2009-05-21

仏像ブームとウルトラマン

今、仏像ブームが
キテるらしい。

その男前で、
(男ではないが・・・)
凛々しいたたずまいに
キュンとなる若い女性が
増殖していく中、
「国宝阿修羅展」の開催で、
人気が決定的となったようだ。

仏像特集が組まれた、
4/15日号の
雑誌『BRURUS』は、
増刷に次ぐ増刷でも
なかなか手に入らず、
また、フィギュアで有名な
海洋堂が発売した
15,000体限定の
「阿修羅像フィギュア」は、
発売開始2日間で完売し、
定価2,980円だったモノが、
現在ヤフオクでは
13,000円~15,000円程度で、
取引されている。

購入するのに1時間以上も
並んだという話を聞いただけで、
ぐったり疲れてしまうが、
買っておけば良かったかな・・・と
少しだけ後悔する。

日曜日のラジオ。

TBSの安住アナが
パーソナリティをしてる番組に、
みうらじゅんがゲストに出ていて、
仏像について熱く語っていた。

みうらじゅんと言えば、
仏像ブームがくる、くる・・・と
ずっと前から予言していたので、
今のこの状況には
「ホラッ!」って感じで
鼻が高いだろう。

・・・で、
その番組内での話だが、
ウルトラマンは、
実は弥勒菩薩(みろくぼさつ)の
姿やポーズ、生き方、背景を
真似て誕生したという。

口を少し開いて、
表情があるようでない
慈悲に満ちたその顔。

スペシウム光線の
手の組み方。

何億光年の宇宙から、
地球を救いにやってくるという設定。

煩悩に満ちた怪獣を
打ち負かす使命。

久しぶりに「へぇ~」と
頷いてしまった。

円谷プロのその着眼点と、
みうらじゅんの先見性、
ブームを作る女性パワーには、
ただただ感心する。

国宝阿修羅展は、
6月7日まで開催してるようなので、
行列覚悟でウルトラマンの原型に
会いにいってくるかな。


<今日の逸品>
役目を終えた白い花びらを落とし、
実となる部分が膨らみ始めた
我が家のブンタンの様子。
毎年毎年、同じ実を付けるように
指示をする設計図(遺伝子)が、
この木の中に存在するという不思議・・・。

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