2007-10-08

空気を読むということ

金曜日のヤクルト対横浜戦。

それは、西武時代の活躍のほうが
印象深い鈴木健の引退試合。

大歓声のヤクルトファンの前で、
普通に取れるファールフライを
わざと見逃すサード村田。

敵ながらヤクルト側のスタンドから
大きな拍手が沸きあがった。

土曜日の広島対横浜戦。

大量リードの9回に登板したのは、
引退登板の佐々岡。

真っ赤に染まったスタンドは、
最後の佐々岡の勇姿を温かく見守っていた。

バッターはまたもや村田。

試合前に、佐々岡から
「真剣勝負で!」と声を掛けられ、
ホームランか三振か・・・しか頭になかった彼は、
1-3からの高めのストレートを
強振してホームラン。

引退登板では、
わざと三振をするのがお決まりの儀式。

村田は泣きながらベースを回って、
試合終了後、グランドでファンに挨拶をしている佐々岡に
頭を下げに言ったという。

「ありがとう」と村田の肩をたたいた佐々岡もさすがだが、
2日続けて、空気を読んだ村田には感動する。

空気の読めない人のことを、「KY」というらしいが、
“KY晋三くん”だったら、間違いなくファールフライをキャッチして、
お決まりのふ抜けた三振をしていただろう。

時には勝負を無視して、
時には勝負を優先する。

そんな風に臨機応変な行動ができるよう、
空気の先の先を読んで動いていきたい。


<今日の逸品>
泣く子もだまるK小隊の小隊旗。
攻略不可能と誰もが目を背ける戦場にも、
気づけば、この旗がはためいている。
この小隊旗をきっかけに、
チームやプロジェクト、係の
モチベーションを上げるために
ロゴやバッジをつくるのが流行する。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつか出て来るだろう・・・
そう思っていたが、今日だったか。

そう言えばOBIさんに身元割っといたぞ(爆)!