2010-10-02

今こそハマの大魔神社に願う

10月になった。
今年もあと3ヶ月
…あっという間だなぁ。

ホークスの優勝に続いて、
セ・リーグも
阪神の敗戦で
ドラゴンズの優勝が
決定した。

クライマックスシリーズから
日本シリーズへと
プロ野球界でも
秋を感じる季節が
やってきた。

あれだけ
暑かった日々には、
今年、寒くなる日が
本当に来るのか…と
少々不安になったが、
ちゃんとやってきたのだから
季節の神様は
さすがである。

そんな中、
シーズン中は
ほとんど見せ場の無かった
我ら(?)がベイスターズだったが、
ここにきていっきに
話題の中心に躍り出た。

週刊文春と朝日新聞1面の
報道を皮切りに、
TBSから住生活グループへの
横浜球団の身売りと、
新潟へのフランチャイズ移転
…が取りざたされている。

見た瞬間、
正直驚いたが、
まぁ、冷静になって
今の状況を考えると、
当然と言えば
当然の流れだろうか。

物心ついた頃から
父親に連れられて
横浜大洋を応援してきた
ボクらからすると、
そこにあるのが当然だったので、
親会社が変わるのはいいとして、
移転だけは何とか
食い止めてもらいたい。

たしかに、
98年の優勝以降、
ずっと低迷してきているし、
今年一度ナイター観戦した際も、
かなりの空席が目立っていた。

大阪でのタイガースファンや
広島でのカープファンは
難なく探すことができるだろうが、
横浜でベイスターズファンを
見つけるのは結構苦労する。

それでも、
98年、ライオンズに勝って
日本一になった瞬間は、
横浜中、神奈川中が
歓喜に溢れていた。

一塁側の観客席で
その瞬間を迎えることが
できたのだが、
超満員のスタジアムは、
マウンドに仁王立ちの
大魔神佐々木を中心に
一体となって吠えていたし、
一歩街に出ると、
車のクラクションが鳴り響き、
行き交う人はハイタッチ、
こんなに横浜ファンが
いたのかと目を疑うほど、
そこら中で歓喜の輪が
出来ていた。

あの日が、
最初で最後の
特別な日だった…と
語り継がれる
過去の話とはならないよう
心から願いたい。

小泉進次郎氏が
熱く語っていたように、
もっとファン、市民、企業、政治家…
地元に関わる全ての人が
存続に向けての行動を
起こすべきだと思う。

…で、自分、どうするかな。

幸い、あと3日間、
ホームゲームが残っているので、
どこか1日都合をつけて、
横浜スタジアムに足を運んで
声の限り応援しよう。

最後の見納めと
ならないことを信じて。


<今日の逸枚>
10月1日付の
朝日新聞朝刊一面。

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