
日光の祖父が星になった。
悪性の肺炎が原因とのことだが、
90歳をとうに超えていたので、
思う存分、この世界を全うして、
次の世界へと旅立っていったのだろう。
木工職人だった祖父(母の父)は、
照明器具の笠や、
細かい彫り物の仏壇、
神棚、欄間、家具・・・と、
本当に器用に、実用的な芸術作品を
世にたくさん残してくれた。
ボクが少しばかり手先が器用なのも、
祖父の血を受け継いでいるんだろう。
いつもオガクズの匂いがしてた
元気だった頃の祖父の思い出が、
次から次へと映像化されてくる。
春の嵐が吹き荒れた先週末、
標高の高い日光では、
冬に戻ったかのように冷え込み、
男体山を頂点とする日光連山の山並みには、
真っ白な雪が復活していた。
鎌倉ではピンクよりもグリーンが
目立つようになってきた桜の木々も、
日光は、まさに満開を迎えようとしていた。
以前もここに書いたが、
ボクにとってメモリアルな記念日が続くこの季節に、
またひとつ忘れられない日が刻まれた。
おじいちゃん、
本当にお疲れさま。
少し休んだら、
またいい作品を作ってね。
・・・そんな訳で、
バタバタしておりました。
9日にバースディメールをくれた皆さん、
ありがとうございます!
返事ができずに
スイマセンでした・・・。
35歳となったこの1年も、
変わらず宜しくお願いします。
<今日の逸品>
モーゲージローン取扱店に掲示されるステッカー。
・・・のボツ案のほう。
ここにも登場のいつもの家族だったが、
ここでは「35」と「取扱店」のあぶり出し効果のため、
脇役として白黒になる。
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