2008-03-02

日本民族の誇りと自信

今日は訳あって
妻と横須賀まで繰り出す。

いとこが横須賀市の
久里浜に住んでいたので、
子供の頃はよく三浦半島内のスポットにも
遊びに連れていってもらったものだが、
オトナになってからじっくり訪れるのは、
相当久しぶりである。

沖縄での米軍暴行未遂事件や、
横須賀港へ帰還途中のイージス艦と漁船との追突事故など、
世の中を諸々騒がせている折だったので、
米海軍のヨコスカ・ベース近隣にも立ち寄ってみる。

今年は、第7艦隊の空母「キティ・ホーク」に変わって、
原子力空母「ジョージ・ワシントン」が
横須賀を母港として配備される年。

原子炉の安全性から、
地元は複雑な心境・・・と、
以前テレビのニュースで見ていたが、
基地前のどぶ板通りやカフェ、
ショッパーズプラザで見かける
米人と地元横須賀民のやりとりは、
以前と変わらず笑顔と笑顔だった。

難しい問題もいろいろあるだろうが、
接点となる人と人のふれあいを身近に感じて、
少しだけ安心した。

そんな横須賀基地の隣にある三笠公園。

戦艦と噴水のある公園、
いとこと走り回った広い公園・・・くらいの
印象しか持っていなかったが、
今日あらためて、
その戦艦の深い歴史の真実を知って、
027氏ではないが、胸が熱くなった。

「戦艦みかさ」

日露戦争において、
東郷平八郎率いる大日本帝国連合艦隊の旗艦として、
終始敵の集中砲火の中で奮闘し、
日本海海戦では、バルチック艦隊を全滅させ
世界史の流れを大きく変えた日本海軍の代表的な戦艦・・・。

説明は続く。

この偉業を成し遂げた
日本民族の誇りと自信を新たにすると共に、
その栄光を永く後世に伝えるために、
そのシンボルとして、ここで永久に保存する。

US NAVYの横須賀ベースと、
大日本帝国の戦艦みかさ・・・。

並んでいるだけに、
余計にいろいろと考えさせられた
日曜日の夕方であった。


<今日の一枚>
戦艦みかさの勇姿。
先端には黄金の菊の御紋が輝いていた。
「今日の逸品」のネタが無くなった訳ではありませんので・・・。

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