2007-11-24

FUJIYAMA

夕方、買い物帰り。

妻に近所を案内すべく、
車で通ったことのない道を回るのが、
最近の二人のブームとなっている。

今日も、我が家のある岩瀬と、
北鎌倉の間にある「高野台」という
住宅街へハンドルをきる。

大船高校という公立高校があり、
学生時代に部活で行ったことはあるが、
もう14、5年は足を踏み入れていなかった。

一箇所しかない住宅街の入り口から、
行き止まりとなる頂上のロータリーまで走り、
Uターンした僕らの目に前に、
ありえないモノが飛び込んできた・・・。

状況が理解できず、
一瞬、思考回路が真っ白になったが、
それは間違いなく富士山だった。

オレンジとネイビーのグラデーションに染まった
西の夕焼けに照らされて、
冬の始まりの澄んだ空に
富士山のシルエットが、
黒く大きく浮かび上がっていた。

それは、これまで見た富士山の中でも、
ベスト3に入る美しさだった。

因みに、
ベスト2は腰越海岸から見た江ノ島越しの富士山。
ベスト1は河口湖畔、大石公園からの富士山。

車で2分の、近所の住宅街で、
こんな素晴らしい富士山が拝めるとは思わなかった。

30年以上も、この場所に住んでいて、
気づかなかったなんて・・・。

地元再発見の旅、
続けていこう。


<今日の逸品>
市川市のマンションの耐震疑惑が
問題になっているが、
その始まりは、
このANEHA氏のズラ疑惑からだった。
その一時のチャンスを逃さないよう、
スポーツ新聞風に取り上げた
Sハイムのチラシ。
2年経った今も、
まだ使えるネタである世の中・・・。
街づくリエイターとしては、
悲しい限りである。

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