2007-10-21

極楽という世界

今日は、祖母の13回忌で藤沢の永勝寺へ。
一番近い身内だけ12人が集まって、
祖母と心を通わす。

7回忌から6年経って、
お世話になっていた住職も亡くなり、
次の住職へ引き継がれていた。

その、新しい住職。

太っているだけあって、
声に張りがあり、
なかなか良いお経をあげる。

途中、2度ほど、
どこまで読んでいるのかわからなくなり、
立ち止まる場面には苦笑したが・・・。

まぁ、若いので、修行の途中ということで、
これからの成長に期待しよう。

一通りお経が終わった後で、
10分ほど、説法をしてくれた。

題材は、
「祖母の暮らす極楽とはどんなところか?」
・・・というもの。

要約すると、
・ずっと西の果ての700もの神の国を超えた先にある。
・国を支配しているのは阿弥陀様。
・周りは柵と堀でガードされ、悪い外敵をシャットアウトしている。
・7つの湖があり、何にでも効く神水で満たされている。
・そのほとりに宝石できた神殿が建ち並び、人々はそこで暮らしている。
・世界で一番美しい声で鳴く双頭の鳥が飛び交っている。
・心をなごます美しい音楽が1日中空から聞こえている。
・朝と夕に近隣の国へお供物を運ぶのが、極楽に住む人の仕事。
・一番の楽しみは、阿弥陀様のお話を聞くこと。

ちょっと退屈そうな世界ではあるが、
名前の通り、この世、あの世を含めた中で、
一番楽しい国なのだそうだ。

その後、清清しい気持ちで、
墓参りをして、
「御代川」で食事をとって、
従兄弟の子供たちと遊んで、
家路につく。

充実した良い1日だった。

南無阿弥陀仏・・・。

南無阿弥陀仏・・・。


<今日の逸品>
栃木県の分譲地、
販売センター横に掲示される看板デザイン。
コンセプトから作り直し、リメイクを行ったため、
提案するものはことごとく採用いただき、
現在も順調に販売が進んでいるとのこと。
楳図かずお氏のシマシマハウスほどではないが、
派手目な配色とデザインが、よく目立つ。

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