かれこれ十数年が
経過するが、
その間ずっと変わらない
ものがある。
手帳のフォーマットである。
職種は、
販促企画からマーケティング、
住宅営業、スーパーバイザー、
そしてグラフィックデザイナーと
毛色の違う道を歩んできた。
手帳のサイズも、
当初のA5サイズから、
現在のバイブルサイズへと、
一度、転換期を経験し、
手帳本体に関しては、
気分一新したくなる年もあり、
何度となく買い替えてきた。
けれど、
その中身・・・
手帳のフォーマットは
ずっと同じメーカー「Bindex」の、
「見開き1週間」タイプで、
日にちが上から下へ流れていくもの
(右ページは罫線だけ)を
使い続けている。
右上の写真がソレだ。
自分で言うのもオカシイが、
結構几帳面な性格(!?)なので、
ボクの手帳をのぞき見た人は、
「キレイにまとめてますね~」
・・・と褒めてくれる。
ありがとうございます・・・。
「変わった使い方してますね~」
・・・同じフォーマットを使っている人の多くは、
こういう感想をくれる。
そう、ボクの使い方は、
普通の使い方ではないらしい(笑)。
ボカシてあるので、
わかりずらいかもしれないが、
言われてみればその通りだ。
このフォーマット・・・
日にちは上から下に流れていくのだが、
各日の時間は左から右に流れている。
つまり一番上の段、月曜日の朝に、
左端から時間が経過し右端で一日が終わり、
火曜日には一段下がって、左端にワープする。
たしかに良く見ると、
ご丁寧にも一番上には
「・・9・・12・・3・・6・・9・・12」
という時間メモリが付いている。
ただ、ボクには、
この“ワープ”という感覚が
しっくりこなかったので、
日にちの流れと同じく、
時間軸も無意識のうちに上から下へと
勝手に変換してしまっていたようだ。
よく言われていることで、
「デジタルの時計は時間を読み、
アナログの時計は時間を感じる」
・・・というのがある。
アナログの時計では、
長針と短針の示す“カタチ”を
頭の中で“映像”として捉え、
直観的に今何時・・・という
意識付けがされるという。
ボクの場合、
この手帳のフォーマット+独自な使い方も、
おそらくアナログ時計と同じように、
映像として直観的に感じることが
できる最良の方法なのだろう。
まぁ、人によって考え方も違うようで、
元●イブドアの社長のように、
手帳派を完全否定する方もおられるが、
どんなにスケジュール管理のIT化が進んでも、
ボクは手帳を併用していくことに
なるんだろうなぁ。
<今日の逸枚>
来年1月のページが
デザインタスクで埋まり出した。
こんなところで年の瀬を感じる
今日この頃・・・。
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