2009-06-09

のむらのミレー

最近、求められる
デザインのテイストが
多岐にわたってきた。

理由の1つは、
デザインする分野自体が
広がってきていること。

分譲住宅、マンション、
格闘技、旅行、
BBQ、キャラクター、
映画、雑誌、
健康、ブランド・・・。

デザイナー側から
してみれば、
自分の守備範囲を広げる
グッドチャンスなので、
専門分野以外の
タスクが発生すると、
大変ながらもワクワクする。

“街づくリエイター”の
社名の枠組みからは、
完全に飛び出しているが・・・。

そしてもう1つの理由は、
たくさんのデザイン業務が、
並行して進んでいくこと。

2~3のプロジェクトの中で、
必要なデザイン物を
じっくり仕上げていくのなら、
アタマの整理もしやすいのだが、
今数えてみると、
常に15~20程度の
異なるプロジェクトの中から、
かわるがわるデザインタスクが
誕生してくる。

前にデザインしていた脳のまま、
次のデザインに取り掛かると、
イメージが重なってしまい
ボンヤリとしたアウトプットになってしまう。

こういう状況では、
いかに自分のアタマの中で、
細かいリセットを繰り返せるかが
ポイントになるのだ。

テイスティングのプロが、
次の料理を口に運ぶ前に、
一度水を含むのに似ているかな。

特定の音楽を聞いたり、
ストレッチをしたり、
近所を歩いたり・・・と、
リセットの方法にも
マイブームがあるのだが、
最近効果を発揮しているボクのリセット法が、
のむらのミレー&コーヒーである。

高知人なら誰もが知ってる・・・
県外の人はほとんど知らないという
のむらのミレー。

妻宛に高知の義母さんが
送ってくるダンボールの中に、
最近何故かたくさん入っている。

地元の煎豆メーカーがつくる
昔ながらのビスケットなのだが、

サクッとした食感と、
天日塩によるほんのり塩味、
豆菓子を揚げた油で一緒に揚げる旨味・・・が、
何とも言えない後ひく美味しさで、
苦めに落としたコーヒーと良く合い、
気分転換に最高なのだ。

最近では、
その美味しさが注目を集めて、
地元のスーパーだけでなく、
高知龍馬空港やサービスエリア、駅、
県内の土産物屋にも並ぶようになったので、
アタマの中や人間関係、人生等を
リセットしたくなった際には、
ぜひ一度お試しを・・・。

ビールのつまみにもイチオシです。


<今日の逸枚>
のむらのミレー。
高知市大津の(有)野村煎豆加工店製造で、
1袋200円程度。
地元スーパーだと1袋で買えますが、
お土産だと6袋セットだったような。
ホントハマリマス。

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