2007-09-17

祖父、91歳、敬老の日

敬老の日。

我が家で一番元気があり、
地元でも人気者の自慢の祖父。

・・・でも、今年は様子が違う。

親戚が社長をしている隣にある会社で、
清掃のアルバイトをしていた昨年までは、
いきいきと動き回っていた。

それ以降も、川に入ってゴミを拾ったり、
地域の公園の草刈りをしたり、
家周りの修繕をしたり・・・と、
とにかくじっとしているのが嫌いな祖父。

それが今は、
座椅子に座ってテレビを見て、
布団で横になって、
身体の調子がおかしいと病院に行って、
歩きづらいと杖を買って、
声が小さくなって、
ご飯も美味しくないといって、
笑顔が少なくなって・・・。

医者は言う。

「とくにどこも悪くないですよ。もう91歳ですからね。
多少調子の悪いところも出てきて当然ですよ。
いろいろ悩むことも多く、少し鬱になっているので、
食欲もなくなっているようですが

・・・。

何ができるかわからないが、
時間が許す限り、祖父と時間を共有しよう。
祖父と話をしよう。
祖父と食事をしよう。
祖父を外に連れ出そう。

曾孫ができれば、
また張り合いができるかな。

来月には祖母の13回忌がある。

「さみしいだろうけど、
再開するのはもう少し待っててね、おばあちゃん」


<今日の逸品>
和歌山の大型分譲地。
新しい街区発表を告知するB3サイズの折込チラシ表面。
秋らしさを紙面内に表現しながら、
「愛する家族と来てください」のコピーで、
二匹目のどじょうを狙う。
「頭の良い子が育つ家」VS「頭の良くなる家」
コンセプトでガチンコ競合となるF住宅には負けられない。

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