これで満開ってこと

この２日間、

７０ページの冊子の
デザイン編集作業に
没頭する。

あ、カメルーン戦の
９０分間は除いてだが…。

この編集作業の多くは、
エクセルやワード原稿、
たまにパワポ上に
ざっとまとめてもらった素材を
紙面にデザインしていくため
かなり工数の掛かる業務なのだが、
今回はほぼ紙面構成の
出来上がった状態で引き継ぐ。

原稿を受けた瞬間、
「おう、助かった…これで
だいぶ時間短縮できる…」
・・・と手を合わせたのだが、
読みが甘かった（笑）。

他人の作ったデザインを
調整していく作業って
自分でゼロから
作っていくのと同等か
それ以上に手間がかかる
ものだったんですね…。

文字の入力方法や、
段落の設定の仕方、
線の引き方、枠の描き方、
さらには写真の配置の仕方まで、
その人なりのやり方や
こだわりが詰まっているので、
その仕組みをまず理解して、
自分方式に変換しながら
まとめ直していくと・・・
気がつけば結構な
時間を費やしてしまった。

…とは言え、
以前、ここに書いたかもしれないが、
ボクは人がデザインしたデータを
分解して読み解くのが好きだ。

デザインテクニックや、
知らなかった操作法を盗める
いや“学べる”というのが理由の１つ。

そして、
もうひとつの大きな理由が
“人間ウォッチング”。

よく、料理の仕方や
手帳のまとめ方を見れば、
その人の内面が
手に取るように
わかると言われるが、
それと同じくらい
デザインデータにも
個性や性格が現れる。

とりあえず今回も、
人間ウォッチングを楽しみながらも、
７０ページ分が終了したので、
ポルトガルvsコートジボワール戦でも
観戦するとしよう。


＜今日の逸枚＞
昨年は花を付けなかった
玄関横の紫陽花が今年は満開に。
咲き始めのように見えるが、
中央部分はこれが完成形で
円の周囲にだけパープルの花をつける
額紫陽花という品種。
鎌倉＝紫陽花のイメージがあるが、
この額紫陽花は少数派。
花をつけたということは、
今年はいいことありそうだ。