2010-07-26

東京ウェザーランド

世界中で、
天候がおかしく
なっている。

ロシアでの高温、
中国での大雨、
南米での寒波…。

日本でも毎日、
熱中症やゲリラ豪雨、
雷雨に突風、洪水、
異常発生の生物などの
ニュースが続く。

この“天候災害”…
自分自身に害が
及ばないとわかった途端、
“天候ショー”に一変する
傾向があるようだ。

そういうボクも
子供の時分から、
大雪や台風の
直撃を受けると、
ワクワク、ソワソワして
窓外の状況に
くぎ付けになり、
また、他地方の災害を伝える
特番やニュースが
映し出されると、
ついつい手を止めて
見入ってしまう。

何がそうさせるのだろう。

学生時代は、
大雪や台風のおかげで
学校が休みになったり、
早退になったりしたので、
それらの災害が嬉しかった
…というのもあるが、
今は関係ないし…。

また、
建て替え前の我が家で
大雨を受けた際、
一部の屋根が壊れ、
大量に雨漏りをしたり、
同時に隣りの川が氾濫し、
床下浸水しかけるなど、
自身に直接的な害が
振りかかったこともあったが、
そのときの恐怖も
時間と共にどこかへ
消え去ってしまった。

本当の怖さ、
死に直面する恐怖に
いたっていないから、
“ショー”としか
認識できないのか。

たぶん、そうだ。

それなら、
この災害全般を
限りなくリアルに疑似体験できる
テーマパークを
作ってはどうだろう。

3Dブームに乗っかれば、
迫りくる大津波、
土砂で倒壊する我が家、
増水した川に流される自分など
臨場感溢れる
恐怖を体感できるし、
現代の技術を総動員すれば、
その他の凄まじい気象状況も
五感で感じれるような
再現が可能なはず。

これまでも、
気象実験センターや
企業の体験館などで、
これらの一部は体感できたが、
ぜひ一同に会して、
アトラクションの要素を加え、
『東京ウェザーランド』
…的な施設として、
ぜひ一考を願いたい。

今日も、
突然やってきて
突然過ぎ去った雷に
魂を30分ほど奪われた
ボクでした。

対策も備えも、
共感も批判も…
まずは実際に
体感してから。


<今日の逸枚>
毎週月曜朝に
やってくる八百屋。
他にも、御用聞きの魚屋に
牛乳屋、置き薬の薬売り…と
まだまだ古き良き
商いのスタイルが
生き残っている。
おうちコーポに負けずに
頑張ってほしい。

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