたが、
ボクにとってメモリアルな記念日が続くこの季節に、
またひとつ忘れられない日が刻まれた。

おじいちゃん、
本当にお疲れさま。

少し休んだら、
またいい作品を作ってね

・・・そんな訳で、
バタバタしておりました。

9日にバースディメールをくれた皆さん、
ありがとうございます!

返事ができずに
スイマセンでした・・・。

35歳となったこの1年も、
変わらず宜しくお願いします。


<今日の逸品>
モーゲージローン取扱店に掲示されるステッカー。
・・・のボツ案のほう。
ここにも登場のいつもの家族だったが、
ここでは「35」と「取扱店」のあぶり出し効果のため、
脇役として白黒になる。

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