2011-05-02

違和感

今日、
9.11の首謀者、
ウサマ・ビンラディンが
米国主導の作戦で
殺害された。

歓声を上げて喜ぶ
NY市民の映像…。

肉親や友達を
テロによって
失った人にとっては
特別な日となっただろうし、
威信をかけて
戦いを継続してきた
アメリカ政府にとっても
待ちに待った日
だったかもしれない。

…でも、
個人的には、
1人の人間の死を
喜び合い、歓喜を上げる
世界中からの映像には
違和感があった。

悪の根源を消せば
全てにケリが
つく訳ではない。

第二のビンラディンが
登場するだろうし、
殺し合いは
連鎖するだろうし、
またアメリカへの報復も
あるかもしれない。

テロの全貌も
これでわからなくなって
しまったのでは
ないのか。

罪を犯した者は、
神に与えられた
寿命に達するまで、
その罪を償い続けなければ
ならないのだ。

意図的に与え、
また与えられる死では
何の解決にもならないのだ。

…あくまで、
個人的な考えですが。

翻って、
3.11の首謀者である
東電と国の関係者。

彼らには、
どのような結末が
待っているか
今の段階では全く
想像がつかないが、
ビンラディンが
成し得なかった

“寿命に達するまでの罪の償い”

…を、
命懸けで
実践してほしい。


<今日の逸枚>
本文とは全く関係ないが、
大きく開いたピンクの花。
正式な名前…わかりません。

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