2007-10-30

南青山を歩く人々

東京では有名な設計士グループの、
ブランディング・プロデュースの打ち合わせで、
今日は朝から南青山のオフィスへ出向く。

そのプロデュース内容は、
マチクリの多くのお付き合い先がテーマとしている、
一般市民の一般的な子育て世代をターゲットにした企画とは、
180度思考回路の異なる、
アッパーな輝いてるオトナに向けた提案・・・。

グラフィックデザイナーを名乗り始めた当初、
土地建物で1億円を超える物件の
チラシやプレゼンボードをデザインしていたときの、
懐かしい思い出がフラッシュバックする。

なんとも、やりがいのある依頼なので、
ぜひとも関わってみたいプロジェクトである。

それにしても、南青山を歩いている人々は、
日本人の多くが漂わせている、
働き蜂、ワーキングプア的な匂いが全くなく、
「趣味の傍らで、時間の余ったときに仕事をすればいいさ」
・・・的な、自由な空気を醸し出している。

同様にオトナの街である銀座とは、
また違ったオトナたちが生息していることに、
新鮮な刺激を受けることができた。

ん~、あの外車を運転している
20代後半らしき金髪の少年は、
何をしている人なのだろう・・・。

人間ウォッチングのし甲斐のある街が、
またひとつリストアップされた。


<今日の逸品>
デザイン作品としては希少価値である、
都内のリノベーションマンションのチラシ。
「ストレスと闘う人にやさしい住まい」
・・・という「今」に訴えかけるコンセプトがポイント。
視界の中にどれだけ木肌が存在するか
・・・というなごみ度の基準「木視率」の概念を知ったのも
このチラシの企画からであった。

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