2010-03-30

英名:Japanese snowbell

いつ
土佐ブンタンの
話題ばかり
取り上げているので、
もう一本の
シンボルツリー
・・・を紹介。

エゴノキ。

玄関横の
グリーンゾーンで
土佐ブンタンの
横に並んで、
健気に我が家を
見守っている彼。

土佐ブンタンのほうは、
高知を思い出せるように・・・と
新築当時、妻方の父が
はるばる高知から
連れてきてくれたのだが、
その土佐ブンタン・・・
ヒザ上ほどの背丈しかなく、
当時は“シンボルツリー”とは
とても言えなかったので、
隣りにもう一本植えることに。

ちょっと弱り気味で、
元気がなかったが、
グリーンショップの店先で、
人恋しそうに枝を揺らしていた
2mほどのエゴノキと出逢い、
我が家の一員に迎え入れる。

えぐい(えごい)味の
2cmほどの実を付けることから、
エゴノキ・・・と呼ばれるようだが、
昔は「玄関横に植えるもんじゃない」
・・・と言われていたそうだ。

  □落葉樹なので、落ち葉の掃除が大変。

  □赤い実を付ける千両や南天が
   縁起がイイとされているがエゴノキは白い実。

  □小高木に分類され、成長すると10mほどになる。

・・・などの理由から
以前は敬遠されていたらしいが、
最近では・・・

  ■すずなりに花をつけ、
   とてもイイ香りを放つこと。

  ■葉っぱの色が
   流行りのイエローグリーンであること。

  ■ほとんど放っておくだけ・・・と、
   手入れが簡単なこと。

  ■新芽→花→実→落葉・・・と、
   四季折々の表情を楽しめること。

・・・という特徴が、
イマの時代に受け入れられ、
評価が昔とは真逆になったそうで、
玄関先のシンボルツリーとしての地位を、
かなり確立してきた。

4年経った今では
隣の土佐ブンタンに
急激に追い上げられ
ほぼ同じ背丈となったが、
我が家にやってきた当時の
枯れかけたその身体からは
想像がつかないほど
元気に成長している。

今年も、
葉の新芽が
顔を出しはじめた。

snowbell・・・な白い花をつける
5月が楽しみだ。


<今日の逸枚>
毎年不思議なのだが、
このエゴノキ・・・各枝ごとに
時間差で新芽をつけていく。
陽のあたり加減か、
栄養分の行き渡り具合か、
彼の気まぐれか・・・。
今年もまずこの枝にだけ、
新芽が広がった。
・・・不思議だ。

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