2009-11-03

ちょこっとLOVE

さ、寒い・・・。

仕事日なら、
家の中でヌクヌクと
デザインをしていれば
良かったのだが、
今日は用事があったので、
寒風吹き荒ぶ中、
妻と横浜まで外出。

自転車で向かう
大船駅までの道は、
マフラーと手袋が
欲しくなるほど。

まだ、道脇のイチョウも
色づき始めだというのに、
待ち切れない冬将軍が
もうやってきたしまったようだ。

セッカチだなぁ。

昨年のブログにも
同じことを書いたように思うが、
ボクの体内メモリーには、
空気、気温、風、匂いなどが
細かく記憶されていて、
ある一定の条件が掛け合わされると、
同じ条件だった過去のある日の
記憶が鮮明に蘇る。

・・・で、今日、
自転車をこいでいると、
ボクのアタマの中には、
淡路島の洲本市の隣町、
三原町の玉葱畑の風景が現れた。

ボクは当時マイカーだった
マニュアル仕様のサニーを運転していて、
かすれたカーラジオからは
当時流行っていた(?)プッチモニの
「ちょこっとLOVE」が流れ、
KENT‐1を片手にくゆらせながら、
缶コーヒーのネスカフェ
サンタマルタを飲んでいる。

その一瞬の風景は、
振り返ってみれば
本当にあった日の記憶なのだが、
特別な日という訳でもなく、
ありふれた日常の、
何でもない一日である。

数あるメモリーの中から
どうしてその一日が、
ピックアップされ、呼び戻されて
脳裏に蘇ってくるのか・・・。

何かを暗示しているのか、
本当は何か意味があった日なのか・・・
人間の脳って
本当にミステリアスだ。

<今日の逸枚>
海からのぞむ横浜。

0 件のコメント: