2007-09-26

キャラクターづくり

福田首相率いる、福田内閣が誕生した。

麻生さんは、自らも「キャラ立ち」していることをアピールして、
自民総裁選を戦い、思った以上に善戦した。

参院で首相指名された小沢さんは、
言うまでもなく、あの悪人顔で悪役キャラである。

そして福田さん。

世間の見方では、
安心感はあるが、特徴がない、地味、
何を目指しているのか見えない、
輝くオーラがない・・・と、散々だが、
ボクは福田さんの“キャラクター”が嫌いじゃない。

自民党がどうだ、民主党がどうだ・・・とかは、
どうでも良いのだが、
特徴のないことが特徴である福田さんには、
ぜひ頑張ってもらいたい。

小泉王国の官房長官時代の、
ちょっとひねくれた斜めのコメント。

村山首相にも感じたお年寄り独特の包容力。

メガネスーパーあたりで3,980円で売ってそうな、
「普通な」メガネ。

終電の満員電車で、隣の人にもたれかかって
寝ていそうなシルエット・・・。

そのどれもが普通な人の典型である。

キャラクターが出来上がっている人は、
できて当然、やって当たり前。

普通の人だから、頑張って応援したくなる。

もしかしたら、「無印良品」のように、
ブランド化しないブランドを、
キャラ立ちさせないキャラクターを、
意図的につくっているのかもしれない。
・・・であれば、それこそ、スゴイ人である。

今思えば、麻生さんが総理大臣にならなくて良かった。

「アソーソーリ」
「アソーシュショー」
・・・呼びにくいです。


<今日の逸品>
今が住宅の買い時であることを伝える
アプローチブック内の1ページ。
金利が1%上がると、同じ値段で買える分譲地が、

都心から20分も遠くなる・・・という一撃。
「The ○○ Times」の、○○部分を変えるだけで、
クライアントごとのページができあがるという、
ラクチンな1枚。
同じ新聞風のページが
他に5枚あります。

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