2009-12-10

浮気しない宣言

社会人になって、
かれこれ十数年が
経過するが、
その間ずっと変わらない
ものがある。

手帳のフォーマットである。

職種は、
販促企画からマーケティング、
住宅営業、スーパーバイザー、
そしてグラフィックデザイナーと
毛色の違う道を歩んできた。

手帳のサイズも、
当初のA5サイズから、
現在のバイブルサイズへと、
一度、転換期を経験し、
手帳本体に関しては、
気分一新したくなる年もあり、
何度となく買い替えてきた。

けれど、
その中身・・・
手帳のフォーマットは
ずっと同じメーカー「Bindex」の、
「見開き1週間」タイプで、
日にちが上から下へ流れていくもの
(右ページは罫線だけ)を
使い続けている。

右上の写真がソレだ。

自分で言うのもオカシイが、
結構几帳面な性格(!?)なので、
ボクの手帳をのぞき見た人は、
「キレイにまとめてますね~」
・・・と褒めてくれる。

ありがとうございます・・・。

「変わった使い方してますね~」
・・・同じフォーマットを使っている人の多くは、
こういう感想をくれる。

そう、ボクの使い方は、
普通の使い方ではないらしい(笑)。

ボカシてあるので、
わかりずらいかもしれないが、
言われてみればその通りだ。

このフォーマット・・・
日にちは上から下に流れていくのだが、
各日の時間は左から右に流れている。

つまり一番上の段、月曜日の朝に、
左端から時間が経過し右端で一日が終わり、
火曜日には一段下がって、左端にワープする。

たしかに良く見ると、
ご丁寧にも一番上には
「・・9・・12・・3・・6・・9・・12」
という時間メモリが付いている。

ただ、ボクには、
この“ワープ”という感覚が
しっくりこなかったので、
日にちの流れと同じく、
時間軸も無意識のうちに上から下へと
勝手に変換してしまっていたようだ。

よく言われていることで、
「デジタルの時計は時間を読み、
アナログの時計は時間を感じる」
・・・というのがある。

アナログの時計では、
長針と短針の示す“カタチ”を
頭の中で“映像”として捉え、
直観的に今何時・・・という
意識付けがされるという。

ボクの場合、
この手帳のフォーマット+独自な使い方も、
おそらくアナログ時計と同じように、
映像として直観的に感じることが
できる最良の方法なのだろう。

まぁ、人によって考え方も違うようで、
元●イブドアの社長のように、
手帳派を完全否定する方もおられるが、
どんなにスケジュール管理のIT化が進んでも、
ボクは手帳を併用していくことに
なるんだろうなぁ。


<今日の逸枚>
来年1月のページ
デザインタスクで埋まり出した。
こんなところで年の瀬を感じる
今日この頃・・・。

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