2010-01-30

こどもってどうしてうまれるの?


昨年末、 我が家の家庭菜園で
収穫された土佐ブンタン。

1か月間の熟成期間を経て、
今日、仕事の合間に
妻と味わった。

感激のひととき・・・。

中の実は、
ひと房、ひと房、
黄色に輝いていて、
味も、売り物と変わらない
まさに土佐ブンタンそのものだ。

それにしても、
庭先の小さな木が、
毎年毎年、間違えることなく
同じ実を成らせる
“生命の神秘”には
驚くばかりだ。

何を言ってるんだ???
と思う方もいるだろうが・・・。

小さな細胞ひとつひとつの中に、
精密な設計図(=DNA)が入っていて、
その情報をもとに個体を形成していく
・・・と理科の授業で教わっても、
実際に見た訳ではないので、
にわかには信じられない。

人間にしたって、
精子と卵子からスタートして、
こんな精巧に動く塊が
できあがるのだから、
神の存在を信じたくなる
キモチもわかる。

自動車だって家だって、
分解していけば小さな部品だし、
人を感動させるデザインだって
マルとサンカクとシカクの
集まりでしかない。

・・・でも、
その最少単位が
この世に存在しなければ、
世の中すべてのものが無である。

考えれば考えるほど、
訳がわからなくなるが、
ひとつ言えることは、
この世が存在すること、
自分がこの世に存在することって
ホントに奇跡みたいなものだ。

何億分の一か、
何兆分の一か知らないが、
そんな偶然に偶然が重なって
今の瞬間がある。

この奇跡を無駄にしないためにも、
1分、1秒を大切にしないとなぁ。

・・・そんなことを考えながら、
土佐ブンタンを味わう。

このひと房が美味しいんだから、
理由なんてどうでもいいか・・・。


<今日の逸房>
土佐ブンタン。
他の柑橘類と違って、
収穫後1か月して
ようやく食べ頃となる。
熟成されることで、
味が濃縮して、甘味が増して、
歯ごたえがモチモチしてくる。
近所のイトーヨーカドーでも、
毎年1個600円~800円で
手に入るので(た、高い・・・)、
興味を持たれた方はぜひ。

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