2007-12-13

マトリヨーシカ

マトリヨーシカという
ロシアの民芸品がある。

民族衣装を纏った人形の腹を開けると、
少し小さな人形が居て、
その中にはさらに小さな人形が・・・と、
どんどん小さくなっていき、
最後には米粒のようになってしまう
あのロシアのお土産だ。

何とも言えない表情と、
瓢箪のような自然なカーブで、
コトバにはできない存在感を放っている。

訳あって、
小さいほうから5人ほどのマトリヨーシカが
我が家で暮らしているのだが、
最近、大きいほうの兄弟たちと
再会させたほうが良いのでは・・・
という思いが日に日に大きくなってきた。

かれこれ7、8年は離ればなれになっていて、
その間は全く気に掛けてもいなかったのだが、
ふとした出来事で、一度気になり始めたら、
もう気になって気になって仕方がなくなってしまった。

理由はわかっている、
答えもわかっている・・・。

あとはタイミングだけ。

1ヵ月後か、1年後か、10年後か・・・。

それが問題だ。

話とは関係ないが、
このマトリヨーシカ、起源は「箱根」にあるらしい。
19世紀末に、箱根にあったロシア正教会の
避暑館にやってきたロシア人の修道士が、
本国へのお土産に持ち帰った
箱根細工の入れ子人形がカタチを変えて、
ロシアのマトリヨーシカになったそうである。

今日は、どうでもいい独り言と、
意味あるエピソードでした。


<今日の逸品>
土地活用読本。
ディアゴスティーニ風に、
1冊ずつ集めていき、
バインダーにはさんでいく仕掛け。
某住宅会社HPのプレゼントとして採用した途端、
記録的なヒット数をカウントする。
いまだに理由は掴めないまま・・・。

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