2010-03-01

機転の利かせどころ

2010年も
あっという間に
3月に突入した。

胸の高鳴りを
毎日運んでくれた
冬季オリンピックも
今日で幕を閉じ、
代わって今週末には
Jリーグが開幕。

プロ野球では
オープン戦が本格化し、
ついこの間の初場所終了後、
朝青龍問題で
騒がしかった大相撲は、
もう春場所が始まる・・・。

競馬界では、
春のGⅠ戦線に向けて、
トライアルレースが始まり、
感動を与えてくれたばかりの
キムヨナと真央ちゃんは、
休む間もなく、
今月トリノで開幕する
フィギュアの世界選手権で、
再び激突するらしい。

こうしてみると、
スポーツを通して、
季節の移り変わりを
意識することがホント多い。

生活とスポーツが、
切っても切れない関係に
なっていることを痛感する。

平和な証拠だと思う。

・・・そんなバンクーバーでの閉会式。

ライブ映像やニュースで
ご存じの方も多いだろうが

閉会式のプログラムは
素晴らしい構成だった。

3週間前の開会式で、
ステージ下から4つ出現する
予定だった聖火台の足が、
トラブルで3つしか出ず、
最終聖火ランナー4人のうち1人が、
点火できなかった・・・という
前代未聞のハプニング。

その故障した1本の足を
閉会式最初の演出として出現させて、
点火できなかった聖火ランナーが
再び登場し点火した。

セレモニーの後には、
火が消されてしまうため、
たった2時間の炎である・・・。

こうしてみると、
あの開会式でのハプニングも
台本通りだったのか・・・と感じるほど、
機転の利いたユーモア溢れる発想だった。

失敗した犯人を探して、
その人一人に罪を擦り付けるのは簡単だが、
その失敗を取り戻して、
しかもそのマイナスを
一気にプラスへと変えてしまう
臨機応変な対応は
なかなかできるものではない。

失敗しても
取り戻せるんだ・・・。

ちょっと勇気をもらえた
閉会式だった。

拍手!拍手!拍手!


<今日の逸枚>
閉会式にして初めて
本来の姿となった聖火台。
2012年に地球が終わらなければ、
次は2014年のソチ。
4年後・・・どんな世界になってるだろう?
いろいろ楽しみだ。

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