2008-04-12

サヨナライツカ

辻仁成の有名な恋愛小説に、
「サヨナライツカ」という小説がある。

結婚する前、
同僚に勧められて読んだのだが、
不安定だった心が、
余計にグチャグチャになったのを思い出す(笑)。

この小説の肝となっているキーフレーズは、
今でも忘れずに覚えている。

  人間は死ぬとき、

  愛されたことを
  思い出すヒトと

  愛したことを
  思い出すヒトに
  わかれる。

  私はきっと
  愛したことを
  思い出すだろう。

当時のボクも、
愛したことのほうを思い出すだろうなぁ
・・・と共感した記憶がある。

今のボクは、どうだろうか?

少しその想いが、
変わってきたような気がする。

妻はどうだろう??

○○は?? ××は??

「死」と「愛」について、
深く考えさせられた今週の締めくくり
・・・4月12日。

2回目の結婚記念日の今日、
いつもと変わらずに、
MACのディスプレイにむかいながらも、
2年前とは確実に変わっている世界。

来年、10年後、50年後、
そして死をむかえるときまで、
この先、ボクの想いがどのように変わっていくのか、
ある意味、とても楽しみである。

まずは2年間、
お疲れさま。


<今日の逸品>
ゆとりをテーマとする分譲地の
ロケーションブック。
小さくてわかりづらいが、
この熊本の分譲地にも、
ゆりをモチーフにした
変なキャラが登場していた。

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